問題の無い妊婦さんになるために妊娠中におすすめの食材

妊婦さんの時期には、あなたの体の中には2つ以上の命が宿っている期間です。

あなたの食べたい物だけを食べていたらお腹の中にいる赤ちゃんに影響を及ぼす事もあるかもしれません。

とはいえ、基本的には好きな物を食べて過ごさないと、ストレスも溜まりますし、つわりがひどい人は自分の好きな物しか受け付けないとなってはそうせざるを得ませんよね。

ですが、やはり、できるだけ体に良い物を摂取する事が妊娠時には良いでしょう。

ドライフルーツやナッツを甘い物が欲しくなった時に食べましょう

妊娠時によく欲しくなるものとしてあげられる物がアイスクリームで、不思議と普段そんなに食べていない人でも通常の量以上にアイスクリームを食べたくなったりします。

それ以外にも甘い物が苦手だった人も甘い物を欲してケーキやクッキーなどといった物を口にしたくなるのです。

ですが、ケーキやクッキー、もちろんアイスクリームにだって、たくさんの砂糖が含まれていますし、それ以外にも体に不要な物がたくさん含まれていて、赤ちゃんにも悪ければ、あなたの体調維持にも決して良い食べ物だとは言い難いです。

そんな時に代用する物が、ドライフルーツやナッツ類です。

ナッツは甘みはありませんが、体にとても良いものですし、ドライフルーツは乾燥(日に充てた)した事で栄養価を普通の果物として食べるよりも、更に栄養価を多く含んでいる食べ物です。

甘みもありますから、十分甘い物の代わりとして食べられますが、こちらも食べる量には注意して、食べ過ぎないようにしましょう。

白米ではなく玄米を食べましょう

白米は通常時であっても、あまり食べる事をお勧めしません。

というのも、白米は全ての栄養素をそぎ落とした状態ですから、食べても糖分しか摂取できませんが、玄米はありとあらゆる要素が含まれていて、白米よりもやや硬いですから、歯を鍛えることにもつながります。

妊娠時には赤ちゃんに栄養を取られて、歯が欠けたり、いきなり虫歯ができたりして、それが赤ちゃんに感染することだってあるのです。

ちょっと玄米が苦手だなという方は、雑穀を白米と一緒に炊きこみ、それを食べるようにすれば栄養価は断然上がりますし、体にも良いです。

また、便秘改善効果もありますので、よく妊娠時には便秘にかかりやすいとされていますから、毎日玄米を食べて、体に不要な物を貯めこむ事を防ぎましょう。

鉄分の多い食品を摂りましょう

妊娠時には自分では気づかない方も多いのですが、実は貧血になりがちなのですが、その理由は、赤ちゃんがあなたの体から血をとっているからなのです。

もちろん、貧血と病院で分かると、その場で先生が妊婦でも飲める薬を処方してくれるのですが、何となく、赤ちゃんがいる時はそうは言われても薬は口にしたくないというのがお母さん方にはあると思います。

そんな時にはやはり、鉄分の多い食品を摂るようにしましょう。

代表的な物に、ほうれん草やレバーなどがありますが、特にほうれん草は様々なアレンジがききますから、毎日毎食、ほうれん草を何らかの形で摂るようにしてみると良いでしょう。

もちろん、レバーも好きな方はレバニラや、ステーキなどにして食べて、たっぷり鉄分を吸収しましょう。