日常生活で緊張する場面というのは多く訪れますよね。そのたびに緊張でうまくいかなくなっていたら、せっかく今までしてきた努力も準備も無駄になってしまいます。緊張しやすいというのは意識の持ち方次第でなんとか改善できることなのです。
緊張ばかりしてきて、昔から大事な場面で力を発揮できなかったと言う人のために、今回は緊張しないための3つのコツをご紹介いたします。これらのコツを参考に、どんな場面でも折れない強いハートへ鍛え上げていって下さい。
昔ながらのベタな方法なので、そんなことで本当に緊張が改善されてたりするのか?と疑問に思う方も少なくないでしょう。確かに軽く深呼吸をした程度では、その一瞬は緊張が安らいだとしてもすぐにまた元に戻ってしまい、意味がないじゃないかと感じるでしょう。
しかしそれは深呼吸の浅さが問題だったのです。もっと深く長く深呼吸することで、緊張は大きく安らぎます。昔から言われている方法というのはやはりそれだけ多くの人が実践し、効果があったから、今まで受け継がれてきているのです。ただの迷信ではないのです。
キーワードは深く長くです。是非一度お試しください。
緊張がどんな場面でおこるかというと、大きく分けて二パターンあると思います。
まず一つが、自分が苦手なことをしなければならない場面。いやだなぁと思う気持ちと恥をかきたくないという思いが交錯して緊張してきます。
もう一つは自分が入念に準備してきたものを披露する場面。これまでの努力が活かせるかという期待と不安の交錯から起こる緊張です。
どちらのパターンであっても、同じような心境を何度も経験することで、緊張の影響を受けにくい身体を作ることが出来ます。
緊張しやすい人がまったく緊張しなくなるということはないので、緊張の影響を受けないような身体を作ることに力を入れるといいでしょう。その為の荒療治がこれです。
自分なりに苦手なことをたくさんしてみたり、あえて恥をかいてみたり、入念な準備が必要なことをたくさんしてみたり、いろいろ手を出してみてください。
身体の硬直が心の硬直にもつながります。なるべく全身くまなく伸ばして行けると良いでしょう。特に上半身は反ったりかがめたり伸ばしたり、たくさん動かしてあげましょう。
また緊張すると顔の筋肉もこわばってくるので、顔の筋肉も併せて伸ばしてあげてください。
その際に声も出してみるといいでしょう。声を出すといざ緊張した場面で声を出す時にも震えないようになります。声帯や顔の筋肉、身体の筋肉、すべてまとめて伸ばしてあげると緊張した気持ちも併せて伸びていくのです。
以上、緊張しない為の3つのコツのご紹介でした。
せっかく準備してきたものをうまくこなしたいという思いや、恥をかかずにスマートに物事をこなしたいという気持ちは決して悪いものではありません。
緊張が起こる原因は決して悪いことではないのです。それゆえに緊張することは決して悪いことではないと、自分の真面目さを褒めてあげてください。それもきっと緊張の緩和につながるでしょう。