知っておこう!ひどい生理痛の原因と改善のしかた

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毎月、生理痛に悩まれている方や、たまにひどい生理痛になるとお悩みの方に!

生理痛は病院に行き原因が特定できると改善される場合もあります、しかし病院に行ってもはっきりとした原因のわからない場合もあります。

ひどい生理痛の場合は病院へ行くことが大切です。しかし日々の生活習慣が原因のこともあるので、日常生活を見直して改善していくことが、早道です。

薬や病院以外で症状を改善するために気をつけたいことや、考えられる原因をさがしてみましょう。

生理痛の原因

生理痛はさまざな原因が考えられ、体質の場合もあれば、日々のすごし方や環境の影響をうけている場合もあります。

そのうちの大きな原因のひとつが、女性を取り巻く環境やライフスタイルの変化だと言われています。

現代女性は仕事でも責任のある仕事をこなしておりストレスにさらされています。また食生活も昔のような野菜や穀物中心の食事ではなく、肉が多く野菜が少なく添加物たっぷりの食生活であることも珍しくありません。

また下着やストッキング、生理用品も、綿や紙ではなく石油由来の製品を使っています。それが即座に何か起こるわけではないですが、何年、何十年もの間に不調を引き起こす場合もあります。

このようなことが複合してひどい生理痛を引き起こしている場合もあるのです。

生理痛を改善するためにすべきこと

  • 食生活を改善しよう。
  • 血行をよくするために運動をしよう。
  • 体を冷えから守り、暖めよう。
  • 下着や生理用品を見直そう。
  • 体のゆがみを直そう。

どれか1つというよりも、誰でもできていないかも・・と気になるものが複数あるのではないでしょうか。すこしずつでも改善していきましょう。

食生活を改善しよう。

コンビニのおにぎりやお弁当、添加物がいっぱいのインスタントラーメンやスナック菓子。

時間がない時にはとても便利ですが、やはり体調を悪化させる場合も多いので、なるべく減らしていこうという意識を持ちましょう。

おすすめしたい食品は、

体を温める食品。血液をさらさらにする食品。ビタミンやミネラルが豊富な食品。大豆イソフラボンを含む食品、です。

具体的には、昔ながらの煮物などの野菜中心の和食です。生姜やねぎ、納豆、豆腐、青魚、ゴマ、などの食材は特によいといわれています。

ステーキや焼肉など、現代人が大好きなお肉ですが、生理痛にはあまりよくないようですので、生理痛がひどい時は控えるようにしましょう。

血行をよくするために運動をしよう。

運動不足は、血行が悪くなり生理痛だけではなく、さまざまな不調を招きます。運動が苦手という人も生活に運動を組み込むようにしましょう。

運動を生活に取り入れる一番簡単な方法は、歩く機会を増やすことです。買い物も車をなるべく使わないで、歩く。エスカレータを登るのではなく、階段を歩く。バスも短い区間なら歩くようにする。お金も貯まり体にもよくいいことばかりです。

他には掃除をストレッチだと思って行うと、ストレスもなく部屋がきれいになります。掃除は屈んだり、手を伸ばしたりといろいろな動きが必要なため理想的なストレッチであるともいえるのです。

体を冷えから守り、暖めよう。

日常生活では冷房で体が冷えすぎないように冷房の部屋ではひざ掛けを使用したりして自衛しましょう。また、冬にアイスクリームを食べたり、夏でも冷たい飲み物を飲み過ぎないように気をつけましょう。

冬には根菜のスープに生姜入れて飲むと、体を芯から温めることができます。生姜は体を温める優秀な食材なので、飲みのや料理にいろいろ取り入れたいですね。

お風呂では半身浴にゆっくり入ると血行がよくなり、体が温まるためおすすめです。ぬるめのお湯に腰までつかって汗を出しましょう。

また、温かい下着を着たり、腹巻を使って腰を温めたりもいいですし、足元が冷えやすいため、靴下を履くことで冷えを防止するのも大切です。

下着や生理用品を見直そう。

今はナイロンやポリウレタンなどの下着に、ポリウレタンやポリプロピレンの生理ナプキンをつけるというのが一般的です。ところがそれが生理痛を引き起こす原因にもなっています。

そのため最近は布ナプキンを使う人も増えてきました。布ナプキンは使い捨てのナプキンの変わりに布でできたナプキンを使うというもので、使い捨てではなく、洗って何度も使用できます。

インターネットショップではいろいろな形のかわいい模様の布ナプキンも、販売されています。

布ナプキンを使うと肌ストレスがなくなり、また肌からの石油由来成分の毒素の吸収がないため生理痛が軽減されます。使い捨てナプキンから布ナプキンに変えただけで痛みがなくなることもあります。

また、ナプキンなけではなく下着も見直したいもののひとつです。生理用下着だけではなく通常の下着も綿やシルクのものにすることも布ナプキンと同様に効果的です。

いいことが多い布ナプキンですが、漏れたりしないかなど、いろいろな心配もありますね、そんな時は無理せず生理の始まりと終わりの量が少ない時だけ使うという方法もあります。

また、布ナプキンは洗うのが大変そうでちょっと無理そうだと思われる方には、オーガニックコットンを使用した使い捨てのナプキンがおすすめです。

最近はおりものナプキンでオーガニックコットン使用のものが一般販売されているので、少量の時はそれを利用することもできますし、商品数は少ないですがインターネットで探すと生理用のオーガニックコットンナプキンを購入することができます。

体のゆがみを直そう。

自分では気が付かない座り方の癖や立ち方の癖ですこしずつ体はゆがんできています。

ゆがみが大きくなると内臓が圧迫されるため、体のゆがみを直してみましょう。

自分でできるゆがみ直しとしては、骨盤を円を描くように回す、骨盤回しがあります。

まず、足を肩の幅にひらいて腰を水平に丸く円を描く様に回します。

回す回数は特に決まっていません。洗濯機の待ち時間などに右回り、左回りで10回くらいを目安にしてください。

美容や健康にもいい!

生理痛の緩和のためにいいことは、実はそのまま美容や健康のためにいいことでもあります。

むしろ体の不調が、その人の体の弱いところに症状となって現れると考えたほうがいいかもしれません。

のどの弱い方はのどが痛くなり、肌の弱い方は肌荒れなどの症状となって現れます。そのため原因をたどっていくと、食生活の乱れや運動不足、寝不足などに行き着くことは多いです。

そのため、生活を改善していくと、肌のシミや肌のカサカサが改善されたり、便秘が治ったり、風邪を引きにくくなったり、といういい循環に入ることができます。

寝不足や姿勢の悪さなどにも注意して、生理痛改善のついでに、ぴかぴかの肌や明るい顔色も手に入れてしまいましょう!

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