子育てをするのなら「考える」ことを重要視してやりましょう

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一人の子供を育てる機会というのは人生で1回しかありません。やり直しが効かないからこそどの母親の方も子育てには相当頭を悩ませることでしょう。

悪い子に育てたくない、賢い子に育てたい…そうは思っていても上手くいかないのが子育てです。何故なら扱うのは自分と同じく頭で物を考えて生きている人間だからです。

だからこそ、子育てをする際に最も大事なことは「考える」ことです。母親からすれば、考えているので何を今更と思うかもしれませんが、確かに母親の方も普段から考えなければいけない何よりも大事なのは子供に考えさせることです。

子供に考えさせることの必要性

子供に自分の力で物を考えさせることは重要です。というのもいずれは子供も親の元を離れて生きていくことになります。

マニュアル人間という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、まさにそれであり、そうして思考が一定の偏った考え方しかできないようならば、その子供は生きていく上で成功を掴むことが難しくなります。

人生の偉人達も己の頭で考えて突発的なアイディアで大成をしているのですから。

別にそこまで大きな成功は期待していないと考える方もいるかもしれませんが、人生において自分で考えなければいけない場面というのは多々出てきます。

例えば母親である方も自分で結婚を決めて、自分で子供を産んだのです。もちろん例外はあるかもしれませんが、そうして選んだ事実がある以上、自分の考えを持つということは大事であります。

また、この考えさせるということは子育てにおいて母親のためにもなります。というのもそうして子供が自分で何でも考えるようになれば、親としても手をかける機会が減り、子育ての負担が軽減されます。

子供のため、自分のため、だからこそ子供には「考える」という意識を持たせることが大事なのです。

子供に考えさせるための方法

子供に考える意識を持たせることとしては、単純に子供に考えさせる機会を多く作ることです。

子供は知らないものを見れば何をどうしていいか分からないでしょう。それが危険なものであれば親がしっかり教えるべきですが、そうでないのならあえて教えずに子供に任せてみましょう。

ただ、子供は時には大人が考え付かないようなことをすることもあります。それはいい意味でもあり、悪い意味でもありますが、もし悪い意味でなかった場合には怒らずに褒めてあげましょう。もちろん悪い意味であったらしっかりと叱ることが大事です。

しかし怒る際にもしっかりと理由を添えて怒ることが大事です、頭ごなしに説明もなしに怒鳴りつけるのは子供の思考に悪い影響を与えます。「叱る」と「怒鳴る」では意味が変わってくるのですから。

教えることのボーダーライン

でも実際、本当に何も教えずに何かさせるというのは現実的な話ではありません。なので最低限のことを教える必要があるのですが、全て教えてしまうのも子供から考えさせる機会を奪ってしまいます。

ではどのように教えるのがいいかというと、それはもちろん対象によっても変わってくるのは当然のことです。子供の場合だとやはり玩具を与える機会がまずあると思いますが、単純な遊戯が出来る玩具の場合には何も教えずに子供の赴くままにやらせた方がいいでしょう。

しかしどんな玩具でも危険なところというのがあります。例えば小さい子供の場合には口に入れてしまうということがあるので、そうした場合には安全のために危険なことを先に教えておいた方がいいでしょう。

その一方で子供が親に聞いてくるということもあります。そのまま聞かれるがまま教えるのはいいことではありませんが、だからといって単純に拒否するのもいいことではありません。

その場合には嫌な顔をせずに柔らかく、一定のヒントを与えながら自分で考えることを促しましょう。そもそもその子供の行動も「親に聞く」ということを「考えて」とったことなのですから。

最終的に子供の自立につなげるためにも・・・

子供に実際に物事を考えさせるには親のサポートも必要不可欠です。一見難しいことのように思えますが、そのように難しく考える必要はなく、ただ子供に「考える」ことを促せばいい話です。

物事には答えが定まっていないというものもあります。だからこそ答えを考える必要はなく、自分なりに考えさせてあげましょう。親も子も、物事を考えるためには考える余裕のある環境も必要ではあるのですから。

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