「結婚しないの」に辟易する人へ!パターン別切り返しセリフ5選

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結婚していないのにもいろいろ事情もあるし、結婚観を言ったら言ったで甘いと説教される…。「結婚しないの」という質問を何度も繰り返されているうちにだんだんナーバスにもなりますよね。

「結婚しないの」という定型の質問でも相手によって質問の意味合いが異なります。パターン別に切り返しの言葉を見ていきましょう。

まずはパターンを把握しよう

まずは相手がどのパターンに当てはまるのか把握しましょう。

  • A:他意はない
  • B:同世代かちょいうえの既婚女性
  • C:結婚すべきというガチガチの偏見を持つ会社の上司
  • D:親戚が集まる冠婚葬祭での酒の肴扱い
  • E:本当に心配してくれているけどあなたの気持ちはわかっていない肉親

プロローグ

特に他意なく「結婚しないの」と聞いてくる人には、「縁がないんです」「当分結婚する気はありません」という普通の返答をしてもすぐにひきさがってくれます。彼らには文字通り他意がないので、単純に結婚するのかしないのかを知りたいだけです。

タチがわるいのはその他のタイプたち。例えば、「縁がないんです」と答えても、「高望しているんじゃないか」「もっとまわりをよくみてみろ」。「当分結婚する気はありません」という返事には、「ぐずぐずしていると、売れ残る」「子供は早く生んだ方がいい」などと、かなりしつこくくいさがってきます。

他人の人生なのに、彼らはなぜそこまでこだわってくるのでしょうか。

B:同世代かちょいうえの既婚女性

「結婚しないの」という問いに安易に返答すると、ややこしいことになるのがBタイプ。ややこしくなるBタイプの特徴は以下の通り。

  • 同世代かちょいうえの既婚女性
  • かつ、結婚生活に不満をもっていて、なんなら離婚しようかとすら思っている

「結婚しないの」質問の目的は何か

結婚生活が悪化している女性に限って、同性の未婚者に「結婚しないの」を繰り出してきます。または、不満バリバリの自分の結婚生活を盛大に棚にあげまくりいかに結婚はすばらしいかを語ります。

彼女たちは、一見「あなたのことを心配しているのよ」という羊の皮をかぶって質問をしてきます。彼女たちの目的は以下の2つ。

  • 不幸な結婚をしてしまった自分たちのような犠牲者を新たに作りたい
  • 結婚を選択して奮闘している自分を認めてほしい

自分の周りの女性には、常に自分よりちょっと不幸でいてほしいという女性心理です。彼女たちの頭の中の図式は「結婚イコール不幸」。そして周りにいる未婚者を「結婚」にひきずりこんで、「不幸」の世界へご招待することが彼女たちの目的です。

Bタイプへの切り返しパート1

Bタイプに対してへたに「縁がないんです」「当分結婚する気はない」とかわそうとしても、ぐいぐい押してきます。彼女たちは必死です。自分たちより悲惨な犠牲者をなんとしてでも作りださなくてはならないのです。

そんな彼女たちの「結婚しないの」攻撃には、「鏡になる」という作戦が有効です。鏡になって彼女たちの姿を映し出してあげましょう。

彼女たちから「結婚しないの」と質問されたら、「結婚してどういうところがよかったですか」と切り返します。もしかしたら相手が沈黙してしまうかも。それはそれでこわいですね。つわものだと「今は思い付かないけど(!?)結婚はとにかくいいものなの!」と言い切るかもしれません。

結婚生活に不満を持つ既婚女性には「結婚してどういうところがよかったですか」と切り返して自身の結婚生活を省みてもらう。

Bタイプへの切り返しパート2

おそらくこの質問が彼女たちへ最強の切り返しです。「結婚生活って大変ですか」。彼女たちは堰を切ったように、いかに夫は不実で、義父母は人として最低で、お金のやりくりは大変で、子育てはにひどく労力がかかるということをえんえんと話してくれるはずです。

それまであなたに「結婚しないの」と聞いて気遣いを見せていた雰囲気はどこへやら、自分たちの愚痴に夢中になることでしょう。

思いっきり話を聞くだけ聞いたら、「そんな話聞いてるとぉ、なんだか結婚するのこわくなっちゃったな」とダメ押しして、切り返しは終了です。「そうなの。結婚って大変なのよ」と自慢げに鼻を鳴らす人もいるかもしれません。

結婚生活に不満を持つ既婚女性からの「結婚しないの」には結婚生活の大変さを質問し、愚痴へ話題をスライドさせる。

まわりくどいコミュニケーションにつきあっている暇はない

彼女たちがなぜあなたに「結婚しないの」をぶつけてくるのかというと、つまりは「日頃頑張っている自分を認めてほしい」からです。なぜなら、夫が認めてくれないから。

もし、夫が妻の頑張りを認めていて妻が結婚生活に満足しているのなら、未婚の女性をみつけていちいち「結婚しないの」と結婚へとせかすようなことはしません。本人が結婚に満足して楽しい毎日を過ごしているのなら、人はそれぞれ思う通りに生きたらいいと、他人に対して寛容なはずです。

未婚女性を「本当に心配してやっている」と勘違いしているところがこのタイプのタチの悪いところです。「あなたのことを心配しているのよ」という、いい人の仮面をかぶりながらも「結婚しないの?=頑張ってる私を認めてほしい」というまわりくどいコミュニケーションをとるのがBタイプの人たちです。

C:結婚すべきというガチガチの偏見を持つ会社の上司

会社の男性上司などで、女性は早いうちに結婚するものだと思いこんでいるようなタイプからの「結婚しないの」という質問にも困りますよね。

とはいえ、切り返しによってはややこしくなるものの、彼らは、結婚はするべきものと単純に思い込んでいるだけ。もしくは若いお姉ちゃんにちょっかいかけたいと思っているだけ。

対応は比較的ラクなのです。Cタイプへの切り返しはこちら。「私のようなものと結婚してくれる人いますかね?」こう切り返すとリアクションはだいたい2つです。

せっかくなので褒めてもらおう

ひとつめのリアクションは、一生懸命、あなたの良さをあげつらおうとしてくれるパターン。ふだん、面と向かって褒められることの少ない人は、この場を利用して、いい気分にひたることにしましょう。

「君は気遣いもできるし、顔だって申し分ないよ」「料理が上手なんだって?しっかりものだし。君の夫になる人はうらやましいな」などなど、いっぱい褒めてもらってください。

あなたの切り返しに対して「そんな弱気なことじゃ結婚もできないよ」と来たら、「うーん。自分では自分のよさがわからないんですよ。教えてください!」と返して下さい。同じ流れになります。

さんざん褒めてもらったうえで「そんなことありません。わたしなんかまだまだです」。で、切り返しは終了。

涙が出そうになってくる

もうひとつは相手がリアクションに困ってしまうパターン。「私のようなものと結婚してくれる人いますかね?」に対して「うーん」と押し黙る。もしくは、「そうだな…。」と納得される。

それはそれで涙が出てきそうになりますが、そもそもの目的は「結婚しないの」という言葉に切り返してその場を収束させることです。「うーん」や「そうだな」というリアクションが相手から来たら一抹の寂しさを感じるかもしれませんが、切り返しは成功です。

結婚すべきという偏見ガチガチな会社の上司には「私のようなものと結婚してくれる人いますかね?」というセリフで乗り切る。

D:親戚が集まる冠婚葬祭で酒の肴扱い

冠婚葬祭などで親戚が一堂に集まる場面が憂鬱だという人もいるでしょう。適齢期&未婚のあなたはオジサマオバサマがたの格好の酒の肴です。「結婚しないの」という言葉をかわぎりにあなたをいじって彼らは場を盛り上げようとしています。

演じることがポイントの切り返し

「私の周りにいる夫婦を何組か見ているうちに、結婚願望がなくなってしまったんですよね…。」これが有効な切り返しです。それまで明るかったあなた、一転して暗い雰囲気を醸し出し悩んでる風につぶやいてみてください。

要は「おまえら幸せそうに見えねえよ」ってことを言っているわけですが…。後ろ暗いところがある大概のオジサマオバサマがたはしゅんとするでしょうが、それでもぐいぐいくるようなら、さらにもうひとつの切り返しです。

ターゲットはオバサマ

切り返す相手は、必ずオバサマにしてください。「生まれ変わったら今の旦那さんとまた結婚しますか」。

結婚して数十年経ている世の中の女性のほとんどは、今の夫と来世も結婚したいなんてさらさら思っていません。

おそらくこの切り返しには、オバサマがたは無理やり演技して「もちろん今の旦那」と返すか、一瞬黙るか、「絶対イヤ!」と言い切るか。妻が一瞬黙ったり、絶対イヤと言いだすのを見たオジサマたちは、自分が全く知らなかった現実に突然ぶちあたってドン引きです。

「もちろん今の人」という発言をしたオバサマには他のオバサマ(もしくはオバサマの実の娘)からちゃちゃが入ります。

「えー?ホントに?!絶対そんなことないでしょ!」。オバサマがどれを答えるにせよ、あなたの結婚の話なんてどこへやら。所詮は酒の肴。オジサマオバサマが自身にフォーカスしだしたら、あなたの結婚の話などどうでもいいのです。

冠婚葬祭などで親戚のオジサマオバサマに「結婚しないの」と聞かれたら、「周りを見てたら結婚願望がなくなった」。それでも迫られたらオバサマをターゲットに来世も今の夫と結婚するのか聞く。

E:本当に心配してくれているけどあなたの気持ちはわかっていない肉親

肉親からの「結婚しないの」。対応を間違えてこじらせると、一番、お互いが傷つくことになるパターンです。切り返しは「私が結婚して不幸になるのと、独身だけど幸せでいるのと、どっちがいい?とにかくどっちか答えて!」。

おそらく肉親は、「幸せになってほしい」と言うはずです。さらには、「『結婚して、』幸せになってほしい」と迫られるかもしれません。すかさず「私、今幸せだよ」とにっこり答えて切り返しは終了です。

肉親からの「結婚しないの」には「私が結婚して不幸になるのと、独身だが幸せでいるのとどちらが望みか」と究極の選択を迫る。

本当に心配してくれる人を大切に

あなたに近しい肉親の「結婚しないの」は「幸せになってほしい」という気持ちのあらわれです。なので、切り返してその場を切り抜けることばかり考えるのではなく、きちんと話しあうようにしたいところです。

お互いの結婚観、人生観をよく話し合って、あなたの考えを理解してもらえたら、相手も安易には「結婚しないの」とは言ってこないはずですから。

本当に心配してくれる人に切り返すばかりでなく、時間をとって話をしましょう。

パターンを問わない切り返し

どのパターンにも対応できる切り返しもあります。思いっきり結婚相手の理想を言うのです。
「顔は向井理似。年収1,000万円以上。家事をすべてやってくれる。育児もほとんどやってくれる。私が遊びにいって夜遅く帰っても、私が家を空けて長期旅行に行っても文句を言わない。男3人兄弟の三男。義父母は遠方に住んでいる」。

ポイントは「本気で言っている」感をだすことです。こいつはだめだとあきらめてもらえたらしめたもの。万が一そんな理想の人が実在していたら紹介してもらえるかもしれません。

「結婚しないの」と聞かれるたびになんども理想を繰り返して本気度をアピールしましょう。あなたが、ふだんは空気が読めるキャラクターで通っているとしても、「結婚しないの」という質問に辟易しているのなら、これくらいぶっとんだキャラを演じてもいいはずです。

「結婚しないの」という言葉にむきになって言い返したり、お互いの結婚観をぶつけあって言い争いになるよりよっぽどマシです。

メリハリをつけて対応しよう

「結婚しないの」という質問をしてくる人たちを大きく分けると、あなたのことを本当に考えてくれる人と、そうではない人ということになります。

そうではない人たちには、適当に切り返し、あなたのことを考えてくれる人には誠実に対応する、というメリハリの効いた対応をするのであれば、「結婚しないの」という質問にも大分気楽に接することができるようになるのではないでしょうか。

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