「会うは別れの始まり」といわれるように、人間関係は始まりがあれば、必ずいつかは終わりがあります。
片思いが終わった人もいれば、カップルになった後のお別れをする人もいます。人の気持ちというのは、残念ながら変化をするものです。
最初は、お互いの事が好きだったとしても、時間がたったり、付き合いが進むにつれ、相性の不一致などを感じ気持ちが冷めてしまうことだってあります。
失恋は、どんな人でも経験する事です。辛いけれど、皆、乗り越えてきた道なのです。いつまでも落ち込んでいては、あなたの人生の時間がもったいないです。
前向きに乗り越えて、魅力ある輝く女子を目指しましょう!
失恋したばかりのころは、大切な人を失ってしまった悲しみで、次の恋愛のことなど考える事はできないでしょう。もちろん、すぐに、次の恋愛をしなければならないわけではありません。
新しい恋愛は、きちんと自分の気持ちが整理できてから始めるようにしましょう。よく、言われるのが、失恋には、新しい恋愛が一番いいなんてことです。
でも、自分の気持ちが、まだすっきりと整理できていない段階で、次のお相手を探すのは、お勧めできません。あまりにも落ち込んでいるあなたを周囲の人が心配して、新しいパートナーを紹介しようとしたりしますが、立ち直れていないのなら、お断りするのが一番です。
というのも、失恋した後というのは、精神的なショックが大きいため、誰かに支えてもらいたい、優しく包んで欲しいという気持ちでいっぱいになっています。寂しい状態なのです。
誰かに支えてもらいたいという気持ちですが、優しく自分の話を聞いてくれる人であれば、誰でもよくなっている状態が、ほとんどです。友人や兄弟に聞いてもらうだけならいいですが、これから新しい恋愛のパートナーになるかもしれない人に、以前好きだった人の話をあれこれするのは、あまりいいことではありません。
下心があるような男性は、あなたの寂しさに漬け込む可能性が大きいですし、そうでない男性は、複雑な気持ちになるはずです。
なによりも、通常であれば適切に判断できるあなたの判断力が鈍っている事が多いのです。ここで言う判断というのは、自分と相性が合うパートナーかどうかを見極める判断力の事です。
寂しいからと流されるまま、新しい相手と恋愛しようとしても、上手くいかなくなることが多いですし、そうなれば、結局傷つくのは、最終的にあなたなのです。
また、判断力が低下していますから、上手くいかなかった元カレと同じようなタイプの男性を、知らないうちに選んでしまうことだってあるんです。
失恋からいつ立ち直れるのかは、個人によって差があります。でも、いつかは、絶対に乗り越えられるものなので、焦りは禁物です。
お付き合いをする中で、自分に配慮が足りなかったなとか、わがまま言い過ぎたなとか、相手を信用してあげずに疑いすぎたなど、反省点は多少あると思います。
片思いの人であれば、もっと積極的にアプローチすれば、他の彼女にとられなかったななどが反省点でしょうか。
人間は誰でも失敗します。自分がだめだった部分は、反省して次の恋愛に生かせばいいだけのことです。反省する必要はあっても、自分自身を責める必要はありません。
自分自身を責めすぎると、自分に自信がなくなってしまいますし、今後の恋愛にも悪影響がでます。
そもそも、だめな部分が自分自身にあったとしても、付き合っていた相手があなたの運命の人であれば、喧嘩や話し合いで解決できるレベルの話である事がほとんどなのです。
なので、自分自身を責める事は意味がありません。お別れする事になってしまったのは、相性が合わなかったとか、縁がなかったからということが、多いのです。
終わってしまった恋を、いつまでも思い出すような環境を作っておくのは、いい事ではありません。
彼と撮った写真をいつまでも部屋に飾っておいたり、一緒に旅行に行ったときのお土産がいつも目に止まる場所にあったり、彼とよく聞いた音楽を一人で聞いてみたり・・・。
こんな事をしていては、いつまでたっても失恋から立ち直る事はできません。復縁の見込みがない相手であれば、彼との思い出の品は、一つの箱にまとめてとりあえず仕舞ってしまうのが一番です。
思い出の品を捨てるというと、気持ちが区切れていない段階では、難しいものがあります。好きになった人との思い出の品は、取っておきたいと思う女子が多いでしょう。
スッキリとお部屋を整理させれば、気持ちもなんだかスッキリしてきませんか?
大人になると、なかなか泣く事って、なくなりますよね。子供のころは素直に泣けたのに、大人になると、変なプライドが邪魔をして、感情のまま泣けなかったりします。
失恋というのは、大体の場合、どちらか一方から別れを告げてきます。なので、言われたほうは、まだ相手の事が好きな気持ちのままなのです。
お互いに同じタイミングで、別れたいと思っていたから、さよならしたというカップルは、ごく稀でしょう。
なので、お別れを突然告げられた側としては、本当に悲しい気持ちでいっぱいになります。どちらかが、泣いてすがるのがお別れに多いパターンです。
お互い好きということでお付き合いをしていた、あるいは、片思いでも彼には彼女がいないと思って恋をしていたのですから、あなたが傷ついて当然のことなのです。
なかなか、涙が出ない人などは、ショックが大きいために泣けない可能性もあります。泣ける映画を見ながら、ついでに泣いてしまうのもいいでしょう。
大人になったって、悲しい時は悲しいのです。自分の気持ちと素直に向き合ってあげましょう。
失恋は、誰でも傷つきます。でも、失恋したからこそ、次の恋愛では同じ失敗を繰り返さないようにできますし、失恋したからこそ、新しいパートナーと出会える事になるのです。
失恋をいつまでも引きずらないように環境を整えたり、自分の気持ちを労わる事はとっても大切な事です。思い切り泣いた後には、必ず笑顔の素敵なあなたになれます!