人生は長く、いろいろなことがおこります。それはいいことだったり、つらいことだったり、楽しいことだったり、悲しいことだったり、怖いことだったり、うれしいことだったり、どんなことかはわかりませんし、それがいつ起こるかもわかりません。
それゆえに、それがトラウマになり、大人になって社会人になってもずっと心に暗いものをおとしてしまっているということもあるかもしれません。そのようにしてできたトラウマはなかなか解消されないもので、忘れたようにみえてもふとしたきっかけで復活してしまい、それが原因でまた笑顔を失ってしまうかもしれません。
しかしそんなトラウマ体験にたいしても、アプローチ方法がないわけではありません。そこで今回は心にトラウマを抱える女性のために、トラウマからの脱却方法をご紹介させて頂きます。これらの方法を参考に、笑顔であふれる素敵な日々を過ごせるように、心を回復させてあげてください。
最近の研究で、幸福感をたくさん感じると、トラウマから回復しやすいというデータが出ています。それゆえに、心の奥底で何か辛いものやくらいものがうごめいている場合は、自分が少しでも幸せだと思う瞬間を増やしてみましょう。
幸せを感じる瞬間は人それぞれなので、一概にはどんなことをすればいいということをお伝えすることはできませんが、一般的には作り笑いや愛想笑いではなく、心から自分が笑えている瞬間を想像してみれば、どんな時に自分が幸福感を感じるかわかるはずです。
それは女友達とくだらない話をしている時かもしれませんし、深夜のくだらないバラエティ番組を見ている時かもしれませんし、何か達成感を感じるような出来事を経験した時かもしれませんし、おいしい料理をたべた時かもしれません。
もし日々心から笑顔になれるようなことがないのであれば、無理やりにでも笑ってみてください。形から入るというわけではありませんが、無理やり笑顔を作るだけでも、心は本当に笑っていると勘違いして、ある程度は安らいでくれます。嘘でもいいので、笑顔でいるように心がけてみましょう。いつしか本当の笑顔にかわっていくことでしょう。
誰かに相談することももちろん大切ですし、言葉にすることでぐっと楽にすることもあるでしょう。しかし、実はさらに有効なのが、心が落ち着けるような一人の時間を作り出すことです。何か心に重いトラウマが潜んでいるのであれば、解消されるまで、毎晩月の光を浴びながらヨガや瞑想をしてみるといいでしょう。
瞑想というとなにか宗教的なにおいがしてきてなんだか良い感じはしないなと思うかもしれませんが、自分自身で自分の深層心理をみつめるだけですので、そんなに怪しいものでもありません。どうしてそのことがトラウマになっているのか、どうしたらそこから解消されるのか、自分自身に語りかけ、もっとも適切な方法を考え出すのです。
自分自身で心の内に潜り込む時間を利用して、しっかり月の光を浴びるようにしましょう。うちからも外からも、心を安らげていくのです。
トラウマ体験は過去のものです。そのまま過去におきざりにできればそれが一番いいのです。わざわざ持ち上げて噛み砕いてから吸収して一緒に持って行ってあげる必要なんてないのです。おいていく為には、一つ目でも紹介しましたが、幸福感が必要になります。幸福感は、まだ起こっていないことからでも得られます。
したがって、これから自分に起こるであろういいことを想像して、わくわくすれば、それが自然とトラウマの解消につながるのです。人にはどんなことが起こるかわかりません。あなたにある日突然起こったトラウマ体験のように、今度はその全く逆の素晴らしいことだって起こる可能性があるのです。
想像力というのは不思議なもので、強くイメージすれば実際にその通りになったりもするのです。何度も言いますが、人生には何が起こるかわからないのです。どんな都合のいいことだって、起こる可能性は絶対に0ではありません。自分に都合のいいことばかり想像して、都合のいいことばかり起こるように仕向けましょう。
以上、トラウマからの回復方法のご紹介でした。
いつもどことなく心に暗いものがあり、毎日がどうしても全力で楽しめないという人、是非参考にしてみてください。いつまでも心が暗いままでは、自分がかわいそうですし、もったいないです。トラウマなんて早く忘れて、毎日笑顔ですごせるように励んでみてください。