知らず知らず周りを不快にさせているかも?!ワキガの対策方法

ワキガの対策方法のイメージ画像

汗をかく季節、気になることといえば身体のニオイ。特に「ワキガ」の人にとっては気が気じゃない季節でしょう。

電車やエレベーターなど、人との距離が近く、密室になる環境では特に気になりますよね。

「もしかして私、臭ってるかも…?」なんて、気になってしまう人も多いのではないでしょうか。一度気にしだすと止まらない、気にすればするほど変な汗が出てきて、更に臭っているか気になる…という悪循環に陥ってしまいます。

「もう自分のニオイを気にするのはウンザリ!」「この悩みから解放される方法は無いの?」と思っているあなた、工夫次第でいくらでもニオイの対策が出来るんですよ。

通りすがりの人に、「うわ、このニオイ…あの人…ワキガじゃね?」なんて思われない様に、しっかり対策してお出かけしましょう!

1.とにかく制汗

まず、あの独特のニオイは何が原因なのでしょうか?汗を分泌する「汗腺」という器官には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があり、後者の「アポクリン汗腺」から分泌される汗が、ワキガのニオイの原因となります。

汗そのものは本来無臭なのですが、このアポクリン汗腺から分泌された汗にはタンパク質や脂質をはじめとする栄養分が豊富に含まれている為、皮膚上の常在菌が繁殖する原因になります。その発酵臭があの独特のニオイとなってワキガ臭が発生するのです。

と、いうことは、常在菌が繁殖する原因を絶つのが効果的。つまり、アポクリン汗腺からの汗を極力抑え、常在菌が繁殖しにくい環境をつくることが第一です。

制汗アイテムとしてはスプレーが定番ですが、ワキガの方にはスティックタイプやロールオンタイプなど、密着度の高いものの方が効果的です。出来ればこまめに塗り直して、効果が持続しやすい様にケアしてあげましょう。

2.汗をかいたらとにかく拭く!

とはいえ、制汗アイテムだけでは限界がありますよね。暑い日には、どうしても汗をかいてしまうと思います。そんな時は、常在菌が繁殖する前に汗を拭きとってしまいましょう。

タオル等で拭くよりも、汗拭きシートなど除菌効果のあるものを使うとますます効果的です。常在菌の繁殖がニオイの原因ですから、そのニオイの元を除菌してしまうというわけです。

もちろん、汗を拭きとったあとは制汗スティックやロールオンを塗りなおしておきましょう。

3.コットン素材のインナーを身に着ける

しかし、汗をすぐに拭けない場合はどうすれば良いでしょう?人前でワキの汗を拭くわけにも行きませんよね。その場合は、コットン素材のインナーを身につけておきましょう。

なぜコットン素材がお勧めかというと、化学繊維ではうまく汗を吸収できず、肌表面ばかりか生地上でも常在菌が繁殖しやすくなってしまい、逆効果だからです。

汗をかいても、コットン等の汗をしっかり吸ってくれる素材のインナーを身に着けていれば、汗をその場で拭きとっているのと同じ状況になります。

夏場はなかなか難しいですが、ワキ部分に汗パッドがついているキャミソールなどもありますので、上手く利用して乗り切りましょう。

4.最終的には手術も可能

さて、ここまで読んで、これらすべてを常に心がけるのはやはり厳しい、という人もいるでしょう。そんな方は、思い切って手術してしまうという方法もあります。

最近では、保険適用の手術も浸透してきており、片脇2万円程度で手術が可能なクリニックも増えています。

デメリットとしては、片脇ずつしか手術できず、術後しばらくは腕を上げられないなど、動きが制限されるという点が挙げられますが、一度手術すればもうニオイのことで思い悩んだり、あれこれケアする必要もなくなります。

今後一切ワキガとおさらばしたい!という人には、一考の価値ありと言えるでしょう。

なかなか人には相談できない悩み、ワキガ。自分の身体の特性ですから、向き合うのもなかなかつらいですよね。でも、そんなに悲観的になる必要はありません。

なぜなら、ワキガは原因がはっきりしているから。原因がはっきり分かっている以上、その根元を絶ちさえすればニオイは発生しないのです。ワキガに悩んでいる方は、是非上記の対策を試してみてくださいね。

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る