多くの人の目に触れる、主婦が本を出版するのなら

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最近では有名な主婦の方がレシピ本を出したりといった光景をよく見かけることがあります。特に今ではネットでブログが出来るということもあるため、そうしたブログに書いたレシピをまとめて書籍化ということもあるのです。

もし上手く本になってそれが売れれば印税が入ってくる…ようするにお金を稼ぐことができるということです。なのでそうした本を見て自分も出してみたいと考える主婦の方もいるでしょう。

しかしその一方でどうやって本を出せばいいのか分からないと悩んでいる主婦の方もいると思います。では実際に本を出版するための方法とはどのようなものがあるでしょうか。

自分で出版してくれる会社に持ち込む

ほとんどの方が取るのがこの方法でしょう。直接その本の元になる原稿を出版社に持ち込んで、それで本にしてもらうということです。しかしこの方法は可能性はないとはいえど、あまりいい方法ではありません。

というのも「素人」が直接原稿を持ち込んできたところで、その出版社はしっかりと目を通すと思いますか?大抵はそのまま読まずに捨てられるのがオチとなっています。なので持っていくだけ、更にいえば行くだけ無駄になる可能性が高いです。

更に原稿は当然自分で書かなければいけないので、その原稿を書いた時間も無駄になるということです。もしその持っていく方がネットでは有名だったりすれば話は別ですが、一般の方がこの方法を取るのはやめた方がいいでしょう。

出版費用を支払って出してもらう

こちらは自分の方から費用を出して、それを元に本を出してもらうという方法です。もちろんこちらも元となる原稿が必要なので、最初はその原稿を書くことから始める必要があります。

この場合には自分からその費用を出版にかかる費用を支払うので、相手側としてもその費用の手間がかかるので出版してくれるようになるでしょう。しかし、当然のことながらこの方法には致命的な欠点が存在します。

それは自分で費用を出さなければいけないこと、皆様お分かり通り本は一冊や二冊で済むものではなく、大量に印刷しなければなりません。ということはその出版にかかる費用は容易に想像ができることでしょう。

なので生活費のことを考えれば主婦が容易にこの方法を取れないのは分かると思います。よってこの方法もオススメできるものではありません。

誰かから紹介してもらう

単純に言えば「コネ」で紹介してもらうということです。この方法なら先ほどの自分で原稿を持っていくよりは紹介されたということで、相手もしっかりと交流してくれて、出版できる可能性が高くなるでしょう。

しかし問題はそのコネをどっからもらうかということです。早い話が他の人に左右される方法なので、そうした縁がない場合にはこの方法は無理ということになります。特に主婦の方は仕事をしている方も少ないので、そうしたコネを手に入れるのが難しいということもあるでしょう。

また、何より紹介されたところで、自分がその出版するに値する内容のものを持っていなければ当然出版させてもらえるわけではありません。むしろ自分で持っていくより印象が悪くなってしまうということもあるので、やはりこの方法も難しいものでしょう。

ブログを書いて、そこから相手が声をかけてくれるのを待つ

恐らくこれが一般の主婦の方でも本を出版できるようになる可能性がある一番の方法でしょう。実際に今はネット社会、主婦に限らずブログを書いている人の中には本の出版をしたという方は数多く存在します。

なのでもし自分のブログが人気になってアクセス数が多くなっている場合には、その分出版社の人間の目に留まって、そこから本の出版をしてみないか声がかけられることがあります。

そうなれば声をかけられたということで、内容としては文句がないものとして、出版はほぼ確実にできたも同然の状態となるでしょう。そしてこちらは出版費用は相手が出してくれるので、費用の心配をすることもありません。

ただ、当然その会社の人間の目に留まるようなレベルの記事を投稿していることが条件の話です。なのでブログを始めたからといっていきなり来るわけではなく、コツコツと質のいい記事を投稿していかなければいけません。

しかし正直な話、実際にそうしてブログの記事で人の目をひきつけられないのなら、本を出版したところで人をひきつけられるわけがないでしょう。なのである意味ブログでそれを待つということは、一種の自分のレベルを確認するための方法であるのです。

実際に現実では本を出すというのはハードルが高い話です。しかし主婦の方の場合には料理を始めとして子育てや家事等、本にするための多くの武器があります。なので実は一般の方よりも本の出版に関しては有利な位置にいるということです。
それを考えれば決して「無理」ではない話です。もし実際に自信があるネタがあるのなら、思い切って挑戦してみましょう。

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