彼氏から距離を置きたいという宣告をうけると、それは最後通告のように聞こえますよね。別れるまでの体勢を立て直す時間をとりたいだけのように聞こえてしまいます。それならば誰だって距離なんておきたくないですよね。
確かに少ないながらも距離を置いてから元に戻るというパターンもあります。ですが、それはレアケースですし、やはりそのまま解散に至るケースの方が明らかに多いです。それならばやはり距離を置くのは阻止したいところです。
そこでここでは彼氏に距離置きたいなと言われた時、上手に切り抜けるコツをご紹介いたします。せっかく出会えた彼氏と、まだ別れたくないという思いがあるなら、是非以下を参考にしてみてください。
まず、最後通告ともいうべき、距離を置きたいという宣告を受けてから、直ぐにそれを受けいれるのはNGです。もちろんただ駄々をこねても堂々巡りになるでしょうから、ちょっと考える時間を下さいというのが正解です。
ただただ受け入れてもそのまま終わるだけですし、駄々をこねても「やっぱりこいつめんどくさい・・・」となるのが関の山です。それならば、受け入れるまでに時間をもらうしかありません。
受け入れるまでに時間をもらえないか?と聞くと、それだけで受け入れるのを惜しんでいるこちらの辛さと、それでもこちらの考えを尊重してくれようとしているこちらのしおらしさが彼につたわり、好印象を与えられます。
ここですぐに受け入れなければ、会う機会を最低でも一回は増やせます。もうちょっと時間が欲しいということを何回も繰り替えすことが出来れば、そうしているうちに彼の考えが変わることもあります。
会う回数をたくさん増やせればそういうことも起こりうるのです。すぐに受け入れてしまうとそういうことはまず起こりませんよね。その後、もう二度と彼と会うこともないかもしれません。
ですから、一回でも多く粘り、もう少し時間が欲しいと、2・3回は粘れるようにしていきましょう。誰だって顔をあわせれば思い出がよみがえったり、その人のいいところも見えてきたりしますからね。
そうして粘る際に、自分の何が悪くてこういう状況に陥っているのかを聞くようにして下さい。どんな理由にせよ、何かしらこちらに改善すべき点はあるはずです。たとえば他に好きな人が出来たという理由で会っても、雰囲気を変えることで対抗できます。
たとえば髪型を変えたり、恰好を変えたりするだけで、女性はまるで別人のように変わったりもします。ですから、いくらでも彼を振り向かせようと努力することもできます。彼に理由を聞けばそれが出来るようになるのです。
距離を置かなくても別にうまくやり直せるかも・・・と感がえてくれますよね。彼にきちんと自分のどこが悪かったのかを聞き、ソレを改善するようにしていきましょう。
もちろん改善したらアピールするようにしていきましょう。髪型や恰好を改善したのであれば、会った時点でわかるでしょうから今さら特に何も言うことはないでしょうが、性格であればそうはいきません。
改善したら、その性格をアピールしなければ意味がありません。たとえば連絡を何度も要求してくるのが疲れる、という理由を彼にあげられたのであれば、距離を置くのを保留してから次に会う日の直前くらいまで連絡をしないようにするなどです。
他にも英語の勉強を始めて、今はそれに夢中だからしつこく連絡したりすることはもうないよ!といってみたりするのも有効でしょう。もちろん言ったことはやらなければなりませんが。
性格を変えるのは確かに容易ではありませんが、そこさえ改善できれば彼と喧嘩したりする機会もすごく減っていくでしょうから。二人の今後のことをかんがえたら、どのみちさけては通れないところでしょう。
それでもだめならば、一度受け入れてしまうというのもアリでしょう。言葉の上では一度受け入れてしまい、それでもその後何かにつけて用を作り連絡するという作戦です。
確かに最初のうちはこれでは意味がないと彼もいい気はしないでしょうが、ソレを何回か繰り返しているうちに、距離を置くことなどもうどうでも良くなってくるのが男性です。
たとえば彼が料理好きの男性であれば、どうしてもこの料理のコツが知りたいと聞いてみたり、彼が音楽好きであれば、どうしても○○っていうインディーズアーティストのCDが聞きたいと、彼のコレクションから借りようとしてみたりしてみてください。
その用事が彼の好きなものであればあるほど、彼にとっても段々と距離を置きたいといったことなどどうでも良くなってきます。彼にしてみても距離を置いたからといってどうなるものではないとうすうすわかっていますから。
ですから、一度は受け入れたフリをして、彼を安心させて、実は受け入れていないというスタンスで連絡をしていくようにしましょう。その粘りに彼は折れていきますから。
直接会いに行くことが出来れば、それはなお効果的ですね。ですので、メールやLINEで済む用事ではなく、出来る限り直接会いにいけるようにするといいでしょう。
音楽好きの彼ならCDやDVDを借りに行ったり、服好きの彼なら服をかしてもらったり、どうしても他に頼める人がいないからと男性ものの服のショッピングに付き合ってもらったり、会いにいける用事を作りましょう。
直接は言いにくいこともあるものです。それは直接会った後のメールやLINEでも同じことです。ですから、直接会えば、「距離を置いているんだから連絡してこないでよ・・・」ということは言えなくなるのです。
それは実質もはや距離を置いていることにはなりませんよね。どうしても彼が距離を置きたいと言ってきたのであれば、このようにして一度受け入れて、実質的には受け入れないというのも、すごく彼の心を折れる技です。
最初に伝えておきますが、これはすごくリスクの高い方法でもあります。確かに距離をおくことはなくなるかもしれませんが、そのまま破局になるという可能性も大いにあります。しかし、距離もおかずに、かつ恋愛関係に戻れる可能性もあるのです。
それには男性が距離を置きたいという時の心理が大きく関係してくるのです。男性が距離を置きたいという時の多くが、誰かと比べている時です。
もちろん上記で紹介したように、何かの改善を狙って、今後の二人のために距離を置きたいということもありますが、多くの場合は、他に気になる人やいい感じの人がいるという状況です。
距離を置いているうちにその人とうまく行ったらその人と付き合って、距離を置いているうちにその人の嫌な面がみえたりいまいちだなと思ったらこちらの戻ろうとしているのです。つまり、リスクケアのために距離を置きたいと言ってきたというわけです。
残念ながら多くの男性がこのような心理で距離を置きたいと言ってきているという現状があります。一度自由に近い身になり、くらべたいと思っているのです。恋愛中には自由な時間もないですし、二人を比べるのは難しいですから。
改善すべき点のために距離を置きたいと言ってる場合には、改善すべき為に言っているのに別れたら元も子もないので、うまく切り抜けることができるでしょう。
確率としては7:3くらいでそのまま別れる確率の方が高いことでもありますが、この言葉一つでこのピンチを切り抜けられるという可能性も少ないながらも存在しています。一か八かで試すのもなしではないでしょう。
もうひとつ注意を上げるとするならば、すぐに別れようという女性を嫌う男性は非常に多いです。ですので、この方法は一回しか使えないでしょう。さらに、もしどこか他の機会でじゃあ別れる?などと言った覚えがあるのであれば、この方法は絶対にさけた方がいいです。
以上、彼氏に距離置きたいなと言われた時、上手に切り抜けるコツのご紹介でした。距離を置くと言われるとのは非常に厳しい状態で、これらの方法を使っても、切り抜けられる可能性は高くはありません。
ただ、決して可能性は0ではないので、信じて参考にしていただき、この窮地を切り抜けていただければ幸いです。