女性であれば誰でも悩みの種である「むくみ」です。
むくみで悩む女性には、多くの共通した生活習慣があります。
むくみを発症しやすい生活スタイルとは一体どんなものなのか…、そしてどのように生活習慣を改善してむくみにくい身体にしていけばよいのかを紹介していきます。
また、間違った美容法でむくみを自ら促進させている自滅型むくみ女性も意外と多いため、誤解を解くべくその原因と対策法を探ってみました。
慢性的なむくみに悩みつつも、何をやってもむくみが改善されないという方に、簡単に出来るむくみ対策法も一緒に挙げてみました。
以下のむくみ対策を参考にむくみの原因を取り除き、むくみのない本来のご自分の美脚を取り戻してください。
慢性的なむくみにお悩みの方の多くは、「座りっぱなしのお仕事」に就いています。
血は体中をめぐっていますが、ずっと同じ姿勢であったり座りっぱなしだと、重力に従って下の方にたまってしまいます。
だから朝に比べて夕方は足がむくんでしまうのですが、そんな生活を毎日続けていたら、次第に足が「むくんでいる状態」になれてしまい、皮膚がたるんでますます水をため込みやすい形態になってしまうのです。
座りっぱなしのお仕事の方は、毎日のむくみを必ずその日のうちに解消するようにしましょう。
家に帰ってから15分ほど足を身体よりも上に上げておけば、足にたまった血も上半身へと戻りやすくなります。
上体を床に寝かせて腰から足を上にあげ、自転車をこぐようにぐるぐると回す運動も、むくみ対策に効果的です。
また日中も、座りっぱなしの仕事中にかかととつま先を交互に上げ下げして、ふくらはぎを動かしてあげると、下半身にたまった血を心臓の方へと送り出す力が働きます。
むくみ対策に是非これらの運動を試してみてください。
よく女優やアイドルが、「美肌のために、それからダイエットのために水を毎日2リットル飲む。」などと話しています。
それを安易に真似て、「水を多く飲めば肌もきれいになるし痩せるんだ!」と勘違いしている女性は非常に多いのですが、これは間違っています。
水を多く飲むことは、飲んだ分をきちんとその日のうちに排出することが前提の美容法です。
日常生活であまり汗をかかない人が、安易に水を大量に飲むと、排出できない大部分が身体の中にたまります。
当然重力に従って下半身へとたまるため、下半身がむくむ原因となるのです。
やみくもに水分をとらずに、自分の飲める限界量をきちんと把握しましょう。
普通の人間であれば、一日に「飲み物」として摂取する水分量は、せいぜい800CCほどだということを覚えておいてください。
むくみの原因は「下半身に水分(血)がたまること」ですが、あなたは毎日汗をかいていますか?
美容に気を使う女性であれば、適度な運動やジョギング、または半身浴などで毎日汗をかく時間を意識して持つのですが、多くの女性はほとんど汗をかかずに生活しています。
むくみの原因は水分が汗として排出されないことによる水分過多が原因かもしれません。
毎日とまではいかなくとも、意識して汗をかく時間をもって、水分を身体にため込まない体質を作っていきましょう。
運動を習慣化させることや、半身浴の時間をもつことで、身体の代謝が上がって水分を排出しやすくなるでしょう。
女性に多い「冷え性」は下半身のむくみの大きな原因の一つです。
冷えることによって血流が滞り、滞った部分をむくませるのです。
特に心臓から遠い部分のむくみは冷え症が原因でしょう。
冷え性を改善するためには、半身浴やマッサージやウォーキングなどが挙げられますが、自宅で簡単に出来る方法としてお勧めなのが「青竹ふみ」です。
足の裏をぐりぐりと刺激することで、足の血流がスムーズになり、続けることで冷え性改善につながります。
また、砂糖は冷え性の原因になるため、甘いものを控えることも大切ですね。
あくまでも、ストレスのたまらない、無理のない範囲で行える程度でもかまいません。
続けることで効果はでるでしょう。
また、冷え性改善で有名な食材と言えば迷うことなく「生姜」をおすすめします。
お料理に加えてもいいし、紅茶などに入れてもいいでしょう。
食べてすぐにぽかぽか効果を実感できる優れもの食材です。
生姜をすりおろしてお茶っぱなどの袋に入れ、お風呂に浮かべてみてもいいでしょう。
生姜風呂は古くから万病予防にも適しています。
冬の寒い時期にためして、冷え性改善の効果を実感してみてください。
慢性的なむくみに悩んでいる方の多くは、すでに「むくんでいるのが普通の状態」になってしまってはいないでしょうか。
むくんでいる状態が足に定着してしまうと、非常に危険です。
足の皮膚はたるむし、身体全体の姿勢や歩き方まで、「むくみに対応した」モノになってしまうからです。
むくみを生活に定着させないよう、むくみはなるべくその日のうちに改善するように努力しましょう。
運動などに時間をかける余裕のない人でも、お風呂でちょっと下半身をマッサージするくらいの一手間は掛けられるでしょう。
ふくらはぎは、ふくらはぎのもつポンプ機能ゆえに「第2の心臓」とも呼ばれています。
下半身の血を上半身へと引き上げる力は、ふくらはぎが担っているのです。
むくみが慢性化して悩んでいる方の多くは、ふくらはぎの筋肉の衰えが原因です。
ふくらはぎに適度な筋肉があり、正しく機能しさえすれば、むくみはもう恐ろしくなくなるはずです。
「今すぐむくみをなんとかしたい!」という方は、とにかくふくらはぎをよくもみほぐしましょう。
自分で自分をマッサージすることはとても大変ですが、ふくらはぎは両手でもみほぐしやすい場所にあるため、毎日ふくらはぎマッサージを習慣にしている女性はたくさんいます。
ふくらはぎのポンプ機能を正常にすることによってむくみが解消されるのであれば、テレビを見ながらふくらはぎをもみほぐすくらいの手間は省く価値があるといえるでしょう!
ふくらはぎをもみほぐすことによって、下半身の血流がスムーズに働くようになり、慢性的なむくみも緩和するでしょう。
ふくらはぎの活性化として効果的なのは、もみほぐすことだけではありません。
高さ30センチくらいの高さの台を用意して、両足でその前に立ち、台の上に上がって下がって…をひたすら繰り返すことでも、ふくらはぎの筋肉を刺激することができます。
自宅で簡単にふくらはぎ機能を改善出来る方法として、モデルさんなどの間でも地味に親しまれている方法なので、一度試してみる価値はあるでしょう。
長年むくみに悩んでいる方は、ご自分の本当の脚線美を知らないかもしれませんね。
むくみ解消のために水分量を調節し、適度な汗をかくことを習慣づけ、生姜などで冷え性改善をはかり、その日のむくみはその日のうちに改善するように努力すれば、いずれはあなたを悩ませるそのむくみはなくなるでしょう。
その時にこそ鏡で自分の美しい脚線美を確認してみてください!むくみのないすっきりとした美しい足は、女性力を大幅にアップさせてくれます。
むくみのない美脚を目指して、毎日コツコツとむくみ対策に取り組みましょう!