入社当時は頑張って仕事をしていれば、自然とキャリアアップして収入も増えていくと思っていませんでしたか?
でも現実は厳しく、なかなか昇格せず年収も横ばいという女性が多い状況だと思います。こんな時代だからこそ、自らキャリアアップの道を切り開かなければずっと現状維持のままです。
では、どうすればキャリアアップして年収を上げられるかお教えしましょう。
これだけで?というような簡単なコツです。
だまっていたら、あなたがキャリアアップを望んでいるなんて誰にも分かりません。
誰しも少なからず昇格したいと思っているものですが、その気持ちの強さは自分から発信しないと誰も汲み取ってくれません。そこで、ことあるごとに同僚や上司にキャリアアップ志向がある事を伝えていきましょう。
例えば、上司と飲んでいる時に、「うちの会社ってどうやったら昇格出来るんですか?」「あの人はどうやって昇格したんですか?」など、昇格を希望していることが分かるようにさりげなく伝えてみましょう。
会社では、昇格枠が空いたときに上司に指名してもらえるかが鍵となります。
そのため、常日頃、あなたの希望を上司や同僚に伝えることが大事です。
特に女性は、昇格を希望していないと思われがちなのでハッキリ何度も伝えましょう。
さて、どんどん昇格する人はどのような人でしょう?それは、「この人がいなくなったら困る」という人ではありませんか?
まんべんなく出来る人も大事な人材ですが、ある分野に長けている人の方がいなくなったら「替えがきかない」ので大事な人材ですよね。
ということは、あなたが「替えがきかない」人材になればいいのです。そのために、得意分野を見つけてその分野をとことん突き詰めましょう。
どんな仕事でも、細分化できますよね。その細分化された中から一つでいいので、突き詰められることを見つけましょう。たとえば、データ入力でも、チームのスケジュール管理でも、在庫管理でも、営業でも、人材採用でも、なんでもいいんです。
突き詰められる分野を決めたら、社内でその分野に強い人にどんどん質問して、技を盗みましょう。誰でも頼られると嬉しいのでどんどん教えてもらえるでしょう。
そして、どの分野の仕事があれば、積極的に自分から手を挙げて担当するようにしましょう。そうすれば周りにも、この分野に強いのはあなた、と認識してもらえるようになります。
昇格を決めるのは誰でしょうか?部長でしょうか?それともその上の事業統括部長でしょうか?ここを見極めるのは非常に大事です。一番手っ取り早くこの答えを知るには、実際に昇格した人に聞くことです。
もしかすると、意外な人物かもしれません。その人にキャリアアップしたいと思っていること、なぜキャリアアップしたいのか、キャリアアップするために今どんな努力をしてどんな結果が出ているのか、をきちんと伝えましょう。
また、そのキーマンの周りの人物と仕事をする際は、成果を認めてもらえるよう普段よりしっかり入念に仕事をしましょう。
キーマンの周りから高評価が得られれば、必ずキーマンの耳に入るはずです。また、会社によっては、周りの評価は無関係で、TOEICなどの資格の有無やテストの点数だったりする場合もあるので、何が昇格のキーになるのかをはっきりさせておきましょう。