「この人とだったら一生生きて行ける」「この人とだったらどこに居ても幸せ」そう思って結婚する前に考えておきたい事。
ちょっと冷静に将来を考えてみて欲しい。結婚とは何なのか、彼のためだったら今の生活を捨てても本当に大丈夫ですか。新婚生活から子育てと長い結婚生活。結婚を機に生活が一変してしまう女性に一度は考えておいて欲しい事をまとめました。
「あなたとだったら、どこでもいい。」「二人で新しい家庭を築くんだ。」「幸せな新婚生活を送るんだ。」と夢見る女性は多いでしょう。
そして、産まれ育った故郷や、現在住んでいる場所を離れて男性の居る場所にお引っ越し。もちろん職場も離れる事に。家族とも離ればなれになります。親しい友人や職場の同僚ともお別れです。
でも女性は「彼さえ居れば」と彼にゾッコン。周りの意見に耳を傾ける事は無いでしょう。女性にとって結婚を機に生活全てが変化してしまうという事は多いものです。本当に大丈夫でしょうか。
その反面男性はというと、今まで通りの会社に勤め、アパートなど新居に引っ越したものの、実家のすぐ近くや、以前居た場所とすぐ近くでほとんど何の変化もありません。
交友関係もそのまま続行です。職場の同僚や友人に飲みに行こうと誘われると今まで通り断る理由など考えもしません。妻とはいつも一緒にいるのだし、たまに飲みに行くくらい何でもないと考えます。
女性は必死でその場に適応も考えますが、それより何より夫との二人の生活を充実させたいと努力します。
一方男性の方は何も変わっていないところに、妻として愛する女性が来てくれたくらいの感覚。今まで通りの生活の中での妻の存在とは残念な事にさほど大きな物ではないのです。
それに対し女性は全てを捨ててここに来たのに…。結婚1ヶ月で疑問が怒りに変わります。そしてついに夫に怒りをぶつけます。
愛する妻から結婚1ヶ月目にしてその胸の内を告白された夫。彼にとっては寝耳に水です。何を怒っているのかすら分からないでしょう。自分はいつも通りの生活をしているだけなのですから。
生活を改めて、同じ気持ちで二人の生活を築く気など無いでしょうし、自分の生活を邪魔する妻が疎ましい存在に思えてくるでしょう。
でも女性にとって変化の連続である結婚生活が男性にとってはそうでも無い場合、よほど我慢強い女性でなければ1年も経たない内に破綻という事になるのはこういった心のずれも一因になります。
特に女性にとっては新婚生活だけがこのような状態ではなく、仮に我慢強く新婚生活を乗り越え、子どもを産み育てる事がかなってもこの気持ちのずれはずっと続くのです。
これが逆であれば、女性は気持ちを察するのが得意な物で男性の気持ちに寄り添って生きて行く事ができるでしょう。だから逆ならうまく行くのです。
この気持ちのずれは新婚生活だけではありません。そして、そんな寄り添う気のない夫をあきらめ、妻が中心となって育児をしていく中で、どれだけ親元や姉妹や親友の近くを離れた事を後悔する事でしょう。
「愛する彼さえ居れば…」そんな夢のような気持ちをお持ちの女性。それは間違いです。はっきり言っておきます。今は「彼さえ居れば…」でしょう。でも冷静に考えてみてください。
彼だけが自分の人生にとってかけがえの無い存在では無いのです。そしてそんな大切な方々と共に楽しい日々を送る事ができたらどれだけ幸せでしょうか。後悔の無い事を願います。お幸せに。