彼との喧嘩に疲れた…。喧嘩をこじらせないチェックポイント5選

喧嘩をこじらせないチェックポイント5選のイメージ画像

彼と一緒にいると、いつも喧嘩が始まってしまう。しかもお互い喧嘩を終わらせることがへたくそで、いつもこじれてしまって長期戦に。ということに疲れている人もいるでしょう。

同じ喧嘩の場にいるとしても、男性の心中と、女性の心中はまったく違います。今回は、彼との喧嘩をこじらせてしまう女性がやりがちなポイントを挙げ、喧嘩をこじらせない方法を考えてみたいと思います。

1.過去の話を持ちだす

喧嘩をしているうちにだんだん腹が立ってくると、今喧嘩している内容に関連する昔の記憶がよみがえってきます。女性にありがちな喧嘩のときのセリフは、「そういえば、あのとき『も』こうだったよね」です。

喧嘩の怒りをフックとして、昔のことが、目前で起こっているかのようにありありと思いだされるのです。そんなとき、過去とか今とか関係ありません。女性にとっては充分喧嘩の議題になりえます。しかし、男性にとってはとっくに終わったこと。女性のテンションについていくことはできません。

彼との喧嘩をこじらせて疲れたくないのなら、喧嘩が始まった時に、論点をしぼることです。過去のことまでもちだしていたら喧嘩に収拾がつかなくなります。彼に謝らせたいのなら、一点突破のつもりで喧嘩に挑みましょう。その方が効果的です。

どうしても過去のことで彼を許せないのなら、今彼と喧嘩しているテーマを終結させてから、別のタイミングで話を持ち出してください。たいがいは、今、腹立たしいのであって、彼と仲直りしたら、過去のことも許せる気分になるのではないかと思います。

2.「どうしていつもそうなの?」という一般化

「どうしてあなたはいつもそうなの」というおおざっぱな責められ方をすると、男性の応答は、たいてい「いつもではない」というものになります。「AのときとBのときとCのときとDのときがあって、過ちを犯したのは、Cのときだけだ。だからいつもではない」という理論です。

しかし、そのような回答を男性がしたところで、女性は「へりくつ言わないで」と一喝するにすぎません。このパターンの喧嘩も収拾がつかなくなります。

喧嘩の理論構成が、女性と男性とで根本的に違うのです。女性はただただ、自分の気持ちに共感してほしくて喧嘩をしますが、男性は、喧嘩に理屈をもちこみます。「あなたはいつもそうだ」という言葉は、女性の「わかってほしい」という気持ちのあらわれです。

しかし、男性の「いつもではない」という、理屈としては正しい応答が、女性にとってはわかってほしい気持ちを否定されたように感じるので喧嘩がこじれるのです。ですので、女性の「どうしていつもそうなの?」という言葉は、具体的に言い換える必要があります。

例えば、彼が友達と遊びに行ってばかりいることが喧嘩の元になっているのなら、「どうしていつも友達とばかり遊びに行くの!?」ではなく、「一緒に過ごす時間が少なくて寂しい」と、感情を具体的に伝えるのです。

3.根拠のない被害妄想

根拠のないことを、「絶対にそうだ」という決め付ける言い方は、彼との喧嘩では控えることをおすすめします。あなたがものすごく勘のよいタイプで、根拠がなくても、「絶対そうだ」と感じたことがビシバシ当たるなら、彼も、おそれおののいているかもしれません。

しかし、主に被害妄想からくる「絶対そうだ」を繰り返すと、喧嘩においてのあなたの言葉の信頼度がどんどん下がっていってしまいます。

「彼女はいつも、根拠なく、現実と違う方向に妄想をふくらませて喧嘩をふっかけてくる」というイメージがあなたについてしまうと、彼の方もだんだん、あなたの話を取り合わなくなり、喧嘩の収束点を失ってしまいます。

4.「私なんて…」という自虐モード

彼と喧嘩をしているうちに、ネガティブモードにスイッチが入っていませんか。「どうせ私なんて○○」。「○○」の中には、おそらくあなたのコンプレックスの内容が入ります。「どうせ私なんてかわいくない」「どうせ私なんて、いない方がよい」などなど。喧嘩においては(人生においても!)、そんな自虐モードはほとんど無意味だということに気付きましょう。

「どうせ私なんて」という言葉は、「自分は他の女と比べてしょうもない」という意味であるわけですが、とすると、あなたの世界の中では彼はそんなしょうもない女とつきあっていることになりますよね。彼に失礼です。

もしかすると、「そんなことないよ」という彼からの言葉を待ってのことかもしれませんが、喧嘩のたびに自虐モードに入って彼からの慰めの言葉を要求していると、彼の方も正直めんどくさいなと思うようになります。

5.傷つけ合うことが愛の証という勘違い

女性によっては、好戦的なタイプで、喧嘩をふっかけて彼と傷つけ合うようなコミュニケーションすら楽しんでいるような人もいます。しかし、男性で、女性との喧嘩をそのように楽しむ人は少なく、喧嘩が始まった時、心から辟易しています。

なので、「喧嘩をする相手と、喧嘩をすることでつながっていたい」という気持ちは男性にはなかなか理解しがたいものがあるかもしれません。男性からすると、敵対しているから喧嘩する。という発想だからです。

6.彼との喧嘩こじれポイントのまとめ

先に挙げた彼との喧嘩がこじれるチェックポイントを裏返すと、こじれないコツになります。

  • 今だけを見る。
  • 一般化しない。
  • 根拠のない被害妄想で話さない。
  • 自虐モードに入らない。
  • 無駄な喧嘩をふっかけない。

女性は、喧嘩をしながらも相手に共感してほしいという気持ちがあります。「好きだからわかってほしいという気持ちが大きすぎて喧嘩になってしまう」ということを彼に上手に伝えられたら、こじれずに喧嘩を終わらせることができるかと思います。

嫌いなら喧嘩すらしませんよね。腹が立っても好きだから一緒にいたい。直してほしい。でも彼が受け入れてくれない。だから喧嘩するのです。

スマートな喧嘩収束のために、こじらせポイントを知っておく

女性ならではの喧嘩をこじらせるポイントを挙げ、こじらせない方法を考えてみました。喧嘩をしているときは、お互い自分が正しいと思っているわけですが、とはいえ、喧嘩の原因もこじれるきっかけも、ささいなことであるのもカップルの喧嘩の特徴かもしれません。

そもそもなんで喧嘩になったのかさえ思いだせない喧嘩もたくさんあるのではないでしょうか。きっかけを思い出せないような喧嘩で疲れてしまわないよう、喧嘩をスマートに収束できるかしこい女性になりたいものですね。

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る