英才教育と聞くと、お金をたくさんかけて、外の教室や先生をつけて習い事をさせなければできないと考えている人も多いのではないでしょうか?しかし、本当に必要な教育というのは、そういったお金をたくさんかけた習い事をさせるということではないのです。
まだ、0歳の赤ちゃんだから、きっと何を言ってもわからないと思っていませんか?赤ちゃんの学習能力は、大人の予想をはるかに超えるものがあるのです。
なので、できるだけ早い段階、0歳のうちから始めることが効果的です。赤ちゃんの好奇心を上手に刺激してあげながら、通常のお世話や、毎日の赤ちゃんとの遊びの中で、自然に取り組むことのできる英才教育について考えてみます。
絵本は、言葉がある程度認識できるようになり、自分で言葉を発することができるようになってから読んであげればよいと考える親御さんが多いです。
絵本の話の内容などは、きちんと理解できているかどうかはまだ不明です。しかし、赤ちゃんに色彩の鮮やかなイラストを見せてあげるだけでも色彩感覚を刺激してあげることが可能です。
大好きなママやパパが絵本を読んでくれるというだけで、赤ちゃんはきゃっきゃと喜ぶ子が多いのです。
IQの高い子供を育てた母親の子育てなどでも、絵本を毎日10冊読むという習慣を生まれた時から行っていたという話があります。
また、絵本を読んであげる間は、赤ちゃんを抱っこしてあげたり、そばに寄り添ってあげるなどをすることで、赤ちゃんと両親とのスキンシップの時間を作ってあげることもできます。
生まれて間もない赤ちゃんは、自分の指をまだ上手に使うことができません。そのため、おもちゃなども上手につかむことができない時期が続きます。
しかし、半年もすれば、大体の赤ちゃんは、自分のおもちゃや気になったものを、上手に手を使ってとり、自分の意思通りに動かせるようになります。
子育てをしているとわかると思いますが、赤ちゃんの表情がぐっと豊かになってくるのも、ちょうど指先が器用に動かせるようになるころだと思います。
人間は、赤ちゃんだけでなく、大人でも指先を動かすことで、脳に刺激が伝わり、頭がすっきりと活発に動くようになります。
赤ちゃんは、紙やティッシュなどにとても興味を持ちますが、見物していると、自分の指で上手に丸めたり、開いたり、細かくちぎったりして楽しむことが多いです。
また、指先を使う遊びとして、積み木を与えることも効果的です。積み木などは、0歳から2歳くらいまでの間は、誤飲を避けるために小さなものは与えないようにしましょう。
積み木の対象年齢などは、大体が3歳以上となっていますが、0歳から与えることで、英才教育の効果が期待できるおもちゃです。0歳には、0歳なりの積み木の遊び方があります。
0歳の早い段階から英才教育を意識し、取り組むことはとても効果が期待できる方法です。特別なことではなく、毎日の赤ちゃんとのふれあいの中から少し工夫をして、一緒に遊んであげればいいだけのことです。
子供の能力を最大限に発揮させてあげるためにも、ぜひ取り組んであげましょう。