国際結婚と言えば、今や何組も日本でされている方は多いかと思いますが、自分が、国際結婚をする立場になっても、そうでなくても、不安要素ばかりが先行してしまいがちです。
しかし、国際結婚がそんな不安だけのものであったら、世の中国際結婚をしている人はこんなにいるわけありませんよね。
もちろん、特別な理由があって仕方なく結婚しているという方だっているかもしれませんが、大半はそうではありませんし、きちんと国際結婚の良さを感じながら結婚生活を送っているはずです。
そこで、今、国際結婚をしようとしている方、もしくは将来そうなる事を考えている方や、もう国際結婚をしている方でちょっと不安が残っている方にこちらを見ていただきたいと思います。
国際結婚の良い点をいくつか紹介したいと思います。
国際結婚の1番の不安と言っても過言では無い生活する場所(国)です。
海外生活をずっと夢見ていた方には、国際結婚をしたら海外に住めるという夢もかなう確率はずっと上がりますよね。
もちろん、旦那さんの仕事の関係や、自分の国では生活したくなかったり、日本で住む方が将来的にも良いということで日本在住となることだってあると思いますが、日本人同士で結婚するよりも、確実に海外で暮らせる確率は上がります。
海外生活に不安はあるでしょうが、海外で生活しなかったのに、それができずに一生を過ごすよりもどんなに不安があっても夢をかなえられた方が人生としては幸せなことですよね。
そんなあなたの夢をかなえる事ができるのもこの国際結婚の良さの1つなのです。
日本人と外国人のカップルだと、なんとなく、日本人の女性なり男性なり、日本語を2人で話すのではなく、相手の国の言葉、もしくは、相手の国の言葉が英語圏以外であれば、英語を2人の共通語としている方が多いように見受けられます。
女性は男性よりも語学に興味がある方が多い気がしますが、国際結婚をすると、この語学力がアップする可能性も存分にあります。
もしかしたら、ものすごく日本語が堪能な御主人にあたることもありますが、それでも、「私はあなたの国の言葉をちゃんと話せるようになりたいから、私といる時はその言葉で喋って」と言えば、そうしてくれるでしょう。
生の外国語教師が家にいるわけですから、こんなに語学力がアップするために良いシチュエーションはありません。
例えば、旦那さんがアメリカ人で、しかもお隣の国、メキシコ系であれば、スペイン語をその人が2世3世であっても話せる可能性が高いですから、スペイン語を習得しつつ、英語も習得できるという一気に2ヶ国語を習得できる可能性だってあります。
語学ができるようになれば、自分が働く仕事の枠もぐんっと広がり、更にはできる言語の数が増えれば増えるほどその枠はどんどん広がってくるので、あなたの将来にとっても悪い事ではありませんよね。
国際結婚をする前に、もちろん子供ができてからの事も考えて結婚を考えますよね。
あなた達の元にできたお子さんはハーフ、もしくは旦那さんやあなたが2ヶ国以上の血が入っていればクオーターなどにもなりますが、いわゆる混血の子供が生まれるわけです。
そんな混血の子供を持った親御さんたちが考える事は「子供にお互いの国の言葉を学んでもらう」ということです。
そうです、もし国際結婚をすれば、旦那さんは旦那さんの言葉で、あなたは日本語でお子さんに話しかければバイリンガルになります。
もしくは、旦那さんが2ヶ国以上の言葉で話すか、あなたがそうするか、それに、あなたたちが住む場所が、あなたたちの話す言葉以外が話されている国で生活していれば自然とその国の言葉も身につくはずですので、トライリンガル以上の語学を操れる人になれる可能性もあるのです。
そうなるとどうなるかというと、あなたが語学を習得できた時と同じように、お子さんの将来にとっても多くのオプションが得られるわけですから、あなたにもお子さんにとっても嬉しい将来が待っているはずです。
しかし、もちろんお子さんが期待通りに育ってくれるとは限りませんが、あなたが言葉をお子さんに教え込む時に、あまりにも日本語の覚えが良くないからと言って諦めてはいけません。
気長にお子さんに教え続ける努力をしてあげれば、お子さんは必ず付いてきますから、めげずに頑張りましょう。
外国人の男性はイクメンだというイメージが日本人にはありますが、あなたの旦那さんになる方ももしかしたらそうなる可能性がありますよね。
例えばアメリカの男性はよく海外セレブのパパラッチ写真を見ていても、奥さんが働いている時に自分は仕事を休んで育児に専念したりしていますよね。
ですが、そんな時に旦那さんが1ヶ月の育休を会社から取って、奥さんと一緒に子育てを頑張ってくれたり、奥さんが育児に集中している間に家事を全てやってくれたりするのが当たり前だったりします。
むしろ、ちゃんとそれができない男性は離婚されるということだって普通にあるので、そんな国の人であれば、あなたの旦那さんもお子さんができたらイクメンになってくれる可能性もあるかもしれませんよね。
外国人というのは、きちんと納得するまでその話を続けます。
逆に日本人は、仕事から疲れて帰って来た旦那さんにあなたが「ちょっと話があるんだけど」なんて言うと、「疲れてるから後でにして」と流すこともよくあります。
しかし、外国人はきちんと話を聞いてくれますし、親身になってくれ、一緒に解決しようとしてくれる姿勢があるので、助けられるはずです。