憧れのウェディングプランナーになりたい!具体的な仕事内容とは

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女性の憧れの職業でもある“ウェディングプランナー”。2002年にドラマにもなった事から幅広い女性の心を虜にしてきた職業でもあります。「将来はウェディングプランナーになりたい!」という夢を持っている方は現在でも非常に多いです。

夢を叶えたい!と思う女性に“憧れのウェディングプランナーになるためにはどうしたら良いのか、どんな仕事なのか?”という具体的な部分についてお伝えさせていただきます。

ウェディングプランナーについて知ろう!

今はただ「ウェディングプランナーになりたい!」とざっくりとした夢を抱いているかもしれません。しかし、ウェディングプランナーには沢山の魅力と沢山の大変さが存在します。

まずは漠然なイメージから、より現実的なイメージに変換出来る様、ウェディングプランナーについて調べていきましょう。

ウェディングプランナーとは?

ウェディングプランナーとは結婚式場やホテルなどで、結婚式を挙げる新郎様・新婦様の、“挙式・披露宴”をプランニングする仕事・スタッフの事です。

プランニングと言っても、ただ構成を組んでいくのではなく、新郎様・新婦様のご希望に合ったものを提案したり、一緒に考えていき、よりお二人らしさのある結婚式になるよう様々なアドバイスをさせていただく役割でもあります。

プランニングをするから“プランナー”という名が着いていますが、実際にはプランニングだけでなく、営業をおこなったり、配膳スタッフになるなど、プランニングとはまた違う仕事をこなす事もあります。

ウェディングプランナーはどこへ勤務しているの?

一般的には専門式場(結婚式を専門におこなっている結婚式場)やホテルに勤務している事が多いです。中にはレストランに勤務するプランナーもいます。

また、会社によっては、普段、ウェディンググッズやペーパーグッズを扱っているブライダルショップの店員だけれども、結婚式のプランニングの委託をされたり依頼された場合にだけ式場を借り、プランニングするというケースもあります。

どんな仕事内容なの?普段は何をするの?

基本的には土曜日・日曜日・祝日が主のお仕事なので、週末は結婚式のサポートをしている事が多いですが、平日や結婚式のサポートをしていない間には、新郎様・新婦様と結婚式の打ち合わせ(プランニング)を行い、結婚式当日の進行を決めていきます。

列席者の確認やペーパーグッズの案内・提案、作成方法や注意点などを伝えたり、ケーキのデザイン・当日の演出なども一緒に考えていきます。新郎様・新婦様から注文を受けたペーパーグッズ・引出物などの手配も全てプランナーの仕事です。

ざっくりとお伝えすると、平日は日常業務(商品の発注や営業・打ち合わせなど)で、週末になれば結婚式のサポート、自分が担当する新郎様・新婦様の結婚式の介添え…などが多いかと思います。

会社によっては営業をしないという会社もあります。プランニングはプランナーがやるけれど、結婚式当日の介添えは別のスタッフ…という会社も。最初の契約時から最後のお支払いまで全て一人のプランナーというケースもあれば違う場合もあります。

結婚式当日にはどんなサポートをしているの?

担当する新郎様・新婦様の結婚式当日になれば、新郎様・新婦様のお出迎えから始まり、当日の進行を時間通りに進めていく司令塔の役割をしていきます。お二人のサポートだけでなく・ゲストのサポートも重要な仕事です。

引出物の準備や、テーブルセッティング・ゲストの名前とテーブルが合っているか等のチェックも行いますし、挙式・披露宴を出来るだけ時間通りに進めるよう段取り良く先回りし会場全体の流れを動かしていきます。

結婚式が全て終わった後も、お二人のお見送りをし、会場の清掃・次の結婚式の準備などを行います。事務ではなくプランナーが直接、お二人から結婚式の費用を受け取るところまでトータルにお手伝いをさせていただく会社もあります。

ウェディングプランナーの魅力と厳しさ

ウェディングプランナーは憧れの仕事だと言われていますが、実際にはどんな魅力があり、どんな厳しさを併せ持っているのか…現実の世界を知らない方も多いのではないでしょうか。

ウェディングプランナーの魅力と厳しさ…それぞれにどんな点が挙げられるのか、お伝えします。もちろん、魅力も厳しさも沢山存在するので、これからお伝えする事は、ほんのごく一部です。参考までに頭に入れておきましょう。

ウェディングプランナーの魅力

ウェディングプランナーの魅力、それは何と言っても、新郎様・新婦様の人生の門出でもある瞬間をお手伝いさせていただけることです。この喜びや感動は計り知れません。

お二人の最高の笑顔を見ることが出来ますし、お二人にとって大切な方々を集めての貴重な式をプランニングできることは非常に大きな喜びでもあります。仕事のやり甲斐は、世界中のどんな言葉を探しても見つからないほどで、言い表せられません。

新郎様・新婦様の理想的な式になるように提案し、一緒に創り上げ、当日に全てのものを最高な状態で提供できる…そんな大きな感動と、沢山の愛が【仕事】だという事を忘れさせてしまうほどです。心に刻まれる思いこそ最大の魅力です。

ウェディングは“物語そのもの”である素晴らしさ

新婦様が当日着るウェディングドレスの色やベール・ブーケ・指輪・バージンロード…全ての物にそれぞれの物語があります。神秘的な物語の上に成り立っている結婚式は非常に奥が深く、人の心を綺麗にさせる力を秘めています。

この気持ちを当事者である新郎様・新婦様へお伝えすることができ、よりお二人の結婚式を奥深いものにすることが出来るのもウェディングプランナーの特権であり、大きな魅力でもあります。

1つ1つの物語を新郎様・新婦様と一緒に共有することで、結婚式そのものの存在が非常に大きなものとなります。その物語に秘めた想いに、深く感動を受け、涙し、新郎様・新婦様の思いが更に強くなる…といった事も珍しくありません。

ウェディングプランナーにはこんな大変さも…

土日・祝日が主な仕事なので、休日にお休みが無い!それは当たり前の事なのですが、それだけでなく、お客様は結婚式という“時間”という商品に対して大きな金額をお支払いしているため、責任も重大です!

全ての事をミスなくこなせるだけの段取りやメンタルの強さ・機敏さ・心配りが必要な仕事でもあります。何よりもウェディングを“愛している”からこそ、出来る仕事であり、“おもてなし精神”を持つ事が出来るのです。

ゴールデンウィークやお盆など、まとまった休みの時期にも結婚式を挙げる方が多いので、年末年始以外の土日祝日・大型連休は、よくお仕事が入るというケースも多いです。

華やかなイメージの裏では、毎日が体力勝負!

ウェディングプランナーとは華やかなイメージで、夢のある仕事…だと言われます。もちろん、その通りなのですが、裏では、ミス無く結婚式がおこなえるように、何重にもチェックにチェックを重ね、毎日常に本気でお仕事をしています。

気を抜いてしまうことで起きてしまう小さなミスでも、結婚式では大きな問題に繋がってしまいます。また、意外に体力仕事な面もあり、大きな物・重たいものを持ち運んだり、女性では考えられないほどの重労働をすることもあります。

ドレス1着にしても重みがありますし、沢山の荷物・搬入物の扱い、広い会場での移動…と、非常に大変です。華やかで和やかなイメージとは裏腹にパワフルで活動的、とてもたくましい女性が多い仕事でもあります。

ウェディングプランナーになるためには?

ウェディングプランナーとはどんなお仕事なのか、何をするのか…などが明白になってきたところで、今度はウェディングプランナーになるためには何が必要なのか?どうしたら良いのか?などをお伝えします。

ウェディングプランナーは、ABC協会認定のブライダルプランナー検定という資格などもありますし、サービスやマナー検定なども存在しますが、必ずしも資格がなければ出来ないという職種ではありません。

第一に“おもてなし”の心が大切

ウェディングプランナーになるためには、仕事に情熱と愛をもっている事が重要です。情熱と愛情が深ければ深い程、良いプランナーになれるかもしれません。それだけが全てではありませんが、“人間の心”が大切なのです。

スキルや資格などがあれば、尚良いですが、資格がなくても経験がなくても、お客様1人1人に“おもてなしの心”を持ち、ブライダルという仕事を愛していれば、必ず素敵なプランナーになれることでしょう。

日本の伝統を重んじる心や、心底、接客業が好きだ・ブライダルが好きだ・一緒に結婚式を創り上げたい!という“仕事に対する情熱と愛”が重要なのです。ブライダル経験がなく、自信も無いとしても、結婚式への想いが深くて強ければ問題ありません。

ウェディングプランナーになるための専門学校がある!

もっと専門的な知識を学びたい!結婚式というものの元を辿って深く広く知識を得たい!など、より深い部分で結婚について学ぶのであれば、ブライダルを主に学ぶ専門学校も日本各地に存在します。

ここではドレス・ブーケのスタイルなどの基本知識だけでなく、ウェディングケーキの由来・ブーケ&ブートニアの由来・日本人の結婚式の歴史や文化、海外の結婚式について…などの勉強が出来、とにかく幅広く知ることが出来ます。

学校によっては、実際に式場をお借りしてブライダルフェアを行うイベントがあったり、集大成として一般応募者の中から選んだカップルの結婚式をプロデュースするといった大きな企画・イベントなど、取り組んでいる学校もあります。

求人などを見て、積極的に面接へ行きましょう!

入社したい結婚式場などのホームページを見ると、社員募集や、スタッフ募集などの募集要項が記載されていることがあります。また、お住まいの地域にある求人情報や職業安定所へ行くことで、募集の詳細を知る事も出来ます。

まずは、積極的にブライダル関係の仕事を調べ、プランナー募集をしていないかどうか調べてみてください。中途採用ではなく“新卒”という立場であれば、学校などで企業の求人が出ていることがと思います。

最近では筆記・面接…といった一般的な入社試験方法以外にも、エントリーシートなどの方法で、書類選考される場合も多くなっているので、オリジナリティーのある、情熱が伝わる内容を盛り込んでいくと良いでしょう。

現在、学生で週末時間がある方であれば…

今現在、学生をしていて、週末の土日に時間がある方であれば、是非、結婚式場でアルバイトをしてみてください。結婚式場のアルバイトは主に、披露宴での配膳スタッフが多いかもしれません。

配膳スタッフでも、結婚式の流れや雰囲気、接客の大切さや責任の重さを感じる事が出来ます。また、場合によっては、インフォメーションでの受付・会場内の誘導係など、配膳スタッフとはまた違う役割をさせてもらえる事もあります。

アルバイトの情報誌や求人などで調べてみてください。結婚式場やホテル・レストランなどで募集している事もありますし、式場やホテル側での募集ではなく、“派遣会社”に登録をし、派遣として式場へ行き、配膳スタッフをおこなうケースもあります。

いかがでしたでしょうか。ウェディングプランナーのこと、今まで漠然としていた職業・仕事内容が、より具体的になったのではないでしょうか。

華やかだと感じていた仕事でも、裏では大きな責任と重労働が存在している事や、感動・喜びは言葉では表せられない程の魅力がぎっしり詰まった仕事であることは、間違いありません。これほどにまで魅力的な仕事はなかなか存在しないでしょう。

ウェディングプランナーになりたい!という意欲さえ強く持っていれば、必ずアナタのその意欲が、大きく成長させてくれる舞台に連れて行ってくれるはずです。夢を諦めず、トコトン深く、夢を追い続けてください。

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