もうイライラしない!夫に育児を手伝ってもらう3ステップ

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毎日の育児でもうクタクタ…。だけどそんな毎日の中でさらにストレスを感じさせるのが「旦那様」。悲しいですがこんなママの悩みは結構多いのが現状です。本来二人三脚で一緒に育児をする、心強い仲間であるはずの旦那さんに、何故こんなにもイライラしてしまうのでしょうか。

ご家庭により程度は様々ですが、一貫として「子育てに非協力的」と感じていることがイライラの大きな原因のようです。確かに育児に翻弄されているママとしては猫の手も借りたいくらいなのに、一番頼りたい旦那さんに頼れないとなると、とてもつらいですよね。ではどうすれば旦那さんは子育てに協力してくれて、ママはイライラせずに過ごせるのか。今回はその方法をお教えします。

ステップ1ママがどれだけ大変か認識してもらおう

まずは、ママが毎日どれほど大変な育児をしているのか、きっちり分かってもらいましょう。旦那さんは多くの場合、日中を家の外で過ごすので、育児の大変さを心底は理解できていないことが多いです。ママとしては「見てりゃわかるでしょ!?」と言いたくなってしまいますが、ここはグッと我慢して。こちらから分かってもらう努力をしてみましょう。

今日1日の出来事をなるべく細かく話すべし

旦那さんが帰ってくる時間が遅い場合、ママは赤ちゃんと一緒にすでに眠ってしまっていて、夫婦の会話の時間がないケースも多いでしょう。しかし、それでもなんとかして会話の時間を作りましょう。朝でもいいですし、週末にまとめてたくさん時間をとるのでも構いません。二人のコミュニケーションがしっかり行われていないと溝は深まるばかりですから、まずここは頑張りましょう。

そして1日の出来事をなるべくこと細かに伝えてみましょう。何が起こって、自分はどう感じたのか。こういうことが辛くて、逆にこういうことはうれしかった、…など。大変だったことだけを報告していると愚痴のようになってしまいますから、我が子のかわいい行動や成長した面なども忘れずに伝えましょう。これだけでも旦那さんはそれまで見えてこなかったあなたの育児生活が見えてくると思います。

なるべく数値化して具体的に話そう

男性はとかく、女性に比べて、感覚や感情よりも理屈や数値といった客観性に重きを置く傾向があります。(もちろん個人差はあります)。なので、大変さを伝えるときには「具体的に」「数値を使って」を意識してみましょう。

例えば、「夜泣きが多くて全然眠れない。日中は家事と育児に追われて、すごく疲れる。」ということを伝えるとしましょう。これを、数値を使って具体的にすると「夜中は2時間起きに泣いている。そのたびに授乳と寝かしつけで1時間ずつかかるから、私はこま切れでせいぜい3時間程度しか眠れてない。日中は家事と育児に追われているせいで、授乳以外で5分以上座っていることはない。」となります。

どうでしょうか。説得力が全然違いますよね。これなら育児に関わったことがない人にでも大変さがリアルに伝わるかと思います。「旦那は関係者だろ!こんな具体的に言わなくてもわかれよ!」と言いたくなる気持ちは大変よくわかりますが、ここもグッと我慢です。

友達にも協力してもらおう

ここまでやってダメな場合、奥の手です。ずばり旦那さんの友達に協力してもらいましょう。親しい友達からの情報や助言は心に響きやすいので、すんなり受け入れてくれる可能性は高いです。旦那さんの友達と知り合いでないと使えない手ですが、可能ならばぜひ実行してみましょう。

「○○さんの家は旦那さんが育児に協力しないことに奥さんが切れて、それが原因で離婚したらしいよ。」など、じわりとプレッシャーをかけてもらうでもいいですし、「この間メールで話したんだけど、奥さん、育児かなり大変みたいだよ。○○さんの家なんてノイローゼになっちゃったみたいだし、いたわってあげた方がいいんじゃない?」など、直接的に助言をしてもらうのも効果的です。

ステップ2何をやってほしいのか、具体的に指示しよう

さて、大変さを理解してもらったら次は手伝ってもらいましょう。とはいえ、旦那さんの自発的な協力を期待するのはおすすめしません。それができる人ならおそらく最初からやっていますから…。中には見当違いの手伝いをしたりして、「やってやってる」顔をする人もいるでしょう。更なるイライラの原因になってしまいますから、事前に策を打ちましょう。

では、どうすればいいかというと、答えはシンプルです。ママの方から何を手伝ってほしいのか、具体的に指示を出しましょう。何も言わなくても気の利いた手助けをしてくれる…というのが理想ではありますが、高望みをしても意味はありません。

おすすめなのは家事や育児の中で「旦那さんの役割」を予め決めてしまうことです。例えば、お風呂掃除、ゴミ出し、朝の食器洗い、などの家事は役割分担しやすいですよね。また、「赤ちゃんが泣いたらとにかく飛んでいく。」「ママの授乳中は、パパが嫌がらず家事をする。」「ティッシュが切れているのを見つけたら補充する」…など、細かいルールも決めておくとケンカになりにくいです。

手伝いたい気持ちはあるけど、何をしたらいいのかわからず手を出せないでいる、という旦那さんも多くいます。そういう方なら快く引き受けてくれると思いますよ。

それでも手伝ってくれなかったら…

具体的に言っても手伝ってくれない場合は、選択肢を提示して選んでもらいましょう。「これから○○と△△をしなくちゃいけないんだけど、どっちか手伝ってくれない?」という聞き方です。人は命令されるよりも自分で選択できる方が、肯定的に受け取れるものです。ぜひ試してみてください。

ステップ3やる気を伸ばそう

努力の甲斐あって、旦那さんにお手伝いをしてもらえるようになったとします。しかし、ここでママの態度が悪いと振り出しに戻ってしまいます。今後もずっと、旦那さんに気持ち良く育児協力してもらえるよう、下記のことに気をつけましょう。

周りと比較しない

「友達の旦那さんはこんなことまでしてくれるのに…。」など、周囲と比較するのは厳禁です。話だけ聞いていると、周りは皆恵まれていて、自分だけひどく損をしているような気になってしまいがちですが、隣の芝は青く見えるもの。実際はどこの家も一長一短です。逆に他の家から見たら、自分の家がとても素晴らしく思われているかもしれませんよ。

ただ、褒める時には比較が有効な場合もあります。「○○さんの家はシングルマザーですごく大変そう。うちはあなたが育児を手伝ってくれるおかげですごく助かるわ」などですね。天狗になってしまう旦那さんもいますから、誰にでも有効というわけではないですが、適宜褒めていくのはとても大事なことです。

感謝の気持ちを忘れずに

これは当然のことですが、手伝ってもらったら感謝の気持ちを伝えましょう。「やってもらって当たり前」の態度は最悪です。育児は2人の仕事なので、へりくだる必要はないですが、感謝しなくていい理由にはなりません。旦那さんの協力で非常に助かっている、ということを伝えれば、旦那さんとしても次のモチベーションにつながります。基本ですが、とても大切なことなので忘れないようにしたいですね。

以上で3ステップは終了です。いかがでしたでしょうか。旦那さんはこの先もずっと一緒に育児をする大切なパートナーです。こちらからの歩み寄りでその関係が良好になるのであれば、やらない手はありません!とりあえずものは試しで、まずは会話から始めてみましょう。皆様の育児が、楽しく、幸せなものになることを祈っております。

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