年齢を重ねるとどうしてもでてくるお顔のしわ、その中でも顔の印象を大きく左右するのがほうれい線です。ほうれい線があるかないかでは10歳ほどの印象が違うことがアンケート調査などでわかっています。ふと立ち止まって自分の顔を見た時に「こんなに深くなかった。」とショックを受けたことありますか?できてしまったしわは勝手になくなることはありません、それどころか何もしなければどんどん深く刻まれていくことでしょう。
年齢よりも10歳若く見られたい!という方にほうれい線のできる原因と対処法をお伝えしていきます。
顔にはしわのできやすい場所が数箇所ありますがほうれい線もそのひとつです。
しわができる原因はいくつかありますがまずは肌の柔らかさによる違い、布と紙を折り曲げた時くっきりと折り目がつくのは硬い紙のほうですよね。
そのように肌が硬い方がしわはできやすいのです。次に老化ですが皮膚やその下の組織を支えるのは筋肉ですが、筋肉も老化によって支える力が衰えます。皮膚自体にも張りがなくなってきてたるみやすくなったところに重力が加わり垂れ下がった皮膚でできるのがほうれい線です。
肌の柔らかさは水分量で決まります。肉汁たっぷりのステーキは柔らかくそうでないステーキは硬くて噛むのが大変ですよね。お肌も同じ、水分をたっぷり含むことで柔らかい肌に生まれ変わります。お肌の水分は角質層というラップと同じ薄さの皮膚で守られています。
水分がたっぷり含んだお肌にするためにやることは、
洗顔料を何度も使うのはやめましょう。埃や汗はぬるま湯でしっかり落としてクレンジングはしっかりと使い方を守って擦らないように、洗顔料を使った洗顔は基本入浴の時だけで大丈夫。洗顔料をしっかりと泡立てて肌を直接こするのではなく泡を動かすイメージで洗いましょう。女性は男性に比べ皮脂が少ないので朝はぬるま湯で十分です。
洗顔のあと化粧水をつけるのはお顔についた水分がある程度蒸発するまで待ちましょう。お顔がベチャベチャに濡れた状態では化粧水が染み込みにくくなっています。
アルコールの入っていない化粧水で整えたあとはお肌にふたをします。
できれば「セラミド」という成分の入った油性のクリームを使うことをおすすめします。
肌がたるむのは老化としてしかたがないことですが老化というのは個人差が大きいものなのです。細胞の状態が悪いと坂道を転がるようにして老化が進みます、それならば状態を整えておけば老化しないの?
いいえ、老化を止めることはできません、しかし老化のスピードを遅くすることはできるのです。食生活や生活習慣を少し見なおしてみましょう。
階段とエスカレーターがあれば到着地点を「老化」とイメージしてエスカレーターで老化まで突き進むか階段でゆっくりと進むかを選んでみて下さい。
タバコを吸ってしわを増やすか野菜を食べて若さを取り戻すか考えてみてください。
皮膚を支える筋肉も鍛えてみましょう。筋肉は成長するとボリュームアップするので小さな小じわなんかではそれだけで薄くなります。
一度深く刻まれたほうれい線はなかなか薄くなりません。マッサージやエステも効果はありますが一時的なもの、続けていないとほうれい線は復活してしまいますので予防的に利用するのがいいでしょう。
できてしまったほうれい線に対しては、フェイスリフトや金の糸が有名です。そこまでやれば深く刻まれたほうれい線もなかったことになるでしょう。でも誰もが手術を受けることはできません。
最近ではメジャーとなったヒアルロン酸。ほうれい線の下にヒアルロン酸を注入することでほうれい線が薄くなるのです。ものの5分でさっきまであったほうれい線が消えているのです。
金額的にも手術やエステに通うより安心です、ヒアルロン酸は種類によって半年~数年もつものがあるので予算に応じて選ぶことも可能。ヒアルロン酸は残念ながら吸収されてなくなってしまうのですがそれまでの間ほうれい線がより深く刻まれるのを予防します。
できてしまったほうれい線をマッサージなどで消すことはほぼ不可能ですのでまずは、
いかがでしょうか?「ヒアルロン酸なんて!」と思われる方もいらっしゃるでしょうができてしまっているほうれい線は薄くするだけでもすごく大変なことなので数ヶ月で結果がでればいいほうでしょう、それならばその数ヶ月もほうれい線のない若々しい顔で過ごしませんか?ヒアルロン酸を注入し続けろということではありません、一時的にほうれい線がない状態に若返らせてそこから予防に取り組んでいくのです。
ほうれい線に深く悩んでいる方、深い悩みだからこそ自分だけで解決できないこともあるのです。老化は誰にでも起きていることで止められないものです、今を若々しく過ごすために勇気を出してみてはいかがでしょうか?