両親との二世帯生活!ストレスを感じないためのとっておきの対策

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現在、義理の両親と二世帯生活をしているという方や、これから義両親との二世帯生活が始まる!という女性は、現代の日本でもまだまだ多いのではないでしょうか。

最近では、二世帯のスタイルも様々で、同じ建物の中ではあるが、玄関もお風呂も全て別の、完全分離型二世帯住宅もあれば、全て共同使用で、いつも一緒の時間を過ごす同居というスタイルもあり、“二世帯”の在り方は多彩です。

今回は、現在二世帯・これから二世帯になっていく女性に向けた、“ストレスを感じないためのとっておきの対策”を紹介します。

「二世帯なんて…」と気が重たいかもしれませんが、是非、頭の中に入れて、前向きに生活していきましょう。

ストレスを感じないための対策

二世帯(同居)は、どんな形であれ、お互いにストレスを感じてしまうものです。

嫁であるアナタにとっては、いくら家族とはいえ元々“他人”であった家族との生活なので、気疲れやストレスを沢山抱え込んでしまうことでしょう。

「ストレスは出来るだけ感じたくない」「舅・姑さんとは、良い関係のままでいたい!」と思っているアナタには、是非、ストレスを感じないための対策をしてみてください。

慣れるまでは大変かもしれませんが、行動する事が重要です。

外出する時間を増やす

まず、簡単に出来る対策として、“外出する時間を増やす”事が挙げられます。

外に出ることによって、アナタ自身、ストレスから解放されますし、おうちの中で義家族に気を使うこともなく、有意義な時間を過ごす事が出来るでしょう。

外出する際には、一言「買い物に行ってきます」や「少し散歩に行ってきます」など、留守する事を伝えておきましょう。

この時にプラスで一言、「何か買ってきましょうか?」と声をかけておくと、気分的にも外出しやすいかもしれません。

あまり頻繁に外出しては、義両親も心配してしまったり、郵便や急な雨天の時には、アナタ世帯の家の事まで任せきりにしてしまう可能性があるので、やる事はしっかりやって、義両親にご迷惑をかけない範囲で外出をしましょう。

ストレス発散できる方法を見つけておく

結婚をすると、なかなか自分の時間など自由にとる事が出来ませんよね?ましてやお子さんがいるとなれば尚更、自分の時間を持つ事は困難かと思います。

毎日家事・育児・仕事をこなし、二世帯での生活も…。今はストレスの連続でしょう。

こんなストレス三昧のアナタには、是非、ストレス発散が出来る方法を見つけておく必要があります。

ストレスを感じないためのとっておきの対策、それはアナタ自身が上手にストレス発散をする事です。

アナタの趣味であったり、好きな事、「これをしていると楽しい、イキイキする!」と思えるような事をやってみてください。ストレス発散できる方法を見つけておかないと、ストレスが溜まった時に、溜め込んでしまい体調を崩すケースもあります。

義両親と一緒に過ごす時間を増やす

義両親と一緒に過ごす時間を増やす…と聞くと「その方がストレス溜まりそう…」と思うかもしれませんが、これから長く一緒に生活する家族なのですから、一緒に過ごすという事に背を向けるのではなく、“慣れる”事が大切です。

一緒に過ごす事で、親の胸の内に秘めた気持ちに触れる事が出来たり、子世帯からのささやかな親孝行にもなるでしょう。

週末一緒にお茶するだけでも良いです。一緒に買い物へ行ったり、一緒に食卓を囲んだり、一緒に旅行をしてみても良いです。

一緒の時間を過ごす、という事に意味があるので、何をするか?は問題ではありません。どれだけ互いの距離感を近くに感じながら接する事が出来るか…。一緒に過ごす時間が長いと、そのうち、一緒にいる事に違和感を感じなくなります。

とにかく吐き出す事

二世帯にもなると、ストレス発散をしても、新たなストレスがどんどん蓄積されていくものです。

ストレスだと感じていないとしても、知らぬ間に蓄積されていき、沢山溜め込んでしまったストレスは後々体調不良という結果を生み出します。

些細なストレスであっても、とにかく吐き出す事が大切です。旦那様へ愚痴を吐くでも良いですし、アナタの家族やきょうだいに吐き出すでも良いでしょう。

とにかく心の声を吐き出してスッキリされる事が重要です。

ストレスを吐き出す相手は、気の置ける親友や、同じ虚遇にいる友人などが良いでしょう。誰にでも構わず吐き出すのではなく、吐き出した相手からも新たな考え方や解決策・対策を教えてもらう事が出来るヒト…が良いかもしれません。

一緒に食事をする機会を定期的に設ける

私たち人間にとって“食事”という時間は非常に大切な時間だと言われています。

食事をしている間こそ、ゆっくりとした時間の中で、皆が気を許し合い、本音で打ち解け合えるタイミングなのです。

ストレスを感じないようにするためのとっておきの対策とは、義両親とも打ち解け合える関係になるために“食事の時間”を共にする事…が、後々のストレス軽減につなげる事が出来ます。

食事を通して知れる姑の“母の味”はアナタにとっても大きな勉強となるでしょうし、一緒に食事を食べるという行為は、それだけで家族の仲を深めていける時間・行動でもあります。

義両親を味方につけておく!

ストレスを感じないためのとっておきの対策とは…それは義両親を味方につけておく事です。

普段から仲良くして、上手に甘え、頼り、本音で話し合えるような関係を築けておくと、義両親との信頼関係はとても深いものになります。

不仲で、会話をあまりしない二世帯家族であれば、互いの存在を気にするだけでストレスに感じたり、ついマイナスな印象を抱いてしまいますが、普段から長く接し、互いの本音を分かり合えている関係であれば気持ちも楽に生活出来ます。

味方につける存在は、旦那様ではなく、旦那様の家族なのです。日頃から仲良い関係でいれば、旦那様との間で何か問題が起きたとしても、上手に仲介に入ってくれたり、お嫁さんの気持ちを理解しようとしてくれます。

二世帯での心得・考え方

二世帯でストレスを感じないための対策をいくつか紹介しましたが、ここでは、二世帯での心得・ストレスを感じない為の考え方を紹介します。

ストレスを感じないための対策を実践してみたとしても、アナタ自身の根本的な考え方や捉え方、二世帯をする上での大切な事を心得ていないと、“ストレスを感じないための対策”の効果を十分に感じる事は出来ないかもしれません。

“ストレスを感じない為の対策効果は時間が必要

ストレスを感じないための対策は、すぐに実行できたとしても、実際に「ストレスを感じなくなった!」と自覚出来るまでにはそれなりの時間が必要です。

対策をしたからといって明日・明後日すぐにストレスが無くなるという訳ではありません。

対策を実践してみて、アナタ自身が「義両親との時間も悪くないな」「一緒に居ることが嫌だと感じなくなってきた」という気持ちが少しでも芽生えてくれば、その“気持ち”こそがストレスを感じにくくしてくれる存在となるのです。

ストレスを感じない対策には、純粋にストレスを感じないようにする事ももちろんですが、“今までストレスだと捉えていた事を、ストレスだと捉えなくなる”変化も期待できます。しかしこれは対策後、時間の経過と共に効果を感じて行く事です。

苦手意識をもたない事

二世帯という生活に、「気を使うから嫌だな…」や「行動が丸見えだから気が抜けないな」など、つい、マイナスな印象ばかり持ってしまう女性も多いです。

アナタが二世帯の生活に対して・義家族に対して、苦手意識を持ってしまうと、その苦手意識から、どんな事でも何に対してでもストレスに捉えてしまうかもしれません。

苦手意識を持たないように心がけましょう。

「二世帯って嫌だな?」ではなく「二世帯だからこそ沢山教わろう!」と前向きに考える事が大切です。「気を使うの苦手だな」ではなく、嫁という立場は気を使って当たり前!とドンと構えておく事で“ストレスに負けない強い心”を作ります。

“嫁に来たのだから”と受け入れる

結婚をして、旦那様の家族の一員になれたアナタは、あくまで“嫁に来た”という立場です。

嫁として嫁いできた家族です。

二世帯になれば、アナタの理想のルールが通らない世界でもあると、事前に覚悟をしておく事が大切です。

全てが全て、受け入れなければならない…という訳ではありませんが、嫁ぎ先でのルールや、伝統・受け継がれたもの等、“アナタが型にはまらなければならない事”も少なからず存在するのだという考え方を持っておきましょう。

自分の希望や理想に合わず、ストレスが溜まってしまう事も分かりますが、二世帯となると“自分の希望に合わせる”という考え方よりも“嫁ぎ先のスタイルに合わせて行く”という考え方を持っておく方が、ストレスの感じ方も違います。

「ま、いっか」と思えるようになること

家事や育児で少し口出しをされたとしても、生活の事で忠告をされたりしても、さほど酷い忠告でなければ「ま、いっか」と受け流せるだけの柔軟性を持っておくようにしましょう。

口出しされた事や、アナタ世帯の生活に首を突っ込んでくる事は、どこの二世帯家族でもよくある事です。

そこで「言われたくない!」「余計なお世話だ!」と思ってしまうと、その気持ちをキッカケにドンドンストレスが溜まってしまいます。

義両親も「若い夫婦だから」と気にかけてくださっている事もあります。人生の経験から「その方が良い」と思っているからこそ、教えてくれる事でもあります。反発するのではなく、素直に聞き入れてみるだけでストレスの感じ方は変わります。

義両親の生活スタイルを把握しておく

二世帯生活では、互いの生活スタイルを尊重し合いながら生活していく事が求められるかもしれません。

アナタが少しでもストレスを感じないような生活をしていくためには、義両親の生活スタイルを把握しておくと良いでしょう。

例えば、「○曜日は両親が外出する」た「洗濯は○時に取り込んで、○時には夕飯なんだな」等、義両親の生活スタイルを把握するだけで、ストレスを感じずに息抜き出来るタイミングを見つけたり、家事の口出しを未然に防ぐ対策を取る事も出来ます。

「この日の、この時間はストレスを感じないで過ごせる時間!」と分かっていれば、アナタ自身も時間の使い方や、予定の立て方を事前に調整し、考える事が出来ます。それだけでストレスを軽減させる対策になっているのです。

二世帯生活でストレスを感じないためのポイント

二世帯生活では、どんな関係を築いても、どんな環境に置かれても、ストレスを感じてしまうものです。

ストレスを一切感じない方法などは無いに等しいと言えるでしょう。

大切な事は、ストレスを感じないための環境や心をアナタ自身が作っていく事です。

最後に、“二世帯生活でストレスを感じないためのポイント”を3点お伝えします。

この3つだけは絶対に揺るがない意思として心に刻み込んでおいてください。

自分の立場をわきまえておく事

アナタは嫁という立場であり、若年者という立場でもあります。義両親からすれば“息子を支えてくれる存在”でもあり、孫と祖父母を繋ぐ存在でもあります。

二世帯となった以上、アナタは自分自身の立場をわきまえておく必要があります。

腑に落ちないことも沢山ありますし、受け入れられない事もいっぱい起きてしまうかもしれません。

それでも“私は嫁だから”と考えるだけで、諦めたり受け入れられたり、自分の間違いに気づく事が出来るかもしれません。

「なんで私が?」「なんでそんな事言われなければならないの?」と、思う時もあるはずです。それでも考え方1つで心にストンッと落ち、気持ちの整理がつく事もあるのです。あくまで“私は嫁という立場だ”という事を忘れないでください。

必ず自分自身を大切にする事

諦めたり、受け入れたりする事は非常に重要ですし、その柔軟性こそストレス軽減に直結できる対策でもありますが、何でも全てを受け入れていくと、それはそれでアナタ自身が精神的に追いつめられてしまいます。

ストレスを感じてしまった分、どこかで必ずアナタ自身にご褒美を与えたり、自分自身を大切にする時間を作ってください。

大切な事は“我慢をする”ではありません。“柔軟に対応出来る心を作る”という事なのです。

マイナスな考えをもたない事

どんな時でも、マイナスな考え方をするのではなくプラスに・前向きに考えていくように努力をしてください。

マイナスに考えていくと、苛立ちが起きてしまったり、怒り・悲しみが強くなりストレスも過度に感じてしまう事でしょう。

口うるさく言われる事でも「なんでそんな事いわれないといけないの?!」ではなく「こうやって学んでいくんだな」と、捉える姿勢が大切です。

プラスの思考は、必ずアナタを人として成長させてくれますし心にも大きな変化を与えてくれます。

ストレスを感じないためには心を強くすること

いかがでしたでしょうか?

二世帯生活でのストレス回避対策や、ストレスを感じないための対策!と考えると、大半は、近づかない・距離をおく・深く関わらない…という事が挙げられるかもしれません。

しかし、それではストレスを感じてしまう環境を自分自身が作り出しているだけなのです。

そうではなく、ストレスに慣れる事で、ストレスに対する強い心を作る事や、二世帯というスタイルに苦手意識を持たない事が重要なのです。

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