子供の成長を妨げる親のいけない行動パターン

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自分の子供とよその子供を比べてしまう

友達の子供だったり近所の子供だったり、自分の子供と年齢が近いとついつい比べてしまう事ありませんか?

一緒の習い事をしていても他の子供の方が覚えるのが早かったり上手だったり・・・。家に帰ってから「なんで出来ないの?」「○○ちゃんは出来るのに」なんて一番言ってはいけない言葉を出してしまう人いるのではないでしょうか。

気になる気持ちはわかります。でもその事で自分の子供を叱ったり、イライラしたり。なんの為の習い事でしょうか?

あなたの子供はその習い事を楽しそうにして習っていますか?あなたが周りを気にしすぎて無理矢理始めていたり、周りの子と比べていたり、それだけで上達する事も上達出来ない状況になってしまうと思います。

子供って本当に素直です。親の言葉が一番だと思っています。親が見守る姿勢を見せるだけでも子供はとんでもなく成長します。

すごいね、えらいね。と褒めすぎている

今、多いと感じる事は自分の子供を持ちあげすぎている親が多いという事。少しの事でべた褒めしています。

家の中での会話も我が子がどんなに素晴らしいか。他の子にはない所がある。と、その子の目の前で話してしまうので、その子もちょっとした洗脳教育で「自分はエライ、すごい」と思っています。

褒めて育てる事は子育ての中ではとても大切な事ではありますが、褒めすぎて褒められる事に慣れてしまう子供が幼稚園、小学校に入ってぶち当たるのが、同級生、先生はそこまで褒めてくれないという事です。今まで少しの事で褒められていた事が通用しないのです。

褒められまくって育った子供は自分を見てほしい意識が高く、協調性がありません。授業中でも変な所で大声をだしたり注目されようという意識が無意識に働きます。そして幼稚園、小学校ではかなりの確率で問題児になっています。

親は親で「なんでうちの子を褒めてくれないの?」とモンスターペアレントの出来上がりです。

幼稚園や小学校に入ると叱られる事も出来ます。見てもらえない事もたくさんあります。

叱られるという免疫のない子供は叱られると家で「先生は褒めてくれない、怒ってばかり」「友達もありがとうって言ってくれない」など自分勝手な自己中心的な事を言いだします。友達も少なくなります。

褒めるな。と言ってはいません。褒める事は素晴らしいことです。でも何をしても褒めるだけでは子供の為にならないのではないでしょうか。

ほしい物は買う

何でも手に入る世の中、両親だけでなく、その祖父母までもが孫には甘い。という話は今に始まったことではありません。誕生日やクリスマスだけではなくプレゼントしたり普通に買ってあげる事が日常になったりしています。

流行り物のおもちゃやレアカードを手に入れるために親がネットで検索、倍以上のお金で購入、よく聞く話です。子供ではなく、親が必死になって「あそこの子供は持ってるのにうちの子が持ってないなんて」と言う親ばか満載で購入しています。

そして「うちの子はレア物を持っている」なんて自己満足でそれが自慢にもなってしまっています。数年もしないうちに子供は他の事に興味が行くとも考えず・・。

「これが子供の教育に良いのでしょうか?」こう問い掛けると、そういう親に限って「自分も楽しんでいるのだから文句言われる筋合いはない。」「自分の稼いだお金で買ってるんだから迷惑かけてない」など訳の分からない事を言います。

何のために子供に買ってあげるのでしょう。子供が欲しい欲しいと駄々をこねる。これも大事な事だと思います。そこですぐに買ってしまう親、買わない親、ここで子供の金銭感覚、物の大事さが育つのではないでしょうか。

子供は親の背中を見て育つと言いますよね。とても的を射た言葉だと思います。子供は大事です。可愛いです。子供に幸せになってもらいたいと思うのが親心です。

でも親の自分勝手な自己満足や見栄で子供の素直な気持ちの成長を妨げる事は避けていくべきだと思います。

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