やはり女性となると体重が気になってきてしまうでしょう。なのでそれをきっかけにダイエットに励もうと考える方も多くいることだと思われます。
しかしその一方でダイエットに失敗して、やる前よりもむしろ増えてしまったり、あまり変わらなかった、という結果になってしまったという方もいることでしょう。
では実際にダイエットのやり方としてはどのようにやっていけばいいのでしょうか。
まずダイエットをするのなら、その前に本当にダイエットをすべきなのかどうかから考えましょう。
必要だからやるのでは、と考えるかもしれませんが、そこは女性の問題もあり、より痩せて綺麗になろうと考え、本来ならやる必要がないのにやろうとしてしまうということがあるからです。
過度にダイエットをやってしまうと健康自体に影響を及ぼしてしまいます。
だからこそやる必要がない人間はしない方がよいのです。
そうした意味ではまずはBMI、肥満度をチェックしておくとよいでしょう。
それで標準で下、そして標準未満の方はやるのを控えた方がいいでしょう。
ただ、中には隠れ肥満といってBMIの数値は低いのに脂肪の率が多い方もいます。
なのでBMIの数値が低いからする必要がないと思わず、自分の体型からも判断をするようにしましょう。
そしてする必要があると感じたらやることになります。ではダイエットはどうやっていけばいいのかというと
成分をバランスよく摂取する食事をして、適度に運動をしていく
これだけです。
何を言っているんだ、と思うかもしれませんが、そもそも体重が増える、肥満の原因としては脂肪分が多い食べ物や甘い物を過剰に摂取する食事バランスの偏りと、運動不足によって新陳代謝が正常に機能せず体内に廃棄物が溜まってしまうことが挙げられます。
なので逆を言えば食事も成分をバランスよく摂取して運動も適度にやれば自ずと体重が適正なものになるということです。
特に難しく考える必要はないということです。
食事をバランスよく摂取するためには、やはり様々な食べ物を多く食べていくことが一番です。
よくバナナダイエットといった一種類の食べ物で一食を済ませる方法がありますが、それでは摂取できる成分に偏りが出来てしまうのであまりいいことではありません。
健康のことを考えるとやはりバランスよく満遍なくさまざまな成分を摂取することが大事となるのです。
よくダイエットで食事をあまり食べないという方法を取る方がいますが、それでもたらされる効果は「痩せる」ではなく「やつれる」ことです。
もちろん食べ過ぎもよくないので満腹にならない程度、腹八分目という言葉がありますがそれを目安に食事をしていきましょう。
それと成分といえばサプリメントがありますが、こちらも普段中々摂取できない成分を補うという意味では有効な方法です。ただし、あくまで「補う」ためなので、ほとんどの成分をこれで補うという考えをするのはやめましょう。
そして食事をしたら当然運動もしないといけません。
ただ運動とはいっても難しく考える必要はありません。単にある程度の時間歩いたり走ったりするのも十分な運動となります。
運動をしていく上では全身運動といって全身を使う運動をするのが効果的ですが、正に走る、ランニングは全身運動として適切なものです。
他に水泳も全身運動としてよいものなので、近くに出来る場所があるのでしたら、そちらを利用するのもいいでしょう。
雨の日といった場合だと外での運動はできないので、そうした場合には中で運動をすることになりますが、その場合に階段がある家にお住まいでしたらそれを昇り降りするだけでも運動としていいものとなります。
ただ、もちろんダイエットをやり始めの運動は少し厳しいものとなるので、最初は短めの時間で行い、それから段々と時間を増やしてやっていくのがいい方法です。
ただあまりやり過ぎて生活の方に支障が出るのも困るので、長時間やるのは避けましょう。
肥満だと病気を誘発するので、それを解消するためにダイエットをするのはいいことではあるのですが、そうして体重を落とすこと、痩せることに執着することはいいことではありません。
そうなると自分を追い詰めてしまって、それによるストレスで体に異常をきたしてしまうことがあるからです。
そうなってしまっては体重が減ったとしても体としてはよくないことになってしまいます。
ダイエットは健康を前提として行うものです。
健康を害するようでは本末転倒なことになってしまうので、自分が無理と感じたら、そこで一旦止めて自分なりの無理のない方法にシフトすることを考えましょう。
ダイエットに苦しむ方は多いと思いますが、決してダイエットは難しいものではなく、難しく考える必要もありません。
それでも環境によってはそう気楽に考えることが難しいという方もいるかもしれません。
その場合にはダイエットのことはひとまず置いて環境を変えることを考えた方がいいのかもしれません。
全体的な大事な考え方として「ダイエット」という概念に執着しないこと、それがダイエットに成功するための秘訣ではないでしょうか。