子育てでイライラしたくない!考え方のポイント6つ

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子供と一緒にいる時間が増えるといろんなことが目についてついついイライラしがちです。

朝の「早く起きなさい」から夜の「いつまで起きてるの!早く寝なさい」まで、気付けばずっと注意しっぱなしだったりしませんか?お恥ずかしながら私がそのタイプでした。みなさんはどうですか?

自分が子供の頃、やっぱり母親によく注意されてて嫌だなって思っていたのに、実際母親になると同じ事をしていたんです。母親ってそういうものなのかなと思いつつ、怒ったあとは自己嫌悪に陥っていました。

これでいいのだろうかと悩んで考え方を変えることにしたら少し楽になったんです。私の経験から、子育てでイライラしないコツをまとめてみました。

親と子供は別人格

親としては子供により良く育ってほしいですから「○○しなさい」と話してしまいがち。でもあんまり強く言うと子供も反発しますし、逆に言うことを聞かなくなる場合もあります。

そうなると何度も同じことを注意してしまい悪循環です。子供が成長してくるとよくあることですが、本当にイライラしますね。

そこでちょっと振り返ってほしいポイントがあります。子供を自分の思い通りに動かそうとしていませんか?

または、自分ができなかったから子供には頑張ってほしいという気持ちが強くありませんか?当てはまると感じた方は、まず「親と子供は別の人格」ということを意識してください。

親子といえども、密着した関係ではどちらも息苦しくなってしまいます。「思い通りに動かなくて当たり前」という前提で考えると、子供が思った通りの行動をしなくても以前ほどには気にならなくなるでしょう。

密着した関係ではなく、一歩離れて子供のことを見ることができるようになれば心にも余裕が生まれます。

ちょっと離れて子供を見るようにすると、できないことだけではなくて成長している点も見えてきます。良いところを発見したらぜひ言葉にして伝えてください。

「上手になったね」などの褒め言葉を発するのは、子供も喜びますし親の精神面にもプラスに働きます。

注意する前に一呼吸

できるだけ怒らないようにといっても、どうしても子供に言わなければならない時もありますね。何度も言っているのに聞かない時は本当にイライラします。

怒っているときって、ついつい感情的になってしまうんですよね。怒りに任せて言ってしまうと、子供が「ごめんなさい」と言うまで引っ込みがつかなくなることもあります。

私は感情的に怒ってしまって、あとから失敗したなと思うことが多かったです。何に対して怒っているのか、親の方でも分からなくなってしまうようではいけませんよね。

そこで一言言う前に深呼吸して気持ちを落ち着かせるようにしています。そして注意したいことだけを短く言うように心がけました。

その方が子供にも伝わりやすかったのか、長くだらだらと注意していたときよりも一回で聞いてくれることが増えました。今まで感情的だった親が冷静だと、子供にとってはかえって怖いみたいです。

勉強は他に頼む

親が勉強を教えようとすると「どうしてできないの」とつい感情的になってしまってうまくいかなかったという方も多いのではないでしょうか。

これは多くの家庭で経験していることです。身内が物を教えようとしても、普段の関係が親子ですからなかなかうまくいかないもの。親の仕事が教師だとしても、自分の子供に教えるのは難しいことのようです。

親よりは兄弟同士で教えあった方がうまくいったという家庭もあります。年の離れた兄弟だとけんかにもならず良いみたいです。

また、お金はかかりますが塾や家庭教師など外部の先生を利用する手もあります。プロですからしっかり教えてくれますし、学習時間も決まっているので子供も集中して取り組みやすいです。

成長に応じて子供に任せる

小学校低学年ぐらいですと、宿題の習慣をつけさせるために親も手をかけたほうがいいでしょう。翌日の準備などもそうですね。小さい頃にしっかり習慣をつけさせると、自分でやるようになって親のイライラも減ります。

もし宿題を忘れたり、持ち物で足りないものがあっても困るのは子供自身です。こまごまと言うよりも「あなたが困るんだよ」と伝えていけば、自分で気をつけるようになるでしょう。

学校の宿題や準備を例に話しましたが、この他のことも成長に応じて子供に任せることを増やしていきましょう。

つい口と手を出したくなることもありますが、子供の成長のためです。細かく見てしまうと余計イライラしますから大らかな気持ちで見守りましょう。

子供から離れる

長期休みなどで、親子でいる時間が長くなると、親も子もなんとなく行き詰まりがちです。物理的に距離が近すぎるのが問題ですので、少しでも離れる時間があったほうが精神的にも楽です。誰か預けられれば一番いいですね。

お父さんに子供を見てもらって短時間外に出掛けるだけでもかなりの気分転換になります。それも無理な場合は、子供と違う部屋で一休みするのもおすすめです。

お気に入りの飲み物とおいしいお菓子でも持ってしばし休憩します。それで気分が落ち着いたら子供にも優しくできますよ。

お母さんの健康にも気をつける

イライラが続く時、もしかしたら体の不調から来ているかもしれません。ホルモンバランスが崩れていたり、栄養が片寄っていて貧血になっていてもイライラの原因になります。

あまりに気分の波が激しい時は、体に異常がないか病院で相談してみるのもいいかもしれません。

特に親の更年期と子どもの思春期が重なると大変です。私が高校生の頃、母親が更年期に差し掛かっていたらしくすごくイライラしていた時期があったんです。

その時期は母親とよくけんかになりました。そのうちに母親が漢方で治療を始めて、私の反抗期も終わって落ち着きました。そんな経験があるので、親が健康であることもすごく大事だと感じています。

いかがでしたか?参考になるものはありましたでしょうか。どれか一つでもお役にたてるものがあれば幸いです。子育てって本当に難しく、うまくいくときもあればイライラしてしまうこともあるかと思います。

子供のことは大切ですがお母さん自身の人生も大切です。時には自分の趣味の時間を取りつつ、気分転換しながら子育てを頑張っていきましょうね。

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