女性にとって太るということは非常に頭を抱えてしまうほど悩む問題です。1kgでも太ったものなら「どうしよう!超太った!」と発狂してしまうほどです。しかも、10代や20代の頭くらいまでは1kgなんて1日ですぐに減らす事ができます。ですが、ある時期を超えるとそれも非常に難しくなるのです。
そして、女性が一気に太る時期、むしろ太らなければいけない時期が、妊娠した時ですよね。「人間って短期間にこんな簡単に体重を増やす事ができるんだ…」と、何だか人ごとみたいに思ってしまうほど、すごい人は30kg太る人もいますよね。もちろん日本は病院で体重制限されるので、海外の話です。
でも、生まれてくる赤ちゃんは3kg前後で、それに胎盤やらへその緒などの重さを含めても、確実に30kgいくことはまずありませんから、これをどうにかしてダイエットして落とさなければいけません。そのダイエット、お子さんができてからだと自分の時間がなかなか取れませんから難しいですよね。
そこで、育児をしながら、お子さんと一緒に産後ダイエットをする方法を紹介したいと思います。頑張って、元の体型、もしくはそれ以上の物をお子さんと一緒にゲットできるように、産後の体重減少に悩んでいる方は頑張ってみましょう。
これはできる方できない方と居ると思いますが、母乳を上げることで自然に痩せる事ができます。母乳をあげている方は、母乳だけで1日に600kcalの消費量があるのです。これを聞いて驚きませんか。女性の1日に摂取するべきカロリーが1500kcalとされています。
その内の3分の1以上が母乳で失われるなんて、こんなに簡単なダイエットはありませんよね。母乳だけで産後、妊娠前よりも体重が減ったという方はたくさんいます。ですから、母乳をあげることができる方は、頑張って母乳で出せるカロリーを出してしまいましょう。
ただし、母乳をあげると、胸が垂れてくると言われますが、これは本当です。張っていたものが、吸われてのばされてしまうのですから、ほとんど母乳ができなくなってきたら、それは胸がしぼむのは当然です。ですから、バストアップするようにしなければいけません。
バストアップをするためには、矯正下着をつけるのも良いですが、産後早々それをつけるのは難しいですから、暫く経ってからにしましょう。ですが、矯正下着は高いですから、お金をかけたくないという方は、お子さんにたかいたかいしてあげましょう。1日に気が向いた時に何度かすると、垂れたバストが多少上向きになってきます。
皆さんに質問です。ジョギング、ウォーキング、自転車とその中でどれが1番ダイエットに良いものかご存知ですか。自転車は1番簡単だから無いとして、ウォーキングよりジョギングの方が汗をかくのも早いだろうから、ジョギングが1番効果的かなと思うかもしれません。ですが、答えは自転車が1番ダイエットに向いています。
何故かというと、自転車は全身運動なのです。ですから、自転車をこぐだけで、足だけの筋肉が使われているかのように感じますが、実は腕や胸、それからお腹など、全ての筋肉を自転車をこぐだけで使っているのです。
しかし、お子さんを自分の自転車の前なり後ろなりに乗っけるのはそれなりの大きさになってから、1歳前後ですから、それまで体重が戻らなかったらこの方法を試して下さい。
その前であれば、今はお子さんをベビーカーの中に入れながら走る用のベビーカーも売っています。
それを使用しながらジョギングをしても良いですし、普通のどこにでもあるようなベビーカーを使ってウォーキングをすれば、お子さんは外が面白くて仕方ないですから、お子さんは気分転換に、お母さんはダイエットをしながら楽しめる運動です。
産後1番気になる部分、それがお腹ですよね。妊娠で、お腹が今までなったこともないような大きさになります。そのお腹の大きさになるということは、皮膚が伸びきったという証拠です。ですから、きちんとケアをしていないと、妊娠線もできる方はできてしまいますよね。
そのお腹をスレンダーにするためにやれることがあります。自分が仰向けに寝転がって、お子さんを上に持ちあげます。持ちあげてから、次はお子さんを下げつつ、自分の体を起こします。それを何回かすると、腕の筋肉もつきますし、腹筋もつきます。
これはお子さんも非常に喜びます。ケタケタ笑いながら「もう1回やって」という感じで手足をパタパタさせますから、お子さんが飽きるまでやると、もうその時にはあなたは汗だくです。そして、何ヶ月かそれを続けると、腕とお腹の筋肉がつきます。
チョット慣れてきた頃には、お子さんをサイドに揺らして、自分の体もサイドに揺らしながら起こすと、ひねりがきいて、くびれができますから、それも試してみて下さい。
育児をしながらダイエットなんてできないと思うかもしれませんが、お子さんも喜びながらこんなにダイエット方法がありますから、時間を有効に使って産後ダイエットしてみましょう。