男性にはいつまでたっても少年のような心を持っていて欲しいとは言われていますが、いざ自分の夫となると子供っぽい心なんて全く必要ないですよね。これから子供ができて育児に家事に追われていくなか、夫がいつまでも今のように子供っぽいと不安ですよね。
誰だってそう思うはずです。大人ですし、それになによりお父さんになる人なのですから、もっとしっかりしてほしいと思うはずです。しかしこれが10代や20代前半の若者ならともかく、20代後半や30代の男性であれば、性格を変えるのはかなり難しいでしょう。
人の人格は10代、20代前半までに完成されてしまい、そこからソレを変えていくのは至難の業です。しかし変えないことには到底育児も家事もこなせる気がしないですよね。それならばなんとかするしかありません。
ここでは子供っぽい夫の性格を変える方法をご紹介いたします。これらを参考に夫の性格を出来る限り改善し、二人の大人がしっかりと家事や育児に精をだせる環境を整えていきましょう。
そして万全の体勢でまだみぬ宝物を迎え入れてあげてください。
何かしてくれる度に褒めてあげるようにすれば彼は次第になんでも得意げにやるようになっていくことでしょう。そうしていろいろやっていくうちに大人としての自覚が芽生えてくるはずです。
まずは彼を動かさないことにはどうすることもできません。とにかくたくさんほめてあげるようにしましょう。要は、子供の育て方と一緒ですね。子供はほめて育てるのが普通ですよね。それと同じことです。
とにかくほめて育てるのです。ある程度時間はかかるでしょうが、物を使って褒めたり、言葉でも褒めたりありとあらゆる方法でご褒美を与えていきましょう。そこからだんだん褒める量を減らしていけば、当たり前のことだったんだと気が付くはずです。
そして、同じ褒めるにしても、夫に大人としての自覚をぐっと芽生えさせる魔法のことばがあります。それは「お父さんありがとう」まだ子供がいなくても子供ができる実感を手に取るように感じればだれでも嫌でも大人になろうとするものです。
それは根っから子供っぽい彼であっても同じことです。何かある度に、お父さんありがとうということで、確かにいつそうなってもおかしくないんだなと感じるようになります。そう感じさせればこちらのものです。
お父さんという言葉を利用して、父親としての事前に目覚めさせていきましょう。はっきり自分で自覚できれば、子供っぽい性格とはサヨナラしてくれることでしょう。
前述のように、もう形成されてしまった人格というのは、そうそう簡単に治ることはありません。しかし本人としては自分が子供っぽいということにまったく気が付いていないということもあります。
それならばもしかしたら指摘すれば、「え、そうなの?」と感じて意識するようになってくれるかもしれません。一度指摘したら、これからも子供っぽいと感じたらその度指摘するけど、怒らないで聞いてねというように伝え、今後も指摘いきましょう。
継続してきしていくうちに彼は、自分はこんなにも子供っぽかったのか・・・と気が付くことでしょう。ちゃんと気が付いてくれれば彼なりに努力して改善しようとしてくれるはずです。
もちろんそれでもあまり簡単には改善しません。しばらくはずっとそういう子供っぽい彼のままででしょう。ですが、彼なりに努力はしているのです。その努力だけでもみてあげましょう。
どちらに転ぶにせよ伝えるということは悪いことではありません。伝え方は確かに難しいとは思いますが、それでもなるべく彼を傷つけないように、刺激しないように気を使いながら、伝えるようにしていきましょう。
頼みごとをたくさんするとどうしても大人としての自覚、男としての自覚が芽生えやすいです。いろいろ頼むことで、何かをほめるときにも褒めやすくなるという副産物もあります。
最初は彼もめんどくさいなぁというリアクションをしてくるかもしれません。しかし何回か繰り返してその度に褒めていれば、自然と、しょうがないなぁ、なんとかしてあげようという意識に変わっていきます。
そういう意識こそが、大人としての、男としての責任感なのです。家庭の中で責任感を感じる場面を増やしてあげれば、それで彼も大人になっていくはずです。だからこそ無理にでも頼みごとをつくって、彼を頼っていきましょう。
頼みごとの種類は本当になんでもいいのです。たとえばお買いものに付き合って欲しいですとか、荷物をもって欲しいですとか、届かないところにあるものをとって欲しいですとか、PCでわからないところがあるから教えてほしいですとか、そういうことで良いです。
より彼に『あなたを助けた』のだという実感を得やすいように言ってあげるとなお良いですから。以上、子供っぽい夫の性格を変える方法のご紹介でした。
男性は基本的に同年代の男性であっても精神的には女性よりもかなりおさない生き物です。ですのである程度はあきらめるというのも楽な選択ではあるかもしれません。子供が一人でも二人でも対して変わりませんし、わかってくれる女性は他にもたくさんいます。
たとえば実家の母であったり、既にママになっている友達であったり、そういう助けてくれそうな友達というのはたくさんいるものです。それならばその人達の力を借りれば事足りることかもしれません。
彼の性格を改善させようと努力してみるのはもちろんいいことですが、時と場合によってはそれが待っていられないという場合も数多くあることでしょう。もしそうなのであればそこに時間を割くよりもパッと諦めたほうがいいです。
自分にとってより有益な方を選ぶようにしていって下さい。家庭の中では本当に子供っぽい夫も、外では立派に大人として働いているはずです。それならば家の中でくらい子供っぽくいさせてあげるのもいいかもしれません。
これらの方法を活用してもダメなようであれば、もしくは子供が生まれそうでもう彼を改善していく時間がないのであれば、いっそあきらめてみましょう。その方が心が軽くなり、きっと育児もうまくいきますから。