いまや結婚後も仕事を続ける女性が大多数。専業主婦などという羨ましい身分はもはや絶滅危惧種となっています。フルタイムで働いて、たまには残業もして、帰宅してからは家事に追われて…なかなか自分の時間が確保できないキャリア主婦の方も多いと思います。
でも、働く主婦だって、たまにはアフター7で自分の時間をゆっくり過ごしたい!平日だって、のんびりする時間が欲しい!だったら、夜に家事をしなくても済む方法を考えましょう。今回は、いつも夜にやりがちだった家事を朝にスライドすることで夜の自由時間を増やす「朝時間」の有効活用に注目してみました。
朝時間の活用、と聞いて「朝活」を連想する人も多いのではないでしょうか。出勤前に勉強会や読書会を開いたり、ジョギングやワークアウトをしたり…なんだか、意識の高いエリートビジネスマンがやることで、私には関係ないな~、と思っていませんか?
実は、この朝活のシステムはそのまま家事にも応用が可能なのです。そもそも朝活がブームになったのは、現代人のライフスタイルにマッチして、かつ効果も期待できるという理にかなった背景があったから。
朝なら忙しい人でも時間が作りやすいし、寝起きの身体が程良く刺激されて、その日1日気持ちよく過ごせるし、頭も冴えているので効率的に物事を処理できる…なんだか、働く主婦にもあてはめられるし、良いことずくめな気がしてきませんか?ものは試しです。普段の生活に、朝活ならぬ朝家事を取り入れてみてはいかがでしょうか。
朝時間の活用、と言っても、何も太陽が昇る前に起きなければならないわけではありません。いつも起きる時間より、1時間だけ早く起きてみましょう。それも難しければ、30分でも構いません。
朝は頭が冴えているので、いつもよりスピーディーに家事が進められるはずです。何より、働く主婦には出勤時刻が控えており、明確な締め切り時間があるので、ダラダラせずに取り組めると思います。「あと30分で終わらせなきゃ!」、この焦りが、効率とスピードを生むのです。
さて、では具体的にはどんな家事を朝時間に済ませれば良いのでしょうか?これは人によって家事の好みが分かれるので、個人差がありますが、そのポイントは1つだけ。それは、すぐ終わる家事&放置系の家事を組み合わせること。たとえば、こんな組み合わせが考えられます。
すぐ終わる家事は人によって変わってきますので、そこは個人の好みで良いと思いますが、とにかく手順はシンプルにこれだけです。
①放置系家事を仕込む(例:煮込み料理を火にかける)
②その間にパパッと出来る家事を終わらせる(例:掃除機をかける)
③放置系家事を片づける(例:煮込み料理の火を止め、粗熱が取れたら冷蔵庫へ移す)
朝、いつもより少しだけ早く起きるだけで、もう2つも家事が片付いてしまいました。朝のうちにおかずが一つでも出来ていれば、夜に帰宅してから夕食を作る際にも負担が減りますよね。いつもは慌ただしく終わってしまう帰宅後の時間も、これで少しのんびりする余裕が生まれるはずです。夜にゆったり過ごす時間と心の余裕は、生活の潤いにも直結します。
「朝に家事をすると良いのは分かったけど…、朝弱いから、起きられるか不安だなぁ」という人もいるかもしれませんね。そんな人には、朝に家事をすることでついてくる、嬉しいおまけをご紹介しましょう。
いかがでしたか?「ちょっと試しにやってみようかな…」少しでもそう思えたならきっと大丈夫!是非トライしてみて下さい。難しいことは何もありません。ただ、いつもより少しだけ早く起きるだけ。毎日実行するのが難しければ、一日おきにやってみても良いし、週に一度だけでも良いのです。もちろん、早く起きたら、その分早く寝て、自分をしっかり休ませてあげて下さいね。早起きして、家事を頑張った自分を褒めることも忘れずに…。あなたの毎日がもっと充実して、もっと輝きますように!