「どうせ私なんか」が口癖の僻みっぽい性格の女性

男性に比べて多い僻みっぽい性格の女性。別に彼女だけを邪険に扱っているわけでもないのに、すぐに「どうせ私なんか・・・」と言ってへそを曲げてしまう。彼女を相手にしている周囲の人達も対応に苦労します。

いつも自分だけが理不尽に扱われているというプチ被害妄想にとりつかれているのかもしれませんが、そんな僻みっぽい態度では周囲の人達に良く思われるはずがありません。

僻みっぽい態度のために損をすることはあっても、それがプラスに結びつくことはまずないでしょう。そんな僻みっぽい性格を何とか和らげたいものですね。

僻みっぽい性格では損をすることばかり

僻みっぽいということは、裏を返せば誰かに構って欲しいという気持ちの表れではないでしょうか。他人に比べて自分ばかりが不本意な扱いばかりを受けてきたという想いが、いつしか身に付いて僻みっぽさとなって態度に出るようになったのでしょう。

それは彼女達の寂しさの表れでもあると思います。自分も他人と同じように対等に扱ってもらいたい、他の人達に比べていつも自分だけがないがしろにされているように思える。それが、「どうせ私なんか」という口癖になって出るようになってしまったのでしょう。

でも、そういう僻みっぽい性格で得をすることはまずありません。周囲の人達も僻みっぽい性格の人に対してどんな風に声をかければいいのか対応に苦慮してしまいます。皆と同じように声をかけても、ちょっとした用事を頼もうとしても、返ってくる言葉はいつも同じ。

「どうせ私なんか何の役にも立たないでしょ」せっかく楽しい行事があって彼女を誘おうとしても返ってくる返事があの調子じゃ、誘う方としても気分が良くありません。「もう次からは彼女を誘うのは止めておこう」と思われて、声をかけてもらえなくなってしまいます。

仲間内で連絡を廻していた際に、彼女だけ除け者にしたつもりはないのに、彼女に連絡を入れるのが遅れてしまった。それを知った彼女はすぐにいじけた態度になり、口癖の「どうせ私なんか」が出てしまいます。「どうせ私なんかいてもいなくても同じでしょ」。

そんなことを繰り返しているうちに仲間からは面倒くさい性格だと敬遠されてしまうでしょう。

僻みっぽい口癖を直すことから始める

自分の僻みっぽさに気づいたら、早速その僻みっぽい態度を改めるように努めることです。すぐに自分の癖を直すのは難しいことかもしれません。でも、いつまでも僻みっぽい態度でいることは自分ばかりか周りの仲間達まで不快な気持ちにさせてしまうのです。

彼女に接する度に自分の言った言葉の意味を悪く捉えられてしまうとなれば、誰だっていい気はしないでしょう。大切な身近な人達に不快な思いをさせないためにも、自分で改善できることは試してみた方がいいでしょう。

自分を無意味に卑下した言い方ともいえる「どうせ私なんか」という言葉。自分のことを認めようとしないそのセリフを口にしている限りは、僻みっぽい態度を改めることはできません。皆から敬遠されて損な立場に追いやられてしまう前に考えを改めてみませんか？

もう今日からは絶対に口にしない「どうせ、私なんか」というセリフ。そう決意して努力が実を結び、その言葉を口にしなくなった頃には、皆から認められて真っ先に声をかけられる存在になっているかもしれませんね。