「好きな人ができたから」「なんとなく合わないなと感じたから」……男性が自分の身勝手な理由で別れ話を切り出してきたとき、あなたはどう思いますか?
どうして私じゃダメなのか、今までの笑顔は全部演技だったのか、自分はどういう行動をとればよかったのか、そしてどうすればこの状況を乗り越え彼と復縁できるのか。様々なことが脳裏をよぎると思います。
でも一番強く思うのが、「このまま別れるのは嫌」ということでしょう。
この状態から復縁するにはどうすればいいか、別れるにしても自分の納得のいく理由をきちんと説明してもらうにはどうすればいいか、失恋のダメージを最小限にするにはどうすればいいのか、の3点についてお話しします。
まずもう一度彼を振り向かせるための作戦を考えます。ポイントはいかに冷静に言うことができるか、です。
筆者は男性ですが、こういった言葉には弱いです。くらっと来ちゃいます。
「私頑張るから!」なんて言われちゃうと「どうしてこんなにも僕のことを思ってくれる人を捨てようとしているのだろう」なんて疑念がわくわけですね。格好つけて「私も前から別れようと思っていたの」なんて言わないほうが絶対いいです。
ただ多くの場合はなんとなくやり過ごされてしまうもの。彼のほうに落ち度がある場合が多いのです。浮気していた、なんて口が裂けても言えるものではありません。
後にも出てきますが、人の心などというものは相当流動的なもので、時間と、場所と、その時の気分によって印象は大きく異なります。
かのアインシュタインが特殊相対性理論を見つけたのだって、「好きな人と一緒にいる時間はどうしてこんなにも短いんだ!」といったことから始まるのです。
説明を求めるにはこの言葉が良いでしょう。どうして彼が別れ話を切り出してきたのか。彼がどもるときこそ何かあるとみて間違いありません。
決して自分本位には責めないことです。感情的になって言葉を発すると必ず後悔することになります。冷静に何をどういえば自分が傷つかないのか考えるのです。「お互い気持ち悪い」……という言葉で上手に説明を引き出し、場合によっては糾弾することです。
先ほども述べましたが人の心というのは流動的なものです。彼が別れ話を切り出してきた、結婚前でよかったではないですか。自分を嫌いになってしまうような側面がある人とずっと一緒にいるなんて危険なもの。それが流動的な関係の中で見えた、というだけなのです。
多くの場合、女性のほうは悪くありません。何も言わなくても彼の心の変化が問題なことが多く、またその心の変化はあなた以外の原因によることが多いのです。
彼のことを忘れろとはいいませんが、復縁できないと思っても自分を絶対に責めないことです。