結婚を目前に控えている、もしくはそう遠くない将来結婚するだろうなぁという二人の間でよく上がる会話の一つに、結婚後にどこに住むかということがあげられると思います。確かに住む場所というのは人の一生を左右するほど大切です。
住む場所に素敵な人がたくさんいれば、それだけで子供は小さいころから将来有望な人達とたくさん出会えて刺激にもなりますし、何よりも人脈が広がります。人間において人脈はすごく大切なものですよね。
逆に治安の悪い地域にすむと嫌がおうにもそういう友達が増えていきます。わざわざ自分達の子供を非行に走らせたいという人達もいないでしょうから、治安の良さというのは、二人が住む場所を決める時において、非常に重要な項目なのです。
このように住む場所を決めるときにはいくつか大切な項目があります。これから結婚を控えているというカップルは特に、ここで紹介する結婚後に住む場所の決め方を参考にして、適切な場所を見つけていって下さい。
人生において大切なことの一つに、いつまでも仲良くいられる友達がいるかどうかということがあります。どれだけ素敵な家族を築いても、新しい街でどれだけ素敵な人に出会っても、それだけでは幸せとは言えません。
そこには自分の人生を今まで近くで歩いていてくれた友達の存在が必要不可欠です。しかし、どれだけ仲の良い友達でも物理的に距離が遠いとどうしても会う回数は減っていきます。そうしてだんだん疎遠になるのです。
たまにしか会えないのが幸せではないのかというと、たまに会えるだけ幸せなのでしょうが、何か嫌なことがあった時、直ぐに呼び出せるような友達が近くにいたら、それだけでもっと幸せなはずです。
完璧な幸せには、絶対に今までの友達の存在というのは必要不可欠です。そんな理由で住む場所を決めるというのは気が引けるという人も少なくはないでしょうが、幸せになろうとするのが悪いことなはずはないのです。
もし、大切で大好きな友達がいるのであれば、その人に会いに行くのに遠くないかというのも、重要な選択肢の一つだと、肝に銘じておいてください。
ただし、これは相手にもいつまでも近くにいてほしいとお願いできることではありません。家族と家族の問題ですから。二人が一人暮らし同士なら問題はありませんが、そうではないので、なかなかそれも難しいでしょう。
ですので、この項目だけできめてしまうと後悔する可能性が高いです。困ったときに子どもの面倒をお願いできたりもするので、この項目はすごく重要なことですが、これだけで決めてはいけません。
大切な項目の一つとして考えるにとどめておきましょう。
もちろん家族といっても今までの家族です。自分の両親や彼の両親、そうした今まで一緒にいた人たちとそこまで遠いところではないというのも非常に重要なことです。何かあった時にすぐに駆けつけないと一生後悔するかもしれませんから。
さらに友達同様ちょっとしたことですぐに逃げ込んだり、何かお願いごとをしたりできるというのも、結婚する二人にとっては大切なことでしょう。とはいえ彼の実家ではそれがむずかしいでしょうから、可能であれば自分の両親の近くであることが望ましいですね。
家族の近くということは必然的にある程度見知った街になるでしょうし、両親の友達なども近くにたくさんいることでしょう。そういう人達が無条件に味方になってくれるというのもすごくうれしいことですよね。
結局は人の人生においてもっとも大切なことは仕事です。仕事がなければ生きることすらできません。したがってより良い仕事を、よりストレスなく仕事をするためには、会社の近くに住むというのが一番でしょう。
確かにこちら側の意思としては、家族や友達のそばに住むのが一番です。彼がフリーランスなどで通勤がない人だった場合には、その項目を第一に考えた方がいいでしょう。しかし多くの場合は彼は会社に通勤する人でしょう。
それならば、やはり会社の近くに住むよりほかないのです。もしどちらかの実家が、同じ県にあるのであれば、どちらかに振り切った方がいいです。中間地点に住むというのはあまり得策ではありません。
彼の幸福度を考えて会社のかなり近くに住むか、自分と子供の幸福度を考えて実家や友達の家と同じ街に住むか、このどちらかに振り切らないと、結局どっちにしても不満がたまるようになってしまいます。
自分と子ども、それとも夫、どちらを幸せにするべきかというと、難しいところではあります。自分と子供が幸せならば、子供すくすくまっすぐ、愛を知る活発な子に育つことでしょう。
夫が幸せならば、どんどんと仕事に対するモチベーションが上がっていき、給料も上がり、より良い生活ができるようになっていくことでしょう。どちらも素敵なことですよね。
地上の電車は良く遅れたりとまったりしてすごくイライラして幸福度が下がりますよね。ですのでおすすめは地下鉄のある町です。地下鉄はなかなか大幅には送れません。ちょっとしたおくれはありますが、1時間も2時間も止まったりはしないでしょう。
ですので、家にも直ぐに帰れますし、大体生活の時間の予測が立てやすいです。今までの項目に加えて地下鉄がある街というのを視野に入れると、かなり場所も絞られてくれるのではないでしょうか。
ここまで、結婚後に住む場所の決め方をご紹介してきました。みんな幸せとはいかないまでも、少しでも全員の幸福度を高められるように、これらの項目を是非参考にして考えてみてください。
少しでも幸福度を高めることが出来れば、少しでも笑顔の多い家庭になるでしょう。笑顔が増えればそれだけで子供は魅力的な子に育つものです。是非、素敵な場所に住み、笑顔の多い家庭を築いていってください。