幼稚園へ通っているお子さんをもつママは、お子さんを幼稚園へ送り出したあと、ゆっくり家事をする時間があります。仕事をされているママでなければ、午前中のうちに家事をしたり、やるべき用事をこなしたりと、あっという間にお子さんのお迎えの時間になってしまいます。
せっかくゆっくり出来る時間があるのだから早めに家事を切り上げ、落ち着いた頃に同じ幼稚園ママやママ友を呼んで(呼んでもらって)、おうちで楽しい時間を過ごしたくありませんか?
しかし、ママ友を呼んでもいつも、お茶を飲みつつ育児・家事の話をして、“女子会”ならぬ“主婦会・愚痴会”になってしまいがち…。今回はひとあじ違うオシャレで楽しい“ママ会”をやってみましょう!お子さんを迎えにいくまでの少しの時間、ママ友と過ごせる楽しい時間の過ごし方をお伝えします。
いつもなら、どこかのお店のテイクアウトを…ちょっとしたファミレスへ食事に…といったランチが多いかもしれません。出来るだけあまる無駄な出費をしたくない上に、下に幼いお子さんがいると、どうしてもオシャレなレストランへは入店しにくいものです。
毎回毎回同じようなランチでは“食べる”事への楽しさを見出すことは難しいかもしれません。「とにかく早く食べてゆっくりお話しよう!」と、さっさと食事を済ませようという意識になってしまい、“ランチを楽しむ”余裕すら無くなってしまいます。
皆さんのおうちに“たこ焼き機”は眠っていませんか?普段の料理では鉄板こそ使うものの、なかなかたこ焼きって家族ではやらないかもしれません。お友達やちょっとした客人が来た時に、たこ焼きパーティーだ!と、せっせと出してくるような事が多いのではないでしょうか。
このたこ焼き機…実は非常に優れたランチグッズで、ママ友とのランチにはもってこい!の調理グッズでもあります。たこ焼き用の鉄板を使って、たこ焼きを作り、みんなでつつきながら食べる…それは当たり前の光景です。
しかし、ママ会のたこ焼きランチはひと味違います!なんと、たこ焼き機1つあればこれだけで以下のメニューを楽しむことが出来ます。
それぞれに必要な材料は、各家庭で持ち寄り、足りない物だけ購入する!といった方法で食材を準備すれば、ランチにかかる費用もさほど高くありません。それぞれのメニューを簡単に紹介します。
通常のたこ焼きを作るだけなので、生地を造りタコやネギを切るなどの作業で簡単に準備ができ、焼く事も出来ます。
ママたちに人気でもあるオリーブオイルを使った本格オイルフォンデュをおこないます。たこ焼き機のたこ焼きを作る穴1つ1つにオリーブオイルを流し入れます。流し入れる量はだいたい、穴の半分程度で大丈夫です。
そこへニンニクを投入します。すりおろして入れるか、又はチューブのニンニクでもOKです。ニンニクからプツプツと泡が出て来て、オリーブオイルが十分に熱くなった事が解れば、ひとくちサイズにカットした野菜やお餅・鶏肉などを入れ、しっかりと素揚げします。(お餅は小麦粉をまぶしておく)
この時に、少しだけ上からオイルの中目がけてパラパラと塩を振りかけるとニンニクの香りと塩の味で非常に美味しく、大人な味に仕上がります。これはママたちには大好評間違い無し!しかし、素揚げする時に水分量の多い野菜や鶏肉を投入すると、パチパチと油が跳ねてしまうので大変危険です。
これもまた非常に美味しく・楽しいメニューで、大人だけでなくお子さんでも喜んでもらえるような内容だと思います。
まず、たこ焼き機の穴1つ1つにとろけるチーズやピザ用のチーズを投入し、チーズを溶かします。チーズが少し溶けて、鉄板と接触している部分のチーズが少しカリカリに焼けて来た頃がベストタイミングです。
竹串にお気に入りの野菜(トマトなど)を刺し、野菜をチーズにつけるようにフォンデュします!そうすると、カリカリになった部分まで一緒にくっついて取れるのです。これがまた非常に美味しくて少しクセのある味で、大人な楽しみ方と言えます。
事前にケチャップライスを作っておく必要がありますが、ケチャップライスは前日の残りご飯などを使用すれば、わざわざ炊く必要もありませんし、すぐに作ることが出来ます。
たこ焼き機の穴の中に、溶き卵を流し入れ、卵の真ん中にケチャップライスをスプーン1さじ程乗せます。その後は卵が固まってくれば、たこ焼き同様、くるくると引っくり返し、ボール状に。しかり丸く固まれば、一口サイズのミニオムライスの完成です。
子どもに大人気なこの2種類は、どちらもホットケーキミックスを使用し簡単に作ることが出来ます。ホットケーキミックスを利用して通常のホットケーキを焼くときのように、生地を作ります。
しかし今回はホットケーキでなく、生地を投入する場所はたこ焼き機の穴の中!この穴に流し込んで、固まっていくまで待ちます。プチアメリカンドッグを作るには、生地が固まっていっている間に、ひとくちサイズにカットした魚肉ソーセージを入れて竹串でたこ焼きを作る時の様にクルクルと回していきます。
プチケーキボールを作るにはプチアメリカンドッグと同じ要領で作っていくのですが、中に魚肉ソーセージを入れるのではなく、ハチミツであったり、メープルシロップ等を加える方がデザート感覚になり美味しいです。
溶かしたチョコに生クリームを少し加えて、しっかり混ぜ、たこ焼き機の穴の中1つ1つに流し込んでいきます。熱を与えてチョコがしっかり温まったら、マシュマロやフルーツをつけて召し上がれ。
各ご家庭で余っている余り物や、家に有る物で適当に作り、持ち寄れるような物を持ち寄ってテーブルにならべ、プチバイキングをやってみましょう。ご飯やお汁は主催するおうちが炊き&作り、別のママたちがおかずを持ち寄る!といった具合だとバランスがとれます。
各家庭のあまりものを終わらせる!といった利点もありますし、それぞれの家庭の味を食べて、料理の話に華が咲くことも楽しみの1つになることでしょう。ドリンク系も一カ所にまとめておけば、好きなタイミングで各自、好きな物を飲みにいくことが出来ます。
紙コップ・紙皿で対応すれば、おうちを借りた(貸した)ママにとっては洗い物が少なくなり負担も抑えることが出来ます。
簡単にランチを楽しむためには、手軽にパンなどはいかがでしょうか。せっかく食べるのであれば、ただのパンではなく、スーパーやパン屋さんに売っているバンズを購入してオリジナルバーガーを作ってみましょう。
カットしたトマト・レタス・千切りキャベツ・スーパーで購入したヒレカツやコロッケ・ハンバーグなどを並べて、各自で好きな具材を詰めてバーガーを作ってみましょう。組み合わせる楽しさや、ママ友のチョイス・ママ友セレクトの味などを皆で食べ比べしてみる事も楽しい時間の過ごし方になります。
お子さんがいない日は毎回ランチ!という訳ではありません。午前中に用事を済ませ、各自でお昼を終わらせて、お迎えまでの数時間、ちょっとだけコーヒータイムにママ友と遊ぶ…というケースもあります。
ランチをする訳ではないし、お迎えまでさほど時間の余裕もあるわけではない…それでも何か“楽しい時間を過ごしたい!”そんなママたちにはちょっとしたランチ後の時間を有意義に使い、様々なイベントをやってみましょう。
まずは、ホッと一息、コーヒーを…。「何飲みたい?アイスが良い?ホットが良い?」とママ友に聞いてコーヒーを出す光景は、どこのおうちでもママたちの間で飛び交う台詞です。
ゆっくりコーヒーを飲みたいときでも、他のママのコーヒーが気になり「おかわりする?」「ミルクいる?」「甘めが好き?」など、ついつい気にかけてしまいます。
そんな時には、互いに気兼ねなく好きにドリンクが飲めるよう、プチドリンクバーを作ってみませんか?必要な物は、コップ・ポット・スティックコーヒー・ミルクや砂糖等です。
おうちの隅にドリンクバースペースを設け、それぞれお好みで好きな味・フレーバーのコーヒー・紅茶のスティック、パックを選び、それぞれに自分でコップへお湯を入れてドリンクを作る!というものです。
ホスト側であるママも、ママ友のドリンクに気を配ったり、その都度おかわりを準備する手間もなくなります。ゲスト側であるママたちも、それぞれに味の好みが違うので、自分の好きな物を選べますし、好きなタイミングに気兼ねなくおかわりができます。
ホスト側のママとしては、近くのスーパーや100円均一などでもスティックタイプのコーヒー・紅茶は売っているので、揃えるだけではさほど費用もかかりません。ゲスト側も、お邪魔させてもらう際には「良かったら使って♪」とお菓子等と一緒にスティックコーヒーを手土産にし、減った分の補充用にしてもらう事ができます。
お迎えまでの時間、少し余裕があるのであれば、せっかくなのでママ達みんなで懐かしのプラバン作業をやってみませんか?誰しもが一度は必ず作成したことがあるはずです。プラバンで、お子さんのネームプレートやお子さんの好きなキャラクターなどを書いて、鞄に付けてあげましょう。
すぐに出来て、コストも安い!作成が楽しく、お子さんも喜ぶ!そしてママ達も可愛いデザインや凝った物を作れば、ピアスやネックレスなどに出来ます。
最近では、UVレジンという液体樹脂をうまく取り入れ、作成したプラバンの表面に縫って太陽光を当て、固まらせると、ぷっくりツルツル!綺麗な仕上がりになります。
マニキュアを塗るさいに使うストーンなども付けて、キラキラと可愛いチャームを作ってもオシャレです。
時には一緒に時間をすごすママが大勢になってしまうこともあります。2・3人で一緒に時間を過ごすこともあれば、6・7人等、大人数でママ会をする事も珍しくありません。
大勢だと、おうちで何をするか…どう過ごすか…と悩んでしまうこともあります。こんな時には、それぞれのママに、おうちで使わないものや不要な子ども服・おもちゃ・絵本などを各自持って来てもらい、お値段設定無しのフリーマーケットを開催してみましょう。
通常、フリーマーケットと聞けば、安価ではありますが、購入時に値段がかかってしまう事も一般的です。しかし、内々の集まりですし、ママ会の中で金銭のやりとりは出来るだけ裂けたいものです。
以上、お子さんが幼稚園へ行っている間にママ友と出来る“楽しい時間の過ごし方”をいくつかお伝えしました。いかがでしたでしょうか。「実際にやっていみよう!」と思ったものには出会えましたか?
ママ友との時間を有効に使うことで、沢山の情報を共有することが出来ますし、それらの情報を元に、ママ友との新たな交流を生み出す糧にすることもできます。「ママ友付き合いは苦手だな…」と思って一歩引いているママは、是非前向きに友好を深めてみてください。
ママ友のおうちにお邪魔する時には、何かしら手みやげをもってお邪魔するようになりますが、自分のおうちに来てくれる時には「なんだかひと味違う!オシャレママだ!」と思ってもらえるようなおもてなしを心がけてみてください。