本当に強い子ほど優しい子・・そんな子に育てるには

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本当に強い人間とは人のことを思いやれる心をもった優しい人間であるのではないでしょうか?強さにはいろいろあります。周りに物怖じしないから強いのか?自分の意見を通そうとする力が強い人が強いのか?

本当に強い心をもった人間というのは相手の立場になってものを考えることができ、相手に対して愛をもってかかわり合える人間だと私は思います。ではそのような人間に育つにはどうしたらいいのか?それは幼少の頃の体験が非常に大きく関わってくるのです。

愛された記憶は一生の宝物

愛を知らずに育った子

愛を知らずに育った子は愛する事が不器用になります。当たり前のことです。だって愛される事を教えられずに育ってきたのですから。

けれど愛というものは人間の中に最初から誰でももっているものなのです。だからそういう子は大人になった時に苦しむのです。自分の中にある愛に気づいてしまった時・・それをどう表現したらいいのか分からない。

ただそういった子が一生愛の表現の仕方が分からないまま大人になっていってしまうのかというとそうではありません。親からえられなかった愛を社会にでて必死に感じようとするでしょう。スタートは違えど人間は愛に生きてゆくものです。そして悩むのです。

だったら小さい頃から愛など教えなくともいいではないか?と思う人もいると思いますがそれは違います。

人を愛するにはまず自分を愛する人間にならなくては他人のことなど愛せないのです。自分が今ここに存在していい、認めてくれる人がいるそう感じることで人は自分自身の事を愛せるようになるのです。

愛を知って育った子

愛を知って育った子は、人の事を自然に愛する様になります。当たり前のことです。愛という素晴らしいものにつつまれてきたのですから、自分の周りに大切な人ができたら同じようにつつんで心地よい気持ちになってほしいと思うものです。

そしてそういった子は愛されていたという確かな記憶をもっていますから自分に対して自信をもち、大人になったとき対人関係を築く上で非常に有利な武器になることでしょう。

愛されて育ったという絶対的な記憶はその人間にとって一生の宝物になるのです。

あなたができること・・

とってもシンプル。愛することを伝えるただそれだけです。愛をしらずに育った人で愛し方が分からないのてあれば子供の頃に自分がして欲しかったことをたくさんしてあげましょう。

知人にシングルマザーがいるのですが、仕事から帰ると必ず子供の事を抱きしめてママはあなたのことが何よりも大切よということ毎日伝えていたそうです。そのお子さんは立派な人の気持ちを思いやれる心優しい子に育っています。

愛されると人は同じように愛をお返ししたくなります。どうかそのお返しを見逃さないであげてください。どんなに小さなお返しでも全力で受け取ってあげてください。そして子供にとって絶対的な強力な味方でいてあげてください。

ついつい親になると子供をしっかり育てなくてはと叱りすぎてしまったり厳しくなりがちです。もちろんそれもとても大切な事なのですが、1番大切な人を自分が愛して生きていくということを教えることを忘れてはなりません。

子供はご飯だけ食べさせていれば大きくなるなんておもっていてはダメです。大切な大切な愛という栄養をたくさん浴びさせてあげましょう。

そうすれば人を思いやる気持ちが育っていき自然と教養もみについてゆくものです。そして少し道がそれてしまったらそっと諭すように道をただしてあげるのです。

愛された強力な地盤があれば人は自分の事を見失いません。そしてこの地盤を大人になってから作るのは非常に大変なのです。家をすべて壊して建替えるのと同じです。子供の頃にしっかりとした地盤をかためてあげることが親の役目なのです。

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