夫が相談をしてきた時に妻はどういう対応をすればいいのか

妻はどういう対応をすればいいのかのイメージ画像

夫婦で結婚生活を送っていれば当然夫と妻、どちらにも悩みが出てくるものです。大抵は家のことは妻が管理するので、それで妻から夫に相談というのが一般的ではありますが、その一方で夫が妻へと相談をしてくるということもあります。

基本的には夫から相談してくる頻度というのは少ないので、だからこそ返答をするのに困る方もいるでしょう。何よりその返答次第では夫婦仲に支障が出て、夫が精神的に病んでしまったり、最悪DVに走ってしまうことがあります。

そうなれば当然妻である自分にも被害が及ぶのでそれは避けたいところです。では実際に夫が相談をしてきた時にはどういう対応をすればいいのでしょうか。

相談の内容は

当然のことながら適切な返答をするには相手がどういう相談をしてきたかは理解しないといけません。

仕事に関しての悩みについて

これは夫がどういう仕事をしているのかを把握していればいいのですが、そうでなければどう答えたらいいか困る内容でしょう。まず、してはいけないのが「愚痴を言わず家庭のために頑張れ」という趣旨の言葉です。

その仕事の苦労を知らない妻がそういうことを言ったら、それは夫としては怒るでしょう。妻の方も家事、育児の大変さを知らず、夫が無神経なことを言ったら腹が立つと思いますが、立場が違えどそれと同じことです。

また、誰かを引き合いに出すのもいけません。それをしてしまった時点で貴方も他の家庭の奥さんを引き合いに出されたら反論できなくなってしまいます。

なので妻としては考え方を変えるように言ってみたり、何か別のことや新しいことをしてみるように言ってみましょう。また、こうした相談や愚痴というのは話せば吐き出して楽になるということもあり、ただ相槌を打って聞いているだけでもいいです。

人間関係の悩みについて

これに関してはその夫がどういう人たちと付き合っているのか知っているかどうかによっても対応が変わってくることでしょう。もし付き合っている人を知っているのなら、その付き合っている人の性格に応じてどのような対応をしてするか言った方がいいでしょう。

知らない場合には下手なことを言うと逆効果になる可能性もあるので、本人にその悩みの種となる人物と話しをしたりするように言ってあげた方がいいでしょう。

金銭面での悩みについて

大抵はお小遣いを上げてほしいとか、そういう自分の金銭の貧しさに関する話になると思われますが、ここで本当にそのまま上げてしまうとのはいけません、人間の欲望というのは底なしなので、より要求してくるようになる可能性があるからです。

なので妻としてはお小遣いを上げるよりは、今している仕事以外で収入が入ってくるようなものを紹介してみたらいいでしょう。特にパソコンを使っているのなら、そのパソコンを利用しての収入が手に入るのを教えれば家に入ってくるお金を増やすことができる可能性もあります。

ようするにあげるお金を増やすのではなく、家に入るお金を増やすという意味で誘導したらいいということです。

また借金の話であるケースの場合には、借金をするかどうかの話だとしたら、基本的には拒否した方がいいでしょう。何故なら状況が悪化する可能性のほうが高いからです。それで家庭まで巻き添えになったらたまったものではありません。

それでもお金の使いどころと返金の計画の目処が立っているのなら、そのまま本人に任せればいいでしょう。しかし具体性のない計画を話す可能性もあるので、しっかりと確認して、そしてそのお金には自分で返金することを言っておきましょう。

身体面での悩みについて

もし何かしら体の不調を訴えてきた場合には、どのような症状かによっても対応は変わってくるので、しっかりといつから悪いのか、どのように悪いのかといった症状は聞き出しておきましょう。その上で危ないと感じたら病院へ行くように言いましょう。

ただ夫によっては病院へ行くほどではないと軽く考えるかもしれません。そう言ってきたらとにかく強く行くように言いましょう。そうすれば夫も渋々了承してくれることもあり、そして自分の体のことを案じてくれたと思って妻にも悪い印象は持たないでしょう。

病院へ行くほどのものでない場合は、とりあえず薬を買ったり、早く睡眠をとったりするように言いましょう。それとタバコや酒が原因の場合にはそれをやめた方がいいということを言っておきましょう。

夫によってはそれに反論してくるかもしれませんが、自分が病気になって苦しいとなると考えれば、それもしょうがないと思ってくれることでしょう。とにかく健康第一、体の不調を案じましょう。そうすれば捻くれた夫でない限り悪い気は持たないはずですから。

子供のことの悩みについて

一般的には夫が育児に参加することは少ないので、だからこそ子供とどう触れ合っていけばいいのかという悩みを言ってくることも多いでしょう。

その場合には特に難しく考える必要はありません。とにかく子供と遊んだり出かけたりするように言ってあげましょう。最もこの悩みについては妻より子供がどう思うかが問題となってくるので、妻の方としても子供相手に夫のフォローをしてあげましょう。

また夫によっては子供に厳しくあたってしまってそれで落ち込んでいるということもあると思います。そういう場合には夫に態度を軟化させるように言いましょう。このケースに関しては妻から子供へ夫のフォローをしてしまうと、夫の厳しさがエスカレートして虐待へと繋がってしまう可能性があるからです。

そしてそうなれば子供だけでなく妻である自分にも被害が及ぶ恐れがあります。なのでここで夫に優しく接するように助言するのは自分のためでもあるのです。もちろん第一には子供のためを思って言うという考えを持つことを忘れてはいけません。

・まとめ

全体通して言えることとしては、軽く答えるのではなく、相手を前に進ませることができるような返答をすることです。拒否や同情だけでは何も変わりません、

この対応によっては自分が相談した際の相手の対応も変わってくることがあるので、だからこそ相手の心情になって、答えた方がいいでしょう。

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る