頭皮が臭うのは男性だけ…そう思ってはいませんか?しかし実は女性も十分頭皮が臭いやすい傾向にあるのです。なぜなら女性は髪が長く、頭皮が蒸れやすいため。しかもさまざまなスタイリング剤やオイルが頭皮にこべり付いて、悪臭の原因となってしまっています。
頭皮の嫌な臭いは女性の印象にとって致命的です。すれ違った時に「脂臭い…」なんて思われたら、絶対に嫌ですよね。ましてや、お付き合いしている男性に抱きしめられた時に臭ってしまったら…。想像しただけでもゾッとしてしまったはず。
そこで、気になる頭皮の臭いを一発で消す、効果的な方法をご紹介します。方法は即効性の高いものから、毎日の習慣にしたいことまでをまとめてみました。これらを行えば、明日からすぐに嫌な臭いがなくなり、髪から良い香りがする女性になれますよ。
なんとなく臭っている気がするけど、よく分からない…まだ確信を得ていない…という方は、この方法を試してみて。なお、いずれも夕方や洗髪前に行いましょう。ショックを受けるかもしれませんが、自分の臭いを知るための確実な方法です。
以上の方法で嫌な臭いが確認できた人は危険レベルです。すぐに対策法を始めてくださいね。臭いがしなかった方も、体調や頭皮の状態で臭いが変わってきます。まだ大丈夫だと思わず、事前に対策しておくのがおすすめですよ。
まず頭皮の臭い対策として第一に取り入れたいのは、頭皮のクレンジングです。この方法は一般的で効果的なため、聞いたことがある方も多いはず。しかし、具体的にどういったクレンジング剤があるかご存知でしょうか。主に販売されているのは以下の通りです。
そして気になるのは、クレンジングの即効性や効果ですよね。商品によっても洗浄力は違いますが、女性の頭皮にオススメしたいのは、オイルクレンジングです。女性特有のスタイリング剤やオイルのこべり付きにはオイルクレンジングが有効なのです。
顔のメイクも、オイルを使ったクレンジングは洗浄力が強く落ちやすいと言われていますよね。頑固なマスカラやアイメイクも、オイル系だとスルッと落ちると評判です。このクレンジング力が、頭皮にも有効となってくるのです。
でもわざわざ頭皮用のクレンジングオイルを買うのはもったいない…どれが自分に合うのかわからない…と思う方も多いはず。そこでオススメをしたいのが、頭皮クレンジングに、メイク用のクレンジングオイルを使うことです。
驚かれるかもしれませんが、顔に使えるクレンジング剤なら、頭皮にも使用できるのです。しかし、くれぐれも自分に合ったマイルドな処方のものを使うこと。そして量や使い方にもコツがあります。以下にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
クレンジング剤はまず手のひらに取り、逆の手の指先につけます。その指で、クレンジング剤を均一に頭皮につけていけましょう。つけにくい場合は、髪をかき分け、ボトルから直接オイルを垂らしてもOK。しかしつけすぎには十分注意してください。
量は顔に使う量の1~2倍程度だと覚えましょう。髪の量によって、調節してください。ショートやボブは顔と同量、ロングで多い方は2倍程度に。クレンジング剤を使いすぎると髪を傷め、脱脂し過ぎる危険性も。頭皮に薄く、まんべんなく付く量がベストです。
そして軽く頭皮マッサージを行い、毛穴に溜まった脂を溶かし出します。その後、お湯でオイルを十分に流し、いつも通りシャンプーを行ってください。いつもより泡立ちが良いのを実感するはずです。乾かすと髪もサラサラになっていますよ。
注意したいのは、クレンジング剤をつけるのは必ず頭皮のみにすること。髪につけ過ぎると、キューティクルがはがれ、痛みの原因になってしまいます。また、マッサージもあまり強くやり過ぎないこと。以上の点に気を付け、オイルクレンジングを行ってください。
また、クレンジングをする頻度にも注意が必要です。一般的な頻度は、せいぜい1週間に1,2回といったところ。それ以上行うと、かえって頭皮にダメージを与えてしまうことになりかねません。
また、オイルが肌に合わなかったり、もともとクレンジングオイルを持っていない場合は、頭皮専用のクレンジング剤の購入をオススメします。トニック系やジェルは清涼感のあるものが多くなっています。お好きなテイストのものを選び、臭いを軽減させていきましょう。
女性用のしっとり系のシャンプーに比べ、男性用のシャンプーはもともと臭い対策に優れています。臭いが気になる時に使用すれば、手っ取り早くサッパリさせることができますよ。
ただし毎日使用すると髪がパサパサになってしまう恐れもあるので、頻度を少なめにしながら取り入れましょう。使用後には毛先を中心にトリートメントをしっかり行うのも忘れずに。
臭いを取るため・防ぐためには頭皮を重点的に洗う必要があります。洗髪したのに、乾かす時に髪がべとつく…なんて時は頭皮がきちんと洗えていない証拠です。そこで、頭皮を重点的に洗う方法をご紹介します。
そして入浴したら、シャンプーをする前に、念入りにお湯洗いを行います。温かいお湯で洗うことで適度に脂や汚れを溶かし出すことができます。ここでも頭皮を重点的に洗ってください。
頭皮全体をお湯洗いしたら、シャンプーを手に取り、お湯を含ませて十分に泡立てます。シャンプーの原液を直接頭皮に塗ることは厳禁です。髪を傷めますし、洗浄にもムラができてしまいます。
美意識が高い方、頭皮を傷つけたくない方の中には、シャンプーの泡立てるためにわざわざネットを使う人もいるのだとか。それぐらい泡が重要なのです。泡立てが苦手な方はぜひ試してみてくださいね。
十分に泡が作れたら、頭皮にまんべんなく付けて、揉み洗いしていきましょう。指の腹を使い、頭皮をマッサージするように行ってください。爪が長い方はシャンプーブラシをおすすめします。効果的に頭皮を洗うことができますよ。
すすぎ流す時は一層念入りに。頭皮や髪にお湯がまんべんなくかかるように、流してください。シャンプーの流し残りは臭いやかゆみの原因にもなります。洗う時間と同じくらい、すすぎにもしっかり時間をかけましょう。
その後のトリートメントは、頭皮を避けて毛先のみに塗り込みます。頭皮にトリートメントをつけると脂っぽくなり、これも臭いの原因となってしまいます。頭皮近くの髪は痛みも少ないですから、トリートメントをつける必要もあまりないと言えますよ。
シャンプーを終えたら、次はドライです。ここにも臭いを出さない工夫があります。まずはタオルドライを頭皮を中心に念入りに行いましょう。水分が多く残っていると乾かすのに時間がかかったり乾きムラができてしまいます。しっかり水気を切っておいてくださいね。
女性だとアウトバストリートメントを利用している方も多いことでしょう。それも頭皮に近い所は避け、毛先のみにすることが重要です。たとえ良い香りの商品でも、蒸れやすい所に沢山つけるべきではないのです。ベタつきや悪臭の原因となってしまいますよ。
そしてドライヤーは必ず髪の根元から当てていきます。乾きにくい根元をしっかりドライすることで、こもった臭いの対策になりますよ。毛先はついで程度でOK。自然と乾いていきますし、ドライヤーの熱で傷んでしまう恐れもありますから。
毛先に水分が残っていて乾かしたい時は、毛の流れに沿ってドライヤーを当てていきましょう。痛みを軽減できるうえ、キューティクルを輝かせられますよ。髪に水分が残っていることこそが、臭いの原因となってしまうので、髪全体を十分乾かすことが重要なのです。
しっかり乾かすことで、頭皮のトラブルも回避できます。頭皮に吹き出物ができやすい人は、ドライが不十分なことも一因として考えられます。特に濡れたまま寝てしまっていた人は、今すぐ改善するべきだと言えるでしょう。
髪から良い匂いがふわっと香る女性は魅力的ですよね。そのためには上記のクレンジングやシャンプーをしっかり行った後、ヘアコロンスプレーを利用してみてください。香水とはまた違った爽やかな香りが、老若男女を問わず受け入れられますよ。
ただし、ヘアコロンスプレーは悪臭の原因をしっかり取り除いてから使うことを忘れずに。髪や頭皮が脂臭いまま使っても、効果は半減してしまいますよ。かえって混ざって悪臭になってしまう危険性すらありますから。
ヘアコロンスプレーはヘアフレグランスとも言い、ドラッグストアや美容室で販売されています。髪全体にふりかけ、艶を出す効果があるものも。テスターを嗅いでみて、自分に合ったものを選択しましょう。甘過ぎる匂いより、爽やかなシャボンの香りがオススメです。
いかがでしたか?頭皮の臭い対策は決して難しいことではありません。ちょっとした気遣いで、簡単に対処できるものなのです。ふんわり良い香りがする美髪になって、好感度の高い女性を目指してくださいね!