彼氏との結婚を考えた時に最初に出てくる問題が、彼をいつ家族に紹介するかという問題なのではないでしょうか。いずれは紹介しなければならないのですが、先に紹介するべきか、結婚の挨拶の時まで待つべきか、すごく迷うものです。
先に紹介するのにもそれなりにデメリットはありますし、結婚の挨拶の時に紹介するのにもデメリットはあります。ですからいつ紹介するべきか悩んでしまう女性が多いのもうなづけます。
今回はそんな女性のために、自分の彼氏を家族の紹介するのに最適なタイミングというのをご紹介いたします。自分たちにあったタイミングを選び、失敗しない紹介をしてください。以下、そのタイミングの紹介です。
女性が彼氏を親に紹介する際、一番印象がいいのはなるべく早く紹介するということです。娘を持つ親の心境になってみれば簡単な話ですね。付き合って何年もたっているのに挨拶も来ないような男性に、そうそう娘は任せられないと思うでしょう。
特に父親は、娘の心配を必要以上にしてしまうものですから、なるべく早く彼氏を紹介した方がいいのです。どういう男性と付き合っていて、その人とは結婚を考えているのか、とか、いろいろなことを気にしてしまうものです。
ですからねるべく早く紹介してあげて、家族の心配をといてあげた方が、より良い付き合い方ができるようになるというものです。
なるべく早く彼氏を親に紹介すると、彼氏と自分の親とが顔を合わす機会も自然と増えてくることでしょう。顔を合わせる機会がたくさん増えれば増えるほど、彼と家族との溝は埋まっていき、より親密になれるはずです。
親密になれば、彼氏にとってもいいことは増えていきます。全然仲の良くない人達に大切な話をするのと、すでに仲良くなっている人達と大切な話をするの、どちらが楽でしょうか。
どう考えても先に仲良くなっておいた方が、大切な言葉は言いやすくなりますよね。彼氏のことを考えても、先に紹介することはいいことなのです。
自分の親世代などは、特に挨拶に厳しい世代なのではないでしょうか。最近の中高生の親世代なら特にそういうこともないでしょう。挨拶なんて結婚前でいいよ!という方も多いですが、今の20代30代くらいの親世代は、確実に挨拶やマナーにはうるさいです。
ですから、彼氏が出来たという話をすると、あわせろと言ってくる親も多いはずです。そこからスムーズに彼氏を紹介する流れに持っていけるでしょう。そうしてなるべく早く彼氏を紹介してあげて下さい。
彼氏と旅行に行く前に挨拶に来てもらうというのも非常にいいタイミングでしょう。娘を持つ親というのは、いくつになっても娘の外泊を心配するものです。ですから、旅行などの前に挨拶をしておくと印象をすごくあげられます。
確かにもう子供ではないので、自分の意志でいくらでも外泊等は出来るでしょうが、それでも親からしてみればいくつになっても子供は子供なのです。親のそういう心理をくすぐれるのが、このタイミングでの紹介でしょう。
心配は心配ですが、わざわざ旅行くらいで挨拶にきてくれるとは思っていないでしょうから、そんな時に挨拶に来てくれる彼のことを良く思わないはずがありません。どんな親でもすごく好印象を抱くことでしょう。
あまり仲良くしようとすると、ボロが出てしまう人もいるはずです。口べただったり、極度の人見知りだったりして、うまく話せなくて変な空気になってしまったりしたらいい印象を残せるとは言えません。
しかし、このタイミングであれば、どうあっても長い時間会話をすることはありません。せいぜい「彼です。」と紹介して彼に自己紹介してもらい、ちょっと旅行へ連れていく挨拶するくらいで終わるでしょう。
行きに挨拶が出来れば、帰りにも挨拶にうかがえるでしょう。帰宅が遅くなる可能性はありますが、それでもお土産を置いて行くことはできるはずです。行きで既にポイントはアップしているわけですから、帰りにお土産をもらうだけでもかなりの好印象です。
好印象を抱いている人からの好意は、ちょっとしたことでも非常に良く思えるものです。ですから、お土産くらいでも非常に好印象を残せるのです。
ここで最初に紹介しておき好印象を残すことで、今度は親の方から招待されて、よりスムーズに親と仲良くなる機会を設けることもできるようになるでしょう。それくらいに好印象を得られるチャンスなのです。
旅行の前後というのは、彼氏を親に紹介するのに最適なタイミングだといえるでしょう。
特別好印象を与えるというタイミングではありませんが、このタイミングで行かなければ逆に悪い印象をもたれてしまうというタイミングが、同棲前のタイミングです。同棲はほとんど結婚のようなものです。
両親の大事な娘を彼氏にあずからせるわけですから、挨拶に来てもらいたいと思っているのです。そのタイミングで挨拶に行かないで、いざ結婚ギリギリで挨拶に行っても、なんだかなぁ・・・と思われることは間違いないでしょう。
そうなることを避けるためにも、同棲前に挨拶に行くというのは大切です。同棲ということは、半分は自分の家なのですから、自分の両親にはそこを訪れる権利があります。しかし訪れた時に知らない男性がいたら気まずいですよね。
そういう気まずさを解消するという意味でも、このタイミングでのあいさつは避けては通れないものなのです。彼氏と同棲をする前には、きちんと二人でその報告に伺いましょう。
彼氏にしてみても親へ紹介されるというのは非常に緊張するものです。どうせいつ行っても緊張するのだから、緊張するのは一回で十分と考えて、結婚の挨拶の時まで挨拶に行きたくないと思う人も多いでしょう。
ですが、彼氏が緊張すると考えるのは主に父親に対してだけでしょう。母親は基本的に彼氏の味方になってくれることも多いですし、彼もそれなりに大人の男性のはずですから、それくらいわかっていることでしょう。
ですから彼も、母親に紹介される分には特になんとも思わないはずです。事前に味方を増やして、本番に彼の緊張を少しでも解いてあげるという観点から見ても、父親が不在のタイミングで親に紹介するというのは有効です。
もちろん母のタイプにもよるでしょうが、母親というのは基本的に、どんなタイプの男性を紹介されても、応援してくれることの方が多いです。よほどの場合でない限り、ちょっとして欠点なども目をつぶってくれるでしょう。
ですから、事前に紹介しておけば、まず確実に味方になってくれるのです。しかし、挨拶当日まで紹介しないでおくと、母親も父親も同じようなポジションになってしまい、彼の味方になるまでに時間がかかります。
母は父と違い娘の彼氏に会いたがることも多いです。ですので、彼氏と会う機会を自分から設けようとして来ることも多いでしょう。そのために、母と彼を合わせること自体はけっして難しいことではありません。
ただ、母としてもそうしたら彼氏にいやがられるのではないかという思いはあります。娘の邪魔をしたいと思うような親がいるわけはないので、娘の彼氏に会いたいという思いはあれど、無理やり首を突っ込んできたりはしないでしょう。
そんなおり、こちらの方から会いたいと言ってきてくれたらどうでしょう。それだけでもう彼の印象はアップしますよね。自分の願いをかなえてくれる人に対して悪い印象を持つ人がいるわけはありませんからね。
以上、結婚を考えてる彼氏を自分の家族に紹介するのに最適なタイミングのご紹介でした。これらのタイミングで紹介していけば、まず彼が悪い印象をもたれることはないでしょう。
結婚は二人だけの問題ではないので、万が一彼に悪い印象をもたれてしまっては、家族の猛反対にあいうまくいかなくなる可能性もあります。しかし、これらのタイミングで紹介することでその可能性は少しでも減らすことができるでしょう。
せっかく自分が選んで好きになった人なのに、家族の反対のせいで結婚できなくなるなんて、たまったもんじゃありませんよね。結婚したいと思えるような素敵な男性なんて人生でそうそう何人も出会えるわけではありませんし。
とはいえ家族も大切です。自分をここまで育ててくれた恩義もありますし、何よりも無条件で愛し愛されるような存在なんて家族だけです。そこと仲たがいして気まずくなってしまうなんて、すごく悲しいことです。
もしタイミングを間違えてしまっていたら、このような大切な二つのもののあいだで板挟みになってしまう可能性もあります。それはきっと何よりも辛いことでしょう。
そうならないためにも、これらのタイミングで彼氏を自分の親へ紹介していってください。