社会人の基本中の基本!職場での挨拶が苦手な人の対処方法

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社会人として日々仕事に従事する女性の中にも、何故か挨拶だけは苦手だという人も少なくないでしょう。仕事はそつなくこなせるし、挨拶以外のコミュニケーションはしっかり図れるのに、何故か挨拶となると身構えてしまい、いつも相手から先に挨拶されていませんでしょうか。

たしかにある程度キャリアを積んで自分が上の立場になればいいかもしれません。(もちろんマナー的には問題なくても人間的には上の立場のものが先に挨拶した方が感じが良くなるとは思いますが)

しかし自分が下の立場であれば、人間的な感じの良さ以前に、マナー的な観点からみても、こちらから先に挨拶しなくてはなりません。たとえ苦手であろうともこちらから先に挨拶をしないと、どれだけ仕事ができても、どれだけ普段のコミュニケーションで仲良くできていても、実は裏で評価を下げてしまっているかもしれません。

そこで今回は、挨拶だけがどうしても苦手だと思う社会人女性のために、職場での挨拶が苦手な人の対処方法をご紹介いたします。これらを参考にして、しっかり挨拶のできる、社会人力の高い女性になっていって下さい。

職場以外でも挨拶の練習を意識的にする

挨拶というのは昔からの習慣です。昔からし慣れている人にとっては、どこでも誰に対してもスムーズに挨拶できるものです。近所付き合いが盛んだった時代を生きてきた少し上の世代の人にとっては、挨拶が苦手だということに対して、理解できないと思われているかもしれません。

しかし近所付き合いなんてほとんどないであろう時代にそだった世代の女性にとっては、挨拶は非常に緊張するものです。なぜなら普段からし慣れていないからです。それならば改善策は簡単です。普段から近所ですれ違う人に対して挨拶をすれば良いのです。

たとえば出勤時間などにまったく誰にも合わないというなら、それも難しいかもしれませんが、大体の社会人は、行動する生活時間が似てくるものです。したがって家から駅までの道や、マンションのエレベーターなどで、誰かしらに合うでしょう。まったく話したことのない人に対して挨拶するのは中々緊張すると思いますが、そのハードルをクリアできれば、社内での挨拶なんてちょろいものになります。

まったく顔も見たことないような人に対して挨拶するのは厳しいと思うので、毎日の通勤で、見覚えのある人から始めていけばいいでしょう。もちろんエレベーターの場合は、見たことのない人であっても、先に入っている人に向けて挨拶するようにしましょう。

もしかしたら挨拶が帰ってこないかもしれません。むしろかえってこない可能性の方が高いかもしれません。準備していない時に声をかけられても、いきなり声はでないものですから。しかしそれでもめげずに続けましょう。それが自分自身を高めてくれることになりますから。

相手にどう思われようと気にしないようにする

挨拶が苦手だというその心理の裏にあるのは、自分の声にコンプレックスがあったり、先に話かけて万が一『え、急に話かけられた』と思われるのが嫌だったり、シーンとした空間で先に声をだし目立つのがいやだったりと、相手がどんな感情になるかを考えすぎて苦手に感じるということがあります。

最初は小さかったそういう心理が、いつしか自分の中で大きなものになり、どんどん挨拶しづらくなってきているのです。したがって、一度その心理から解放される必要があります。その心理から解放されるためには、まずは相手にどう思われようと気にしないようにするのがいいでしょう。

口で言うのは簡単ですがなかなかそのような心持ちに持っていくのは難しいですよね。コツとしては、恥をかこうとして声をかけようとしていると思い込むことにあります。

これから挨拶をすることで自分が恥をかくかもしれないという心持ちではなく、わざと恥をかくために声をかけているんだと思い込めば、ドキドキすることはありません。恥をhかくかもしれないとおびえるのではなく、わざと恥をかくのですから。

最初の一歩をそうして踏み出せば、実際には恥なんてかかないし、誰かの挨拶に対して、いちいち不快に想ったりする人など存在しません。そこにはプラスの感情しか生まれないのです。まずはおびえる、不安に思う心理から解放されるために、あえて恥ずかしいことをしているという心理で、最初の一歩を踏み出しましょう。

朝、発声練習をする

先にもあるように、いきなり声を出そうとしても、人は声が出ません。あ、このタイミングで挨拶できそうだな。と思うタイミングがあっても、そのタイミングで声が出なかったり、相手に届かなかったりしたら意味がありません。その後もう一度声を出すのはなかなか勇気がいることです。さらに苦手な意識が強くなってしまうでしょう。

そこで、まずは発声練習をしてから通勤するといいでしょう。その発声練習は何も本格的なボイストレーニングのようなものでなくても構いません。前日のバラエティ番組を見て大声で笑うでもいいですし、歌を歌ってから行くでも大丈夫です。しっかり声をだしてから行けばいいのです。

そうすることでしっかり声がでるようになり、出したいタイミングででなくなるということを避けられるようになります。もちろんそれだけで心配ならしっかりした発声練習をしてから行くのも良いでしょう。いかにその方法をご紹介いたします。

発声練習

  • あおむけに寝て、お腹に手を置き、息を吐ききり、ゆっくり息を吸う
  • 息をはく際にはお腹がへこんでいくのを感じ、息をすう際にはお腹が膨れるのを感じる
  • そのまま天井に声を届かせるようなイメージで『あ・え・い・う・え・お・あ・お』とワ行まで繰り返す

これだけです。5分程度で簡単にできるものですので、もし朝少し歌ったり笑ったりするだけで不安なら、併せてこちらも試してみてください。朝はただでさえ声がでづらいものですから、しっかりと声帯の目を覚まさせてあげることが大切になってくるのです。

発声練習の時間を確保するためにも、単純に脳を目覚めさせるためにも、いつもよりすこし早く起きて上げるといいでしょう。

以上、職場での挨拶が苦手な人の対処方法のご紹介でした。

挨拶は、ただするだけで無条件で良い感情を抱いてもらえる、これ以上ないほど便利なものです。いつまでもそれを苦手に思っていてはもったいないです。一度こちらから挨拶をすることに慣れてしまえば、どんなシーンでもこちらから挨拶ができるようになります。

そうすればどこのシーンでも自分をより素敵な人間に見せることができて、もっと良い女になることができるのです。今のうちからこれらの方法を参考に、しっかりと苦手意識を改善していきましょう。

これからも社会人生活は長く続いていきます。もし結婚を機に退職しても、今度はママ友同士の人間関係など、挨拶を武器に戦っていかなければならないシーンは数多く訪れます。少しでも早く、こちらから挨拶するのが楽しいと感じるようになってもらえれば、幸いです。

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