今どき、男性でも女性でも長く働き続けるのはごく当たり前のことといえるでしょう。ですが、女性は結婚したり、妊娠・出産・子育てなどによりキャリアを中断されるため、多くの場合は男性と同じキャリアプランで働くことは出来ない場合もあります。
このため、長く働くためには手に職を付けたいという人が少なくありません。最近ではいろいろな働き方がありますが、長く安定して働き、子供が生まれてからも働くためには、やはり手に職があるのに越したことはないでしょう。
この時に資格があるといい、と考える人もいますが、ではどのような資格があるといいのでしょう?
まず、最近では働くのに必ずパソコンを使うというところも少なくありませんよね。また、最近はタブレットやスマートフォンなどを接客業に活用するところも多くなってきました。
このため、やはりITスキルがあるとそれだけ再就職や転職に有利になることも少なくありません。この時にオススメなのが『MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)』という資格です。
これは何かというと、パソコンで使うソフトとしても有名な『Word』や『Excel』などを使いこなすことが出来る、というものです。何が出来るか、というだけではなく、資格のレベルによって『どのくらいのことが出来るか』までアピールできます。
また、知名度が高いところも嬉しいポイントですね。知っている人事の人も多いので、パソコンスキルをアピールするのには最適の資格といえるでしょう。
もう一つは、自分の職歴に沿った資格です。これはこれまでどのようなことをしてきたのか一度自分のキャリアの棚卸しをする必要がありますが、それによりどのような資格があればいいのかを知ることが出来ます。
例えば、ずっと事務で来た人ならば、簿記やパソコンソフトの操作についての資格があるといいでしょう。また『秘書検定』や『ビジネスキャリア検定』などもいいでしょう。
もしあなたが接客をずっとしてきた、というのならば、接客についてルールやマナーを学べる『販売士』という資格もいいでしょう。また『接客サービスマナー検定』『サービス接遇検定』などもいいかもしれません。
専門職の人の場合は、将来的にその仕事に復職することを考えて、今の仕事にプラスになるような資格を選んでおきましょう。若干専門的な資格をとることにより、自分のキャリアプランも見えてきます。
ところで、資格取得と考えると、中には『英語』を意識する人もいるでしょう。
これは一見間違いではありませんが、英語の資格を取る前に必ず考えなくてはならないことがあります。
それは『あなたの場合は本当に英語のスキルが必要?』ということでしょう。
確かに国際社会ですから、英語が話せるのに越したことはないと考えられるものです。実際英語を使う場面も増えてきましたし、学習している人も資格を持っている人も多いものです。
英語は確かに話せるのに越したことはありません。実際ビジネスにも役立つでしょうし、英語が話せることによってキャリアアップできるケースも少なくありません。
もし必要なら少しずつ学習を始めて、将来的にはいつでもどこでも喋れるようにしておくといいでしょう。そうすることで、あなたの価値もだいぶ高くなりますよね。
資格の種類はとても多く、また、それによって身につく内容も幅広いものです。ただし、いくら資格を取って知識や技術を身につけても、活用することがなければ意味があまりありませんよね。
このため、まずはしっかりと資格をとる前に『この資格を活用することがほんとうにあるかどうか』を考えるといいでしょう。
また、中には全く違う業種・職種に転職するために資格を取る、という人もいます。そのように戦略的に資格を取っていくと、無駄が少なく効率よくキャリアアップできますね。
皆さんも是非考えてみてくださいね。