つるつるのお肌を手に入れたい、でもお金や時間はあまりかけられない…そんなお悩みをお持ちの方にオススメなのが「塩洗顔」。コストパフォーマンス抜群で、手間もかからずとても簡単に行えるため、今話題となっているスキンケアです。
塩洗顔の効果やお手入れ方法、注意点などをご紹介します。
塩洗顔とは、名前のとおり、塩を使って洗顔することです。塩を配合した洗顔料なども販売されていますが、使用するのはキッチンや食卓にある食塩でOK。
一般的な食塩であれば、精製されておらず添加物も入っていないため、安心して使用できます。味塩などは、純粋な塩ではないのでもちろんNG。原材料の欄を見て、「海水」「海塩」など塩のもとになるもの以外が書かれていなければ、純水な塩と考えていいでしょう。
まず、洗顔の前に必ずメイクを落としましょう。塩洗顔の効果は後ほどご説明しますが、クレンジング効果はありません。お肌への効果を高めるためにも、クレンジング料を使って、しっかりメイクを落としておく必要があります。
肌の敏感な方や、固形物でマッサージすることが心配だという方は、まずぬるま湯に塩を溶かし、そのぬるま湯を顔につけましょう。溶かす量は、塩が少し溶け残るくらいがベストです。塩は低い温度の水にもよく溶けるため、ぬるま湯でもすばやく溶かすことができます。
よくマッサージして、ぬめりを感じ始めたら、あとはぬるま湯ですすぐだけです。非常に簡単で、時間もあまりかかりません。にもかかわらず、洗い上がりのお肌はとてもつるつるすべすべ。大半の方が、1回目から充分な効果を実感できるはずです。
では、なぜ塩洗顔でお肌がつるつるになるのでしょうか。塩洗顔がお肌にもたらす効果を、具体的にご説明いたします。
塩のすごいところはそれだけではありません。普通の洗顔料であれば、皮脂を落とした結果、洗い上がりのお肌が乾燥してしまったりつっぱった感じがすることも多いでしょう。
その点、塩には本来お肌が必要としている正常な皮脂を分泌させる力もあるため、洗い上がりのお肌が乾燥することはなく、化粧水などを付けなくても乾燥したりつっぱったりすることはほとんどありません。
とはいえ、その後時間が経つにつれて乾燥してしまうのを防ぐため、化粧水や美容液、クリームなどのスキンケアはきちんと行いましょう。皮脂の過剰分泌を防ぐために収れん効果のある化粧水を使うのも効果的です。
食品を長持ちさせるために塩漬けにするという古くからの知恵にも表れているように、塩には殺菌効果があります。
また、ひじやひざ、踵など、顔以外の古い角質がたまりやすい場所を塩で洗うのも効果的。顔に限らず、全身に使えるのも塩の魅力のひとつです。
食塩は普通のスキンケア製品と比べ、非常に安価で購入できます。安く、これだけたくさんの効果が得られるため、まさに「コスパ最強のスキンケア」だと言えるでしょう。
週1~2回行えば、充分効果が得られます。スペシャルケアとして取り入れましょう。
また、人によっては、お肌に合わない、赤くなる、ヒリヒリするなどの症状が起こることもあります。事前に目立たない場所でパッチテストをし、自分のお肌に合っているかを確認した上で行うようにしましょう。
塩洗顔のやり方や効果をご紹介しましたが、うれしいポイントはなんと言ってもすぐに効果を実感できること。さらに、どこの家庭にもおそらく食塩は常備されているため、今夜からでも始められます。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。