ダイエットをしてもしても、痩せないと悩んだことはありませんか?
無理な食事制限をし、カロリーを毎回チェック。なれない運動を一生懸命頑張っているのに、隣で同じものを食べている彼は、食べても食べても太らない…ふむ、「私のやり方が悪いのかも」とついついネガティブ思考に。
気付くと、1日中ダイエットのことばかり。ふと、昔撮影した家族写真をみると、母方の家系は皆自分と同じ体型。こんな経験ありませんか?
「自分の体型をコントロールできない人は、自分の生活をコントロールできていない」なんて言われた経験はありませんか?その一言にくよくよし、また気付いたらストレスで食べている。罪悪感のスパイラルに陥った経験はないでしょうか。
そんな風にいわれても悩む必要はありません。
一般的に両親が太っている場合、体質的にその子どもが肥満体質になる割合は3割程度と言われています。しかし、実際には太った両親の子どもが太りやすくなる確率は3割より多くみられます。
それは、肥満体型の多くいる家庭の食生活や運動量などに関係していると思われます。外食によく出かける家庭・脂っこいものを小さなころから食べている家庭・駅から近く自転車や徒歩ではなく、車でどこへでもでかける家庭などです。
ヨーロッパや欧米諸国の人々にくらべ、日本人の女性は背が低く、ふっくらしており丸顔で幼い顏つきをしています。実は日本人というのはもともと、エネルギーを節約・蓄え脂肪にする役割をもつ「肥満遺伝子」をもつ体質の人が3人に1人もいるそう。
数十年前までは数十万円かかる遺伝子検査でしたが、現在ではずいぶん簡単に、低価格で遺伝子検査ができるようになりました。爪や唾液で遺伝子を検査し、自分の体型・体質について知ることができるそうです。
また、自宅で手軽にできる遺伝子キットで体質別のダイエットを検討してみてもいいかもしれません。やってもやっても効果がないダイエット。実は遺伝子との相性が悪かったのかもしれません。
親から半分ずつ受け継ぐ遺伝子。十人十色の遺伝子ですので、十人十色のダイエット方法が必要です。生まれつき体型にコンプレックスのある人が、その後の努力次第で、もともともつ体型や身体能力を改善する例はたくさんあります。
自分の体質をしり、自分にあった食生活と食材を摂取すること、自分にあったダイエットスタイルをみつけ、遺伝体質と上手に付き合い正しく努力することが、これからなりたい自分へと近付く効果的なダイエットの第一歩かもしれません。