美意識の高い女性なら、「今すぐに小顔になりたい!」と願う機会は多いもの。特に写真を撮る時には、顔の大小がついつい気になってしまいますよね。ラフなスナップ写真なら手で顔を隠したりできますが、並んで撮る集合写真では誤魔化しようがありません。
出来上がった写真を見て、自分の顔ばかりが大きくて恥ずかしくなってしまった…そんな経験をした人も少なくないはずです。その失敗を繰り返さないためにも、手早く迅速に小顔になれるワザを知っておきたいと思いますよね。
「小顔になるにはまずダイエットでしょ!?」と考え、挫折してしまう人もいるかもしれません。確かに減量も小顔になれる方法なのですが、それですぐに効果を出すことは難しいでしょう。また、結構な量の体重を減らさないと顔にまで効果を出すのは困難です。つまり、ダイエットは小顔になるための即効法とは言えないのです。
対して、今回ご紹介するのはダイエットより気軽で即効性のある方法です。どれも特別な道具は必要ありません。誰でも行える方法なので、ぜひ一度試してみてくださいね。継続的に行えば、効果もよりアップしますよ。小さいね~と褒められるような小顔づくりを目指しましょう!
まず即効性の高い方法として、「耳たぶ回し」をご紹介します。これは自分の耳たぶを前後にぐるぐると回すだけ。これだけで小顔になれるの!?と驚かれるかもしれませんが、これは小顔になりたいと思う人に長く支持されている方法なのです。
耳たぶを回すと首や顔の筋肉がほぐれ、血のめぐりが良くなります。それにより溜まった老廃物やむくみがスッキリし、小顔に繋げることができるのです。写真を撮る前の短時間でも効果がありますから、ぜひ行ってみてくださいね。
自分の耳たぶを親指と人さし指で持ち、それを前方向にぐるぐると回します。5回繰り返したら、後ろ回しも同じように5回行います。両耳とも、同じように行いましょう。血行が良くなり、耳や顔がポカポカするのを感じるはずです。
耳たぶを回すと血行が促進され、代謝も上がります。その時、口を大きく開けたり閉じたりすると運動効果が上がり、より一層引き締まった小顔に近づけますよ。行う時は、「あいうえお」を一文字ずつオーバーに発音するイメージで行いましょう。
次にリンパマッサージです。小顔になりたいと思っている女性なら、基本的な知識は少なからず耳に入っているはず。リンパマッサージの効果は絶大で、長く厚く信頼を得ている小顔法です。積極的に取り入れ、不要なものをためない顔づくりにしていきましょう。
ただし他の方法に比べるとやや手間がかかるのは否めません。また注意事項もありますから、読んで把握してから行いましょう。十分に理解したうえで行うと、得られる小顔効果は倍増しますよ。リラックスする環境で行えばストレス解消になりますし、血行促進で美肌にも繋がります。
顔のマッサージをする時に気をつけたいのが、摩擦による肌へのダメージです。肌が敏感でなくても、強く擦ると肌を傷めてしまいますので、防止策が必要となります。マッサージする時には肌にオイルやクリームをたっぷり塗ったり、タオルを乗せてその上から行うようにしましょう。
では、まずは顔のパーツのリンパを流していきます。むくみやすい目の上は目頭からこめかみ側へ流すように指を滑らせます。ここは特に老廃物が溜まりやすい箇所です。優しくも念入りに流すようにマッサージを行ってあげてください。
こめかみまで指が到達したら、今度は目の下を通り、目頭へ指を戻しましょう。目の下の皮膚は大変薄く、しわになりやすい場所。力の入れ具合はほんの少しでOKです。そして目頭へ指が戻ってきたら、ぐっと目頭をプッシュしてあげてください。
目頭には「晴明」というツボがあるので、目の疲れも同時にほぐすことが可能です。目の上はむくみを流すようにやや強く、下はゆるく弱めに。目周りをぐるっとマッサージすることでスッキリとした印象の目にすることができますよ。
次に気になりがちな頬。ここが張っていたりたるんでいると、顔が大きく見えがちです。小顔になりたいのであれば、必ずほぐして無駄なものを流してあげてくださいね。ここは内側から外側へ向けてマッサージを行います。小鼻の横から頬骨の上下を通り、耳の下に老廃物やむくみを流すイメージです。
また口角から引き延ばすように耳の下へ指を滑らすのも効果的です。頬のリフトアップにも繋がりますよ。頬全体から耳の下まで老廃物をしっかり流すのがポイントです。顔にある余計なものを捨てるようなつもりで行いましょう。
そして肝心のあご周辺です。ここがむくんでいて二重あごになってしまっている…という女性もいらっしゃることでしょう。そんなあごにもリンパマッサージは効果的です。1回でも違いは出ますが、毎日続ければ写真映りのいいフェイスラインに仕上げていくことができますよ。
まずはあご下に両手の親指を入れ、人差し指をあご表面に添えます。二本の指であごの骨を挟むイメージです。親指のほうに強く、人差し指に軽く力を入れたまま左右へスライドし、頬の時と同じように耳下に老廃物を流していきましょう。
上記の目の周り、頬、あごのマッサージを終えたら、最後に耳下に捨てた老廃物を流していきます。これをしないと効果が半減してしまうので注意してくださいね。
耳下へ親指以外の4本を添えて、鎖骨に向かってマッサージを行います。捨てたものを下へ下へ流していくイメージで指を滑らせて下さい。この時もオイルやクリーム、またはタオルを使うのを忘れずに。首は強くやり過ぎて、肌を傷つけてしないがちなので十分な注意が必要です。
鎖骨へ辿り着いたら、よく鎖骨の周りをプッシュし、ほぐします。この時も内から外へ向かうように。そして今度は脇の下へ、手のひら全体を使って流していってください。脇の下まで行ったら、また脇をじっくりほぐしましょう。逆の手の親指を使うとやりやすく、効果的ですよ。
次はいつでも手軽にやれる方法です。ポイントとなるのは背中にある「肩甲骨」。顔がむくみやすい人は肩やデコルテ周辺が凝っていることが多いのです。これは運動やストレッチ不足による血行不良が原因。それを解消するためには肩甲骨が鍵となります。
肩甲骨を動かすと、全身の血行が良くなり、巡りが良くなります。デコルテがほぐれて肩こり解消にもなるし、顔のむくみ解消にも繋がるというわけです。肩甲骨を意識して動かすだけで、スッキリとした顔にすることができますよ。
肩甲骨を効果的に動かすには、背筋を良くし、両肩を大きく動かすのがベスト。両肩を大きく開いて、肩甲骨同士をくっつけたり離したりしましょう。また両腕を大きく回すのも効果的です。肩の力は抜いて、腕を前後に回し、背中を意識的にほぐしてあげてください。
最後にご紹介するのはツボ押しです。これも安定して人気の小顔法だと言えるでしょう。ツボを刺激する際には、呼吸を繰り返しながら気持ち良く行うのがポイント。痛ければ痛いほど効果があるというわけではありませんので、注意して行ってくださいね。
このツボは耳の斜め前下、顔のエラの部分にあります。「口を大きく開けると丁度へこむところ」と覚えましょう。ここを左右、両手の中指でグッと押さえて刺激します。あごを引き締め、小顔にする効果がありますよ。
そもそもこの頬車は下顎関節系に効果があるツボです。あごのズレや痛みの改善にも繋がります。そしてあごのむくみ解消、矯正効果も期待できます。5回プッシュを1セットとして行いましょう。
このツボは首のサイド中央、頸部にあります。首の両側に耳下から鎖骨にかけて斜めに走っている筋肉がありますよね?それの後ろの、喉ぼとけの高さにあると覚えましょう。ここを両手の中指で押さえて刺激しましょう。
ここを押した後に下へ撫で下ろすと、より効果的です。リンパが通っている場所ですから、マッサージの時に刺激しても良いでしょう。血行が良くなり、むくみ改善に繋がります。首のしわを改善し、デコルテを美しくする効果もありますよ。