女性の方でダイエットをしている方は多いですが、中々上手く体重が減らずに苦労をしているという方もいることでしょう。ただ女性によっては体重は確かに減っているのに痩せた感じがしないと感じる方もいることでしょう。
実は痩せるためには体重を落とすだけでは駄目なのであり、本当に痩せて綺麗になりたいのなら、体重ではなく体脂肪を減らさなければならないのです。
体重の落とし方は理解しても、この体脂肪をどうやって落としたらいいか分からないという方もいるでしょう。では実際にこの体脂肪はどう落としていけばいいのでしょうか。
体の脂肪と書いて体脂肪ですが、その名の通りに体に存在する脂肪のことをいいます。何のためにあるのかと思うかもしれませんが、人間が取り込む成分の中で必要のないものは存在しません。この脂肪もエネルギーとして大事な存在なのです。
よく脂肪を燃やして、というような言葉を聞くかもしれませんが、そうして燃やすことで車のガソリンの如く人間にエネルギーを与えているわけです。不足すれば当然エネルギーが作れずに体の活動力が低下してしまいます。運動で疲れやすくなるといえば分かるでしょう。
なので適度に摂取しなければならないのですが、最近は食生活の変化もあり、脂肪を多く摂取してしまう機会も増えてきました。そうして取り入れすぎた脂肪が燃焼されずに残ることで、こうして体脂肪として残ってしまうわけです。
こうして説明されれば分かるとおりに脂肪を全く取らなければそれでいいということではありません。適度に取らなければならないのです。
脂肪は燃やすことでエネルギーを与えると書きましたが、与えるのが必要な場面は当然エネルギーが不足している時です。そしてエネルギーが不足する場面といえば動いて疲れている時です。なので早い話が運動をすればいいわけです。
しかしダイエットをしている方は既に運動をしているので問題ないのではと思っている方もいるでしょう。実際にそれで体重が落ちているだけでなく見た目的にも変化があるのなら、いつも通りに運動をして問題がありません。
一方で運動をしているのに体重は減ったが体脂肪が減った感じがしないという方は、運動が足りないか、そのやり方が間違っている可能性があります。有酸素運動という言葉はダイエットをしている方なら聞いたことがあると思いますが、正にこの運動が体脂肪を減らす意味では大事な運動なのです。
この有酸素運動で一番代表的なものとしてはウォーキングとジョギングがあるでしょう。既にそれらをダイエットの方法として取り入れている方は基本的に問題はないですが、取り入れているのに効果がないという方は今よりする時間を増やすか、自分の歩き方、走り方を確認してみましょう。
運動は少なくとも30分以上はやるようにしないと効果が出ません。先ほど書いたように脂肪を燃やすにはエネルギーとして消費させないといけないので、そのためにもエネルギーとして使うためにそこまで使わなければいけないからです。
歩き方と走り方も当然ダラダラと歩いて、走っていてはエネルギーの消費もよくありません。やはりしっかりと腕を振って足も大きく振るのが一番でしょう。
後はウォーキングもジョギングも当然雨の日はすることができません。ウォーキングに関しては傘を差したり合羽を着れば出来ますが、雨の日だと当然地形的にも視界的にも危険が出てくるので、それで怪我をして運動ができなくなってしまえば意味がありません。
なので室内で運動をしましょう。一番簡単な方法としては階段があるのならそこを昇り降りすることです、そうするだけでも運動として効果があります。もちろん昇り降りすれば音の関係で家族に迷惑がかかることもあるので、あまり音を立てないようにして往復しましょう。
階段がない場合には、段差で昇り降りをするという手があります。玄関でも椅子でも、踏み台を用意しても構いません。とにかく昇り降りできるものがあればいいので、そこでテンポよく運動しましょう。
ウォーキングとジョギング、どちらもやるのが面倒だと思うのなら水泳やサイクリングをするのもいいでしょう。この2つも同じく有酸素運動なので、効果があります。特に水泳の場合は体に負担がかかりにくいので、足に問題がある方はこちらをした方がいいでしょう。
こちらは普通のダイエットと変わらずバランスよく成分を摂っていけばいいでしょう。先ほども書いたように脂肪を全く摂らないのは運動をする際に支障が出るのでいけません。こちらも適度に摂るようにしましょう。
また唐辛子は食べると体内で脂肪を燃やしてくれるという話を聞いたことがあるかもしれませんが、それは実際に事実の話なので、そうした唐辛子を利用した料理を食べてそれで体脂肪を燃やすというのもいい方法です。
ただし、辛い物を食べ過ぎると今度は別の問題が出るので、毎回食べようとするのは控えましょう。実際唐辛子のような辛い物以外でも
といったものも同じく燃焼効果があるので、食事をそうしたのに変えていって摂っていくのがいいでしょう。
こちらは直接的に体脂肪を減らすことではないですが、筋肉をつけることにより、脂肪がつくのを抑えることかできます。ただ女性の方は必要以上に筋肉が付くのはやはり見栄えとしても嫌なものでしょう。
ですがある程度の筋肉なら問題はない、というよりはあまり筋肉がつかない痩せている体だとかえってそちらの方が見栄えとして悪くなってしまう場合があります。男性に比べれば筋肉がつきにくい体質ではあるので、そこまでやり込まなければ必要以上に付くのは抑えることができるでしょう。
ただ逆をいえば筋肉をつけるのは一定の量はトレーニングをしなければならないということにもなるので、毎日脂肪を減らす有酸素運動の他に腕立て伏せや腹筋といった筋力トレーニングを加えてするといいでしょう。
後は食事でも筋肉をつけるにはたんぱく質が必要なので、たんぱく質を摂取するように心がけるといいでしょう。たんぱく質が含まれている食材としては脂質が多いものもありますが、ある程度の量なら適切な運動をしていれば自然に減らすことができるので心配はありません。
・まとめ
見て分かるとおりに実はダイエットの方法とそこまで変わらないので、体脂肪を減らすということはそこまで難しいことではないのです。体を動かすことは脂質を減らしたり、筋肉をつける他に体を健康へと導いてくれます。
運動が苦手という方でも最初からいきなりがっつりと減らすことを考える必要はありません。まずはウォーキングから始めて、そこから時間を増やしたり、フォームの調整をしていきましょう。