【３０代の簡単ダイエット】脂肪を溜め込まない身体へ！

３０歳を過ぎて感じる身体の変化の中で、よく聞かれるのが「太りやすく、痩せにくくなった」という声。

昔より食べる量は減っているのに痩せない！服のサイズや見た目に大きな変化はないのに、体脂肪が劇的に増えていた！顔は痩せたのにお腹が出てきた・・・などなど「痩せ方」「太り方」が３０代になると違ってくるようです。

今回は３０歳を過ぎてからのダイエットのコツをご紹介します。

２０代と３０代は何が違う？

２０代までは成長期間

人間は生まれてからおおよそ二十数年かけて身体の細胞の成長を完成させます。ですからこの間は筋肉の発達も良く、エネルギーの代謝も高い時期と言えるでしょう。

また、肉体面・精神面での意欲や活動量も高い傾向にあるため、ダイエットも効果が出やすいと感じられるのです。

３０代以降は衰退期間

成長期のピークを迎えた後は、人間の身体は徐々に衰退期間に入っていきます。成長期だった２０代までを攻めの期間と考えるなら、３０代以降は守りの期間といったところでしょうか。成長という大仕事を終えた身体は休息モードへ切り替わります。

老化を感じ始める最初のポイントが３０代とよく言われるのは、この身体の切り替えタイミングにあたるから。

とはいえ、休息モードに入ってしまった身体も、食生活や運動の工夫でしっかり目覚めさせることができるのでご安心を。体脂肪を増やさないためのコツと減らすコツ、ストレスなく続けられるテクニックをご紹介します！

テクニック：食生活編

毎日何気なく口にしている飲み物や食べ物。選び方、摂り方次第で脂肪を溜め込みにくい身体に！

肉食女子もほどほどに。脂肪を減らす魚食

●肉なら赤身・低脂肪！

私は肉食系女子！３０過ぎても毎日「肉食」です！という方は要注意。

動物性の脂肪は体内に蓄積されやすく、代謝が低下傾向になる３０代以降は特に気をつけたい成分なのです。

●魚なら青魚・高脂肪！

一方の「魚食」はいかがでしょう。

「脂っこい肉を食べたら、次の食事では青魚を食べる」など、肉食と魚食を意識的に取り入れるのが長続きするポイントです。

身体を冷やしていませんか？温食を選ぶコツ

身体が冷えると人間は防御反応で脂肪を溜め込み始めます。女性は筋肉量も少ない事から身体の熱の生産効率もあまりよくありません。

筋トレで筋肉量を増やすのも効果的ですが、まずは身体を冷やさないよう心がける事から始めるのが良いでしょう。

●冷たい飲み物を控える

普段の水分（お茶や水等）は、常温または温めて摂りましょう。お酒を飲まれる方は、熱燗やお湯割りなどにしていただくようにしましょう。

●カフェインを控える

カフェインは身体を冷やす作用があると言われています。コーヒーや緑茶、紅茶、烏龍茶などにもカフェインは含まれますので、なるべく控えると良いでしょう。

●冷たい食品を避ける

例えば蕎麦なら「ざる」ではなく「かけ」で。など冷温を選べるものはなるべく温い方を。また、牛乳や豆乳、ヨーグルト等の乳製品も電子レンジ等などで軽く温めて摂るのがおすすめ。吸収もよくなり、胃腸の負担も軽減できます。

テクニック：運動編

代謝UPには筋肉は欠かせません。さらに筋肉は年齢とともにどんどん低下していきます。

とはいえ、いきなりハードな筋トレを始めるのは難しいので、まずは身体を動かす習慣づくりから。体脂肪を落としながら、筋肉をキープして、美しいボディラインを手に入れましょう！

●体脂肪を効率よく燃焼：有酸素運動

ウォーキングやジョギング等は足裏からの刺激で成長ホルモンの分泌が活発化し、アンチエイジング効果も。また、水泳は水圧によるマッサージと全身運動の効果により、しなやかな筋肉がつき、美しい身体づくりをサポートしてくれるので大変おすすめです。

●基礎代謝を落とさない：筋トレ

筋肉量が増えると、基礎代謝が向上します。基礎代謝とはじっとしている間でも消費される生命維持のための最低カロリーの事。

メニューは手軽に始められるものからでOK。まったく運動習慣の無い方は「腹筋１０回×３セット」くらいから始めるのが良いでしょう。負荷は軽すぎても重すぎてもよくありません。

回数の目安は少しキツイかな、というくらいがポイントです。

いかがでしたか？３０代からのダイエット。体脂肪と筋肉だけにポイントを絞って少し意識的に行動するだけで、何もしていない人とはすぐに差が出てくるはず。気になり始めた今がまさに始め時！まずは簡単なものを一つ取り入れてみてはいかがですか？