嫌いな姑との付き合い方~8つの賢いテクニック大公開!

嫌いな姑との付き合い方~8つの賢いテクニック大公開!のイメージ画像
「嫁姑の関係がきわめて良好で、なんの問題もない」というケースは稀といっていいでしょう。多くの、というよりもほとんどの既婚女性が姑との関係に悩みを抱えているはずです。

「姑なんて大嫌い」と思っている人も少なくないでしょう。しかし、夫の母親である以上、関係を完全に断ち切るわけにはいきません。では、どうやって付き合えばいいのか。ここでは、賢く生きるための姑対策、8つのテクニックを紹介します。

1. 「良い嫁」になろうとしない

嫌いな姑と上手に付き合うには、「良い嫁になろうとしない」という意識を持つことが大切です。これが大前提と言ってもいいでしょう。

人間、どうしても関係のある他者から好かれよう、良い評価を得ようとしてしまいます。

しかし、最初からよほど良好な関係を姑との間で築けている場合はともかく、そうではなく、特にこちらが「嫌い」と思っている相手に良く思われるのは至難のワザ。そう考えること自体がまちがっているのです。

むりに良い嫁を演じようとすれば、こちらの立場は弱くなるばかり。相手は上から目線で接してきますから、こちらは精神的にまいってしまいます。

つまり、良い嫁を演じることは、こちらにとって何のメリットもないのです。「嫌な嫁」「できない嫁」「話にならない嫁」と姑が思ってくれれば大成功、と考えましょう。

2. 報告と連絡は密に取る

必要最小限のコミュニケーションはきっちり取ることが必要です。多くのトラブルは「聞いていなかった」「知らなかった」という姑の不満から発生します。

そうならないよう、必要と思われることに関しては、メールで通知しましょう。証拠が残るので、口頭よりもいいのです。

ポイントはできるだけ「事後報告」にすること。事前に報告すると、「ああしろ、こうしろ」といういらぬ口出しをされるだけです。「いまさら何か言ってもあとの祭り」と相手が思うタイミングで、連絡、報告をするのがコツです。

3. 相談は夫を通じて

どうしても事前に相談しなければならないことが起きたら、直接自分からコンタクトは取らず、必ず夫を通じて相談するようにしましょう。

直接相談してしまうと、「こうしなさい」「わかりました」と答えた時点で、姑の言うとおりにしなければならなくなるからです。

夫を通じての相談なら、姑の意見に従う義務は発生しません。また、家事などに関するアドバイスなどを求めるのもNG。こちらからアドバイスを求めたら、姑の言うがままに行動する義務を負ってしまうからです。

4. 早い段階でクギを刺し、夫を自分サイドにつける

前項で夫の話に触れましたので、夫に関する姑対策をお話ししておきましょう。嫁姑問題は、つまるところ「夫問題」と言っていいほど、女二人の間に立つ夫がカギを握っています。

多くの夫は「おふくろとうまくやってよ」というだけの、傍観者になります。母親の側に立って、自分の奥さんをさらに苦しめるというダメ夫も少なくありません。そうさせないためには、最初が肝心です。

できるだけ早い段階で、姑問題に関して、夫にクギを刺しておくのです。たとえば、こんなふうに、「強い決意」を示し、夫の理解を得ましょう。

「自分は良い嫁になろうとは思わない。だから、お義母さんとの関係が、ときにはぎくしゃくするかもしれない。ただし、どんなに関係が悪くなっても、私はあなたとの夫婦関係、自分たちの家庭はぜったいに守りたい。だから、あなたも私を守って」

さらに、「あなたが私を守れないようなら、私は最終的な決断をしなければならなくなる」と、離婚を匂わせておくのです。ほとんどの夫は「事なかれ主義」ですから、そんな大事(おおごと)になることを望みません。

5. 子育てには口出しさせない

子どもが出来たときが、あなたの腕の見せどころ。ここで、姑に少しでも甘い顔をしてはいけません。姑は、あなたの子育てに口出ししたくてうずうずしているのです。できれば、自分が好きなように孫を育て上げたいとさえ、考えているのです。

大事なわが子を、嫌いな姑のおもちゃにされてはかないません。ですから、これも最初が肝心。

子どもが生まれてくるまでに、夫とじっくり話をしましょう。夫婦の子育てプランを話し合い、「子育ては100%夫婦で行う」ということを、夫にしっかり認識させるのです。

そして、姑にも最初にはっきり、その旨を伝える。「指一本触れさせない」ぐらいの気持ちでいて、ちょうどいいのです。少しでも隙をつくると、姑が入り込んできてしまいますので、注意が必要です。

6. 「のれんに腕押し」「柳に風」の受け答えをする

ここまでは、かなり強い対応法を紹介してきました。では、日常的には姑にどう接すればいいのか。おすすめなのは「のれんに腕押し」「柳に風」作戦です。ひとことでいえば、「姑と同じ土俵にのらない」という付き合い方。

姑に何か嫌なことを言われても、それに反論するのはやめましょう。時間とエネルギーの無駄です。そういうときは「柳に風」。

「またこのおばさん、何かいってる。哀れな女ね」ぐらいの気持ちで、にこにこと聞き流すのです。

気の強い姑は、嫁の反論が「大好物」。こちらが逆らえば逆らうほど、気持ちが高揚し、ひごろの憂さ晴らしを一気にしようと燃えます。そんな姑に真正面から向き合うのは、賢い女のすることではありません。

また、姑の話に付き合うときも、「そうですね」「へー、すごーい」「いいですねー」「なるほど」「さすが、すごいですねー」と、いい加減な相槌を、やはりにこにこしながら打ちましょう。

姑は「こんな張り合いのない嫁はいない」とあきれるはず。姑にあきれてもらうのが、こちらにとっては、もっとも好ましいことなのです。

7. もう一人のキーマン「舅」との付き合い方

嫁姑関係のカギを握る男性は二人。夫と舅です。舅はいわば「第二のキーマン」、この人との関係の持ち方も考えなければなりません。

多くの人が「舅と仲良くなって、自分の味方になってもらおう」と考えるのではないでしょうか。

一見、よさそうですが、実は一番ダメな方法です。舅と仲良くなり、味方につけると、姑は女として嫉妬します。その結果、あなたにさらにつらく当たるようになるのです。

そうさせないためには、舅との関係を親密にしないこと。つかず離れず、ある程度距離を置いた関係を保つようにしましょう。

これは実際にあるケースですが、舅との関係が最悪なお嫁さんが、そのためにかえって姑とはうまく行っている、ということもあるのです。

舅があまり嫁の悪口を言うと、それを聞かされる姑が「そんな悪くいうことないでしょ。彼女には、こんな良いところもあるんだから」と、かえって嫁のフォローに回るという、おもしろい人間心理です。

8. 将来の人生スケジュールを作ってみる

最後に、直接の関係ではなく、姑問題を意識の中で改善する方法を紹介します。それは、自分と夫、子どもの「将来の人生スケジュール」を作るという方法です。

「2020年には、こうなっている。2030年には子どもはこうなっている」というように、未来予想図を年表で表してみましょう。そして、そこに姑の年齢を当てはめてみるのです。すると、「この時点では、もう姑は存在しない」ということが確認できます。

ちょっとしたことですが、この確認をするだけでも、気持ちが前向きになるのではないでしょうか。

以上、嫌いな姑のとの付き合い方について、8つのポイント別に見てきました。少々強すぎる対処法だと感じた方もいるかもしれません。

しかし、そうした遠慮が、こちらにとってマイナスになることが少なくないのです。ご自分の出来る範囲で、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る