今、未婚の状態で“妊娠したかもしれない…”という不安を抱えて、どうしたらいいのか分からなくなっている方はいませんか?妊娠疑惑が浮上すると、身の回りの色んなことを考えて、食事も手につかないほど気が動転してしまうかもしれません。
彼との関係が、結婚前提での交際で、両親も認めている間柄あれば、出産・結婚への決意も、さほど難しくはないかもしれません。しかし、未婚で、両親にまだ彼を紹介していない・彼とも結婚について話し合った訳でもないという場合はどうでしょう。
妊娠するにはタイミングが早すぎる…この現状をどうしたら良いのか迷ってしまいますよね。今回はお互いに社会人という身で、稼ぎはあるものの、紹介をしていない・結婚の話をしていない状況での妊娠!という場合の対策・対処法を考えてみましょう。
生理の予定日を過ぎても生理がこない・体調不良が続いている…アナタの心の中に“妊娠したかもしれない”という疑いが浮上してきた時、時間が止まったかのように、思考も停止し、頭の中が混乱してしまう事でしょう。
考えても考えても、何をするべきなのか、どうしたらいいのか、妊娠の有無などハッキリとした答えが出てこず、不安感・恐怖感に襲われていませんか?妊娠疑惑を感じた時、まず、すべき事をお伝えします。参考にしてみてください。
「妊娠したなんて親に言えない…」と悩んでしまう方は非常に多いです。社会人という立場であれば収入があるので、経済的な面では心配ないかもしれませんが、両親への報告は躊躇するかもしれません。まずは、妊娠検査薬を試してみましょう。
検査薬は、お近くの薬局・ドラッグストアで購入することが出来ます。価格もさほど高くないので、簡単に手に入れることが出来ます。検査も、自宅のお手洗いなどで簡単にチェックできますし、検査結果が出るまでに所用する時間も数分です。
販売されている妊娠検査薬は、100%ではありませんが、とても精度の高いものです。検査薬に入っている説明書を良く読み、生理周期と照らし合わせ、説明書に書かれている通りに正確に検査を行ってみましょう。
妊娠検査薬の検査結果が、陽性反応であれば、妊娠している可能性が非常に高いです。この場合には、妊娠や結婚について悩んで月日を過ごすより、すぐにでも行動を移していかなければなりません。
結果が陰性反応であれば、妊娠している可能性は低いので、数日様子を見ても良いかもしれませんが、妊娠検査薬も100%確実という保証はありません。検査をするタイミングや方法によっては誤った結果が出ることもあります。
生理がこない・不安で眠れない・妊娠の恐怖心に怯えてしまう…という場合には、確実な結果を知るためにも、産婦人科を受診しましょう。
妊娠しているかどうか、白黒ハッキリするまでは、いつまでも不安感・恐怖感に襲われてしまいます。この気持ちに耐え続ける事は精神的にも良くありません。生理が来ず、不安な日が続くようであれば何かしら行動に出た方が良いでしょう。
妊娠している可能性が高い場合には、直ぐに彼へ打ち明けましょう。「話をすると別れを切り出されるかも」「話をすると、彼に迷惑がかかるかも」と思って、彼に言い出せないかもしれませんが、その考え方は間違っています。
妊娠が本当なのであれば、彼にも責任がありますし、彼にも、事の重大さ・責任の大きさを学び、背負ってもらう必要があります。
彼に打ち明けると逃げるかも…という不安を抱えている方も少なからず、いるはずです。男性の中には、彼女の妊娠を受け止められない人もいます。そんな場合は、電話ではなく、会ってから話をする事をオススメします。
彼に打ち明けるという事で、妊娠・出産・結婚・費用などの“将来の話”だと思っていた事が、一気に“目の前の問題”として浮き彫りになります。色んな事が現実的になると恐怖心も一気に膨れ上がってしまいますが、覚悟を決めなければなりません。
「彼に何を伝えよう…どう話せばいいの?」と悩んでいる方には、とても難しく酷な事かもしれませんが、冷静に、必要な問題を的確に話すようにしましょう。
彼に打ち明けて、話し合いをするためには、まずアナタ自身の気持ちを整理しておかなければなりません。「私は出産・結婚をしたい、妊娠中や産後の生活は両親たちとも話をしたい」など、アナタがどうしたいのかを明白にしておきましょう。
感情的になって話をしても、互いの不安感を倍増させてしまうだけです。起きてしまった事は後戻りが出来ません。酷かもしれませんが、まずはどうしたいのか、どのように進んで行きたいのかを話せるようにしましょう。
これはとても大切な事です。最初にくる大きな難関かもしれません。互いの両親にしっかりと報告をすることです。「両親には言わずに産もう」なんて考えてしまうかもしれませんが、妊娠・出産にはトラブルもつきものです。
何かあった時には、必ず“誰かの助け”が必要です。それは友人や知人では成し遂げられない大きな助けが必要になるケースもあります。お腹もどんどん大きくなり、行動も限られていきます。“隠す事”は一番やってはいけない事です。
妊娠中は、赤ちゃんや母体の健康を維持するためにも定期的に健診に行かなければなりません。まずは親に相談をし、彼との間でどのような決断を下したのかを伝え、今後どのように生活していくのかを話し合い、必ず産院を受診しましょう。
彼や両親に妊娠の話を打ち明けた後、(打ち明ける前という場合もありますが)産婦人科で妊娠しているかどうかの検査を受けましょう。「産院に行って何をするの?大きな金額が必要なのでは?」と不安になってしまう事もあります。
産院へ行くと、検査費がかかる事・出産をしなければならないという状況に追い込まれる・赤ちゃんがいる事を認めなければならない…といった理由で、受診をしない女性も近年増えている様です。まずは産院受診での不安を解消させましょう。
初診であれば、問診票を書き、「受診した目的」などを伝えます。妊娠の有無を調べるためには、尿検査や超音波検査などを用いて調べていきます。注射をしたり、薬を使ったりするような検査ではないので痛みはありません。
妊娠の検査時には、開脚した状態で検査台に乗るようなイメージを思い浮かべることでしょう。ドラマ等でも見た事があるかと思います。これは超音波での検査方法ですが、超音波検査には経膣超音波と経腹超音波の2通りがあります。
経膣超音波であればプローブとよばれる機具を膣内に挿入する方法で、多少の痛み・違和感はあるかもしれません。経腹超音波であればお腹の表面に専用のゼリーを塗って、機具を当てるので痛みは全くありません。
尿検査や超音波検診で子宮の様子を見ることで、赤ちゃんの存在や妊娠の有無を知ることが出来ます。一人での受診が不安な場合には彼や親と一緒に受診すると良いでしょう。
基本的には、受診したその日に、妊娠の有無を知る事ができます。しかし、あまりに妊娠初期だった場合には、尿検査で陽性反応が出ても超音波検査では見つけられない…などの“妊娠確定”することが困難な場合もあります。
尿検査でも反応があり、超音波検査でも赤ちゃんの存在が確認出来れば、妊娠確定となり、赤ちゃんの大きさによって、推定での出産予定日・赤ちゃんの週数が分かる様になります。
赤ちゃんの存在が確定すると、妊娠初期に病院側から母子手帳交付の書類を貰えるので、その書類をもって、お住まいの役所へ行き、母子手帳を交付してもらう…という流れになります。
初めての受診、それもただの風邪などではなく、妊娠に関する事での受診となると、それだけ費用も高いはず…と、ついつい身構えてしまいますが、お仕事をされているのであれば十分に支払うことは出来ます。
受診費は、産院によっても異なりますが、およそ2?4千円あれば検査が受けられると思います。赤ちゃんの週数によっては、採血が必要かもしれません、採血を行うと、費用は高くなりますが、1万?1万5千円程あれば大丈夫でしょう。
妊婦健診自体は、保険証が適用されません。保険証を使わず、全額自己負担になってしまいますが、場合によって、薬が処方されたり、保険証が必要になるケースもあるかもしれないので、保険証は必ず持ち歩くようにしましょう。
妊娠疑惑が浮上してからの事はなんとなくでも分かっていただけましたでしょうか?検査薬を買ってきて試したり、彼に打ち明ける・出産や生活の事を真剣に考える・両親に打ち明ける・産院に行く等、考え込むよりも、とにかく行動です。
行動を起こすためには、自分自身にもしっかり強い意志と覚悟・責任感を持って動き出さなければなりません。「どうしよう、怖い、不安だ…」という気持ちも消すことは出来ませんが、そんな時でも必ず大切な3つの事を覚えておいてください。
妊娠しているかどうかの判断もですし、出産まで適当に・曖昧に過ごしてしまえば良いと考えてしまう安易さ、出産の時がくればどこかで産もうと考えてしまう方向性…全て、素人判断で行動してはいけません。
妊娠の有無も、早い段階で明確にしておかなければなりませんし、妊娠中の大変さ・出産の過酷さも安易に考えてはいけません。「大丈夫、何とかなる!」と、自分で勝手に判断し、妊婦検診も受けず、時間だけが過ぎて行く…これだけは避けてください。
妊娠も出産も未知なる世界です。妊娠や出産において必要な手続きや書類などもあります。費用も沢山かかってくる問題です。何よりも“命”が関わる大切な事です。安易な考え方・行動はとらないようにしましょう。
妊娠しているかもしれない…という状況に陥った時、それはそれは不安でたまらないはずです。怖くて、不安で、食事も喉に通らず、ただただ“夢であってほしい”と望むかもしれません。
“赤ちゃんなんて嫌い・赤ちゃんなんていらない”という感情ではなく、純粋に“覚悟が出来ていない・タイミングが間違っていた”という感情なのでしょう。周りに責められてしまう事への怖さや、これから過ごす環境の変化に対する不安もあるはずです。
しかし、そんな不安・怖い気持ちだからこそ、いつまでも考え込んで・誰にも言わずに抱え込む事は心にも体にもよくありません。不安で眠れない問題だからこそ、少しでも心を解放させるために、妊娠という問題と向き合う必要があります。
遅かれ早かれ立ち向かわなければならない問題なのであれば、早めに対処し、取り返しがつかなくなるまえに、ちゃんと自分自身で納得のいく方法を導きだす必要があります。時間が経てば経つだけ、深刻になっていく問題です。
悩みを抱えて苦しんでいると、どうしても孤独感を感じたり、無理矢理“母親・妻”にならなければならない衝動に駆られて、辛い気持ちを抱いてしまう事もあるでしょう。
それでも、忘れないでほしいことは、アナタは“一人”で戦っているわけではないという事です。親に相談をすれば、「紹介されていない・話を聞いていない」と言われるかもしれません。最終的には解決策を見つけ、アナタのサポートをしてくれます。
周りの友人や知人、彼、親戚…皆の助けや支え・励まし・サポートがあって、今後の方向性を決めていくことが出来ます。決して一人で背負う必要はありません。一人きりで悩む問題ではないのです。
ここまでの内容を読んで、気持ちの変化はありましたでしょうか?受け止めなければならない覚悟・現実・責任…どれも大きな物で、簡単なものではありません。それでも、“妊娠”とは、それだけの沢山な奇跡や重みが詰まったものです。
社会人ともなれば、恋愛の先に結婚がある事も理解しているでしょうし、妊娠や出産も遠い未来ではないでしょう。それでも覚悟が出来ていない事や、彼との結婚を真剣に考えられていない時期での妊娠発覚は、誰でも大きな不安を抱えるはずです。
早く調べ、早く行動に移す事で、覚悟の仕方も、受け入れ方も、周りのサポート体制も、自分の生きて行く環境作りも、計画的に出来るようになります。まずは、自分自身の意思を確認し、行動に移すことから始めてみましょう。