仕事をするために、主婦が履歴書を上手く書くための書き方は

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どこか外で働くのなら、主婦の方に限らずまずは履歴書を書かなければいけません。そしてこの履歴書が実際に採用されるかどうかを左右するというのも、主婦の方で前は仕事をしていたという方は十分に理解していることでしょう。

どのような状態で再び仕事をすることになるかは主婦の方によっても変わってくるかと思いますが、それでもやはり主婦の方は主婦なりに履歴書の書き方は一般の方と違うコツが必要となります。

では主婦の方が仕事に採用されるための履歴書の上手い書き方とはどのようなものでしょうか。

まずは基本は大丈夫ですか?

主婦だからといえど履歴書においての基本的なことが出来ていなければ当然採用する確率は落ちてしまいます。

空白はできるだけなくす

これは主婦の方に限らずどのような人でも必要な条件ですが、やはり空白はなくして、埋めた方がいいでしょう。空白が目立てばその分熱意が感じられないようになって不採用になってしまう可能性も高くなるからです。

ただ主婦として生活していると書くのに困る欄というのもあるでしょう。これに関しては後述しますので、とりあえず埋められるところは埋めましょう。

虚偽の情報は書かない

当然嘘を書けばその分相手からの印象が悪くなり、不採用の確率が高くなります。これも主婦に限らず誰だってそうです。特に主婦の方だと専業としてしばらく仕事をしていなかった時期があることが多いでしょう。

ただ、それに関しては主婦ということで相手も理解していると思うので、そうした空白期間があるからといって、無理に存在しない職歴を書くようにするのはやめましょう。一発でバレますから。

バレない場合には逆にそういう企業で働くこと自体に問題が出てきそうですが

正しく書くこと

履歴書には書き方が存在します。主婦の方の場合はしばらく外で仕事をしていなかった期間があったことで、その書き方を忘れてしまっている方もいると思います。そのまま分からずに書いたり、曖昧な記憶のまま書くと間違ってしまう可能性が高いです。

なので分からなかったらネットで調べるなりして改めて履歴書の書き方を確認しましょう。いい年だからといって調べることは恥ではありません。分からないままでいることが恥なのです

文字はしっかりと丁寧に書くこと

これはもはや説明不要でしょう。上手い字ではなく相手に「分かる字」を書くのがポイントです。文字の上手い下手は個人差がありますが、下手な方でも「分かる字」にするように心がければ問題はないでしょう。

それでも不安ならそうした文字を書くのを練習できる習い事をしてみた方がいいでしょう。

封筒は

そして履歴書は書くだけでなく、その履歴書を入れる封筒に関しても忘れてはいけません。直接持っていくタイプならファイルに入れるだけでもいいかもしれませんが、郵送だと封筒を使うのは避けられないことでしょう。

封筒の書き方にもマナーがあります。これに関してはその送る相手によっても変わるのでしっかりと調べておいた方がいいでしょう。

主婦が履歴書を書くにおいて

主婦の方が書くとなると、色々書く欄によっては悩むところが出てくるでしょう。では実際にそれらが出てきた場合にはどうすればいいでしょうか?

性格

意外と人間というのは自分の性格を自覚していないということが多いです。特に主婦の方は育児を始めとした家事を忙しくしていた方の場合には、自分自身を振り返ることもなかったでしょう。

かといって夫や子供の場合には、普段家にいる主婦の姿を休日くらいしか見ないので、聞いてもいい答えが返ってくるとは限りません。それでも聞けば一定の答えは返ってくるので、聞いてみることは決して無駄ではないことです。

あまり思い詰めて考える必要はないでしょう。とにかく自分の思うがままに、まずは履歴書に書く前に別の紙に感じたものを羅列していきましょう。当然履歴書に書くからマイナスなことを書けばその分マイナスになってしまいますのでそれは避けたいところです。

もしマイナスを書く必要があるのなら、神経質だった場合には豆な部分もあるという見方もできるので、そうしてマイナスに思える部分の長所を探してそれに言い換えて書きましょう。

趣味・特技

何か趣味があればそれでいいのですが、主婦の方となると日頃やることに追われてその結果趣味がない、という状態になってしまっているということもあります。その場合には趣味だけでなく特技を書くこともできるので、そちらを重点的に書いた方がいいでしょう。

特技に関しては主婦として今まで生活してきたのですから、料理が上手であれば料理、掃除が上手であれば掃除で構いません。ただ、もちろんそのまま一言で終わらせては印象が薄くなってしまうので、そこから何か自分なりのコメントを付け加えましょう。

どちにせよ趣味や特技となれば、普段からやっていることになるので、そこまで深く考えずにありのままのアピールを書きましょう。そもそもこの欄はそういう趣味や特技を通じてどういう人かを見るところであるのですから。

志望動機

主婦の方に限らずほとんどの人が履歴書で頭を悩ませる欄であるでしょう。ただ主婦の方の場合には何故働きたいかという理由は決まっているので「子供がいるからお金が必要」「時間が空いたのでそれで家計のためにお金を稼ぎたい」と書いてもいいでしょう。

ただそれだけだと、何故その企業を選んだのか疑問に思われてしまうので、それプラスその企業に関わることでのメリットを書いた方がいいでしょう。趣味や特技と直結していることなら、それをそのまま書くというのも手です。

問題なのはそういう志望動機が本当に書けない場合です。その場合にはまだ外で働くことに自分自身が疑問を持っているかもしれないので、在宅で何かするか、時間を置いた方がいいでしょう。

希望条件

主婦の方となればバイトやパートで希望の日時や場所を書くことになるでしょう。場所に関しては問題がありませんが、勤務日数と時間の条件に関しては相手側もそれに応じて計画しないといけないので難しい話となります。

「この日数と時間やるのは譲れない」となると採用される確率が下がってしまうので、ある程度は許容範囲を設けておいた方がいいでしょう。後は条件もあまり付けすぎるのもよくないので、ある程度の要望で抑えておきましょう。

尚、何も書かないというのもある意味では相手からすれば扱いにくいと思われるかもしれませんので、何かは自分の要望は書いておきましょう。

履歴書を書くのは仕事を始めるための門ともなります。ここでつまずいてしまうと仕事をやっていく上ではやや厳しいことになるでしょう。しかし主婦となるとブランクがあるゆえに、履歴書を書きづらくなってしまっているということもあるでしょう。
丁寧に書いていかなければいけませんが、あまり硬くなって書いてしまうと、それはそれでいい内容にならないこともあるので、文字は丁寧でも、内容に関しては深く考えずに自分の思い通りに書いていくのがいいでしょう。

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