ママカーストに巻き込まれない!スマートにかわす対策3選!

ママカーストに巻き込まれない!のイメージ画像
なにやら最近世間をにぎわせているママカースト。これからママになる、という人は得体のしれないママカーストを警戒したくもなりますよね。

あるいは今のところママになる予定ではない人でも、もしかしたらママカーストに巻きこまれたくなくて子供をうむことを躊躇するなんて人もいるかもしれません。

もし、ママカーストに巻きこまれたくないと考えているのなら、一度、俯瞰でママカーストとは何かということを眺めて巻き込まれない方法を考えるのも策としては有効なはずです。

騒いでいるのはマスコミだけ?

突然降って現れたような「ママカースト」という言葉ですが、主婦同士で格付けするという行為は今に始まったことではなく、昔から同様なことは繰り返されているわけです。

しかし、女性が社会に出て働くということがメジャーではなかったひと昔前は、女性の生き方というものも似たり寄ったりのものでした。

つまり、大部分の女性は適齢期が来たら結婚し、専業主婦になり、家庭にいて家事や育児をメインで担い夫を支える、というものです。

当時も、主婦同士で格付けし合うということがなかったわけではないわけですが、モノも情報も豊富にあるわけではありませんのでファッションやインテリアのセンスがあるのかないのか発揮し辛いでしょうし、本人が働くか否か、パートタイマーかフルタイムで働くかという選択肢もないので、今よりは基準が単純だったわけです。

ママカーストの基準

ママカーストでの身分の上下を根拠付けるものは多岐にわたります。

夫の収入・職種・学歴・社会的地位|子供の数・男女産み分け・成績・容姿・運動能力|住居のグレード・車のグレード|本人の容姿・学歴・出身地 本人の家柄・実家の裕福さ|本人のファッションやインテリアのセンス|もともと資産家か成り上がりか|専業主婦かワーキングマザーか|パートタイマーかフルタイム勤務かetc.

一般にママカーストの基準とされるものは、上のようなものが挙げられるわけですが、ほとんどが本人の努力ではどうにもならないものですよね。

せいぜい、今からなんとかできることは働き方の選択くらいでしょうか。容姿やセンスもこれから磨けばなんとかなるかもしれません。

しかし、ママカーストの神髄は、自分の手柄とはある意味無関係である夫や子供の能力や頑張りをアクセサリーのようにとらえていることだと言えるでしょう。いわば、人の土俵で相撲を取りまくるのがママカーストの世界です。

なぜママカーストが発生するのか

ママカーストが発生する原因として以下のような点が挙げられます。

  • 暇である
  • 自信がない
  • 同質のグループの形成

ママカーストの構成員が暇である

何か夢中になっているものがあったり、なりふりかまわず働いているママたちは、ママカーストなどという暇な遊びに関わっている暇はありません。

他人の夫や子供、財産や出自などのあれやこれらの情報を収集し、比較することができるくらいママカーストの構成員たちには時間があるということです。

自信がない&同質グループ

ママカーストは、子供を通じて形成されます。例えば、子供を私立のお嬢様学校に通わせているママたちと、公立の学校に通わせているママたちのグループはそれぞれのグループごろに、なんらかの共通性があるはずですよね。

ママカーストには、同質性が大前提です。比べあって格付けしあうためには、前提としてお互い共通していないといけないからです。まったく違うもの同士を比べることはできません。

突然、どんぐりと鶴を比べて下さいと言われても大抵の人は困るでしょうが、鶴と鳩を比べて下さいと言われたら比べることはできそうです。

ここで、ママカースト発生原因となる「自信がない」が関わってきます。なぜ、比べるのでしょうか。それは、「自信がない」からです。人と自分を比べて自分が勝っていると、心地がよく安心するからです。

世の中には他人と自分を比べなくても心地よく安心して暮らしている人もいます。なので、ママカーストの構成員たちは基本的に自信がない人たちと言えるわけです。

女性同士の格付けのはずせないポイント

女性が人を格付けして優越感にひたる場合、どうしてもはずせない大切なポイントがあります。

それは、「自分と相手は基本的には同じだけど、自分の方が『ちょっと上』」ということです。「ちょっと上」がポイントなのです。

相手と自分に共通項があるということが大前提なのですが、とはいえ、あまりにもレベルが違いすぎると比べがいがないのです。

ママカーストに巻きこまれたくないなら

では、ママカーストとどんな風につきあっていけばいいのでしょうか。

一時のモノととらえてクールに対応

どう考えても、女性の人生において「ママ」カーストは過渡期のものです。自分からママの肩書きがはずれたら所属したくてもママカーストに所属することはできなくなるわけですから。

ママカーストで知り合ったほとんどの人とは、子供のつながりがなくなると疎遠になります。しかし、それでも、子供のつながりとは別に友人となれる人もみつかるかもしれません。

とはいえ、ママカースト内で友人を見つけるということは期待しないでいると言うスタンスが大切です。

自分ではどうしようもないことで一喜一憂しない

前述のとおり、ママカーストの身分の基準はほぼ本人の能力とは関係がないということに触れました。自分でなんとかできることなら、努力してみてもいいのかもしれませんが、自分ではどうしようもないことで一喜一憂するのは時間の無駄です。

得体の知れないママカーストというものに振り回されるくらいなら、自分の中身を充実させるようななにかに時間を使った方が意味があると思いませんか。

同じ土俵に上るのも下るも自由

勝手に組み込まれるとむなくそわるい思いをするママカーストですが、どっぷりはまって他の誰かを下に見るのも、フラットにつきあうのも、自分の自由だということを心に刻んておきましょう。「人にされて嫌なことは人にしないようにする」。単純な話です。

ママカーストの構成員から、夫の職種や収入を根掘り葉掘り聞かれ、その上勝手に格付けされて嫌な思いをした経験があるのなら、他のママに同じことをしなければいいのです。

かといって、勝手に格付けしてきたママをさげすむ必要もありません。「ママカースト」を批判し、不毛だ、人間性を疑うなどとして、ママカーストの構成員をクイーンビー(女王蜂)ごと格下に見る人たちもいるということを知っておいてもいいかもしれません。

結局、自分を優位において他人を格下に置くという構造は、ママカーストの中にいようがいまいが、同じだということです。

謙虚にしなやかにかわす!

ママカーストに巻きこまれたくない人へ、ママカーストとは何かということを俯瞰で眺めることにより対策を考えてみました。

ママカーストの原因として構成員に自信がないということを述べましたが、誰でもいつだって自信満々というわけではありませんよね。

ですので、ママカーストと敵対するでもなく、見下すでもなく、謙虚な気持でしなやかにかわしていけるような女性でいるということがママカーストとスマートにつきあうコツだと言えるでしょう。

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る