子宮内膜症、この病気にかかるのが一番多いのは40代だと言われていますが、最近確実に20代などの若い世代にもふえています。最近では仕事上でどうしても避けられない残業が異常に多い、ブラック企業に努めている女性も多くなっています。
それが原因の一つになり、生理が異常に重くなる。ただたまたまかと思ったらそれがいつも続き、実はただ単に生理が重いだけでなく、子宮内膜症になっていたという人も多いです。重い生理は子宮内膜症の症状の一つなのです。
子宮の奥が異常にいたかったり、通便の際に痛みを感じるようになっているのであれば、それは子宮内膜症を疑った方がいいのかもしれません。昔のように年配の女性の病気という認識で、若いから違うだろうと思うと、ひどいことになります。
今回はそんな子宮内膜症を予防する食事についてご紹介します。食事から予防するというのは非常に有効です。どうしても現代人の食事は乱れがちになり、それが万病のもとになっていますから。
いつまでも健康でいるというのは、女性として、社会人として当たり前のことです。当たり前に大切なことの一つとして食事を改善して、怖い子宮内膜症を予防していきましょう。
まず最初に子宮内膜症を予防するための食材としてあげられるのが、レバーです。レバーには、鉄分が非常に多く含まれていて、その鉄分を摂取することが子宮内膜症の予防に役立ってくれるのです。
たしかに生理が重い時というのは血がたりなくなりがちですから、鉄分を多く摂取することで血を身体の中にたくさん作れるようにすることは大切でしょう。またレバーにはほかにもうれしい成分がたくさんはいっています。
タンパク質もビタミンも、レバーから摂取することができるので、単純に子宮内膜症の予防ということ以外の観点で見ても非常に魅力的な食べ物なのです。まず第一に、美肌になれます。
また、髪の毛にもいいので、サラサラで健康的な髪の毛を作り上げていってくれることでしょう。要するに女子力そのものをアップしてくれる食材なのです。女子特有の病気を予防しつつ女子力を上げられるアイテムは他にはないでしょう。
料理方法が浮かびにくいというデメリットもたしかにありますが、レシピはいまどきいくらでも調べられますから、焼き肉屋などに出かけた時だけではなく、家でもたまにはレバーを摂取するようにしていきましょう。
ただ摂りすぎるとあまり身体によくないので、適度にとるように心がけてください。
女性特有の病気というのは基本的にホルモンバランスの乱れから起こるものです。子宮内膜症という病気も同じく乱れたホルモンのバランスが、原因の一つです。ということはそこを正してあげればいいのです。
女性のホルモンバランスの乱れを直すアイテムといえば豆系の食品ですよね。豆乳や豆腐、納豆など、日本の食卓に古くから欠かせなかったこれらのアイテムが、子宮内膜症を予防してくれるのです。
豆系の製品であれば毎日摂取することも容易ですし、レバーのように撮り過ぎると身体によくないというわけでもないので、どんどん積極的に摂取していって大丈夫です。たくさん摂取するデメリットはひとつだけです。
たくさん摂取するときのデメリットというのは女性らしい身体つきになりやすくなるということです。イコール、身体が少し太りやすくなるのです。女性は男性に比べて身体が亜丸みを帯びているものです。豆系の食品には、身体をそういう風にしていく力があるのです。
ダイエットしても痩せにくくなるかもしれませんね。太りやすく痩せにくいうえに、子宮内膜症にはダイエットも厳禁なので、どうしても予防しようとすると太っていってしまうかもしれません。うまくバランスを見ながらしていく必要があります。
そういうメリット・デメリットが、豆系の食品のなかにはあります。
近年ではフルーツを朝ご飯にしている女性も多いですが、それも実は子宮内膜症を予防するのにちょうどいいのです。フルーツに含まれているイソフラボンというのが、ホルモンの乱れを整えてくれるのです。特にそれはザクロに多く含まれています。
子宮内膜症になる時というのはエストロゲンがかなり活発に活動している状態です。それを植物性のエストロゲンであるイソフラボンで抑えていくことができるので、それにより、子宮内膜症を予防できるようになるのです。
もちろん実際に子宮内膜症になってしまっているという時にも、ザクロを積極的に摂取するというのは効果的です。ザクロにも他の食品と同じように女性に嬉しい効果がたくさん含まれています。
もちろんザクロだけ食べるというのはなかなか辛いでしょうから、他にフルーツと合わせてちゃんとお腹が膨れるようにいろいろなフルーツを食べるようにしてください。それぞれが相互作用で働きあい、より体を健やかに整えてくれることでしょう。
さて、ここまで、子宮内膜症を予防する食事についてご紹介してきましたが、大体どういう食材を摂取していけばいいか分かっていただきましたでしょうか。子宮内膜症になるとどうしても仕事どころではなくなります。
長い休養を強いられることもあるでしょう。しっかりと予防して、会社にもまわりの仲間にも迷惑をかけないようにしていきたいですよね。自分自身にとっても、休むというのはつらいはずです。
避妊効果の観点から見ても、ピルをのむというのは正しく服用すれば実はコンドームをつけることよりも高い避妊効果を生み出しますので、極めて有効かもしれません。もし興味があればこれらの食品をとるだけでなく、ピルも服用してみてはいかがでしょう。
健康は、社会人女性にとって、何事にも代えがたい、何よりも大切なものですから。