肌がきれいなら、女は無敵。美肌を、身体の内側からつくるコツ。

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肌がきれいなら、女は無敵。美肌を、身体の内側からつくるコツ。

「肌がきれいなら、女は無敵。」某化粧品会社のCMのキャッチコピーに、ドキッとした女性は多いはず。出演しているのは、美人女優。「肌もきれいかもしれないけど、顔立ちがきれいなんだから・・・」と一蹴してしまうのは、もったいないことです。

街の中や職場などで、他の女性のみずみずしい肌に、羨ましいと思ったことはありませんか?顔立ちや仕草、会話…女性を魅力的に見せる要素のうち、美しい肌はポイントが高いのです。

ほんの少しの工夫で、内側から肌をきれいにすることができるとしたら…試さない手は、ありませんね。
内側から肌をきれいにしたい女性必見の、手軽なポイントをご紹介します。

きれいな肌つくり…みずみずしい肌は、水分の摂り方がポイント!

■重要なのは「適度な」水分補給。

プロのモデルさんや芸能人が、天然水のペットボトルを持ち歩いて「一日2リットルは飲んでいます」等とコメントしているのを見たことはありませんか。

いきなり真似をして、冷たい水をゴクゴク…これでは、かえって毒素を溜め込んでしまいます。「適度な」水分補給のポイントをおさえましょう。

■コーヒー・お茶は、「水分」ではない?

きれいな肌をつくるための「水分」には、コーヒーやお茶などは含めません

純水・天然水の量だけをカウントしましょう。コーヒーやお茶はカフェインの利尿作用で早く体内から出て行ってしまいますが、純水や天然水は、じんわりと身体の中をめぐり、デトックスを助けてくれます。

■1日に飲む量の目安は?多い方が良い?

1日の量の目安は、500ミリリットルから多い人で2リットル程度。「たくさん飲めば良い」というものではありません。自然に飲みたくなった時に、のどが潤うと感じる程度に飲むことが大切ですので、自分の適量を把握しましょう。

いままで水分を十分に摂っていなかった方が急激に大量の水分を摂ると、腎臓に負担がかかってしまいます。また、一度にたくさん飲むと、せっかくの水分も早く排出されてしまいますので、少しずつ飲む方が効果的です。

■きれいな肌には、キンキンに冷えた飲み物は大敵!

水分は、常温のものを飲みましょう。できれば、体温より冷たいものはなるべく避けたいもの。体温に近い温度の水分は、身体に吸収されやすく巡りやすい一方、冷たい飲み物は体を冷やし、毒素を貯めやすい身体になってしまいます。

暑いときに常温や温かい飲み物を飲むのは抵抗があるかもしれませんが、暑さでほてった身体は、首の後ろや脇などを汗取りシートなどで拭いたり、エアコンの風にあたるなど、表面から冷やしましょう。

その上で常温や温かい飲み物を摂ると、キンキンに冷やした飲み物を飲んだ時よりも、汗が引きやすいことに気付くはずです。

きれいな肌つくり…あの食品に、サプリ並の美肌効果が!

60代以上の女性のうち、きれいな肌をしている方にアンケートをとったところ、日常的に口にする食品だけでも美肌効果があることが分かりました。

肌年齢20代をキープしている60代の女性が実践しているのは…納豆・ごま・サーモン、このうち、どれか一品を毎日食べる。それだけなのだそうです。

■サーモンは、アンチエイジングの救世主

サーモンは、強力な抗酸化作用をもつアスタキサンチンを多く含んでいます。抗酸化作用とは、日々、体内で参加が進み老化していく、いわば身体の「さび」を防ぐ効果を言います。

抗酸化作用のある食品を摂ることで、日々進行している肌の老化を、ぐっと食い止めることができるのです。

■ごまは、栄養豊富な頼もしい味方。

ごまは、植物性食品の中でもトップクラスの栄養豊富さを誇ります。とくに近年注目されているのは、悪玉酸素を撃退するゴマグリナンという成分です。さらに、ごまに含まれているビタミンEが、このゴマグリナンの働きを助けています。

きれいなお肌作りに役立つのは、ゴマグリナン、ビタミンEのほか、女性に不足しがちな鉄分も豊富です。鉄分が血行を促進し、顔色が明るくなることで、メイクも映えます。

■納豆は、大豆と発酵のダブルパワー食品

納豆の材料は、イソフラボンを多く含んだ大豆です。イソフラボンは、女性ホルモンの一種である、「エストロゲン」に似た働きをしてくれることから、更年期障害や生理不順、乳がんの予防など、多くの効果が期待されます。

そして、ホルモンバランスが整うことで、みずみずしいきれいな肌を作り、保つことができるのです。

そのうえ、納豆はそんな大豆を発酵させた食品です。発酵食品に含まれる乳酸菌の善玉菌は、腸を整えてくれますので、便秘が解消する上に、余分なものを溜め込まない体作りに役立ちます。

また、ダイエットをしていると、きれいなお肌に欠かせないタンパク質が不足しがちです。大豆は畑の肉と呼ばれるほどタンパク質やアミノ酸が豊富ですので、カロリーを気にせず上質なタンパク質をとることができるのも、大きな魅力です。

きれいな肌つくり…UV対策も、内側から!

■きれいな肌に、日焼けは禁物!

海外のセレブの間では、日焼けをした肌は一種のステイタスですが、それも日焼けをした後の入念なケアがあってこそ。
紫外線は、多く浴びてしまうとシミ・シワ・さらには皮膚がんの原因になるほか、シミやシワを一時的に手当したとしても、肌の老化を大幅に進めてしまいます。

しかも、紫外線は、室内にいても浴びてしまいますし、春夏以外の季節も油断できません。きれいな肌作りは、紫外線との戦いといってもよいでしょう。

■おいしく食べてUV対策ができるんです!

日焼けどめクリームやジェル、日傘にサングラス…UV対策グッズを使っていても、毎日さまざまなシーンで日差しを浴びてしまいます。

そこで、日焼けに強い体質を作って、日差しを浴びてもシミ・シワになりにくくしましょう。
日差しを浴びてしまった細胞をリセットしてくれるのは、ビタミンA・C・E・B2・B6やコラーゲン、タンパク質などです。

■カラフルな野菜やフルーツが、きれいな肌をつくる!

日差しを浴びてしまったら、緑黄色野菜を食べましょう。人参、ほうれん草、かぼちゃ、パプリカ…見た目に鮮やかな色の野菜には、ビタミンA(カロテンが豊富です。朝食にはフレッシュサラダやスムージー、夕食には体を冷さないように温野菜サラダやシチュー・スープでたくさん食べましょう。

また、ビタミンCたっぷりの柑橘類やキウイ、いちごなども、日焼けに強くきれいな肌作りにはかかせません。とくにしっかり日差しを浴びてしまったと感じたら、抗酸化作用の高いリコピンが豊富なトマトを食べましょう。

■アンチエイジング・疲労回復には、うなぎ?

紫外線は、体を芯から錆びさせ、疲労させます。いわゆる夏バテに効く、スタミナ料理に、きれいな肌作りのヒントがたくさん隠されています。

土用の丑の日に店頭にたくさん並ぶうなぎや、沖縄など暑い地方で愛されている豚肉の料理には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群たんぱく質の代謝を高めてくれるので、肌のターンオーバーが促進され、きれいな肌が出来上がるのです。

ゴーヤーやパプリカなど、カラフル野菜と組み合わせることで、スタミナもつき、肌もきれいになるという一石二鳥のメニューになります。

おわりに

きれいな肌は一日にして成らず、ですが、きれいな肌は手に入れたら一生ものの宝物です。しかも、内側からしあげたきれいな肌は、日差しやストレスなどの外からの敵にも、強いのです。

日々の食生活や水分の採り方などを、少し意識するだけで、あなたもきれいな肌を手に入れましょう。そして、無敵な女性になりましょう!

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