もうイラっとしない!自分の話ばかりする会話泥棒女の心理とは?

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周りに一人や二人はいる、「自分の話ばかりする女」。あなたもこんな調子で話を盗られてイラっとした経験ありませんか。

A:昨日、○○に行ってきたんだ。
B:え~私も○○行ったよ。でね、そんときさ、△△で、□□でね…。
A:ふ~ん、そうなんだ。
B:うん。そうなんだ。で、それからね○○で、□□で…。
A:(私も○○行った話をしたいんだけどな…。)

いわゆる会話泥棒です。どんなテーマだとしても、無理やり自分の話に持って行く彼女たち。嫌いなら、距離を置いてつきあうという選択をしてもいいわけですが、なまじっか欠点は自分の話ばかりするのみで、全体的にはいい人だったりすることもあるのですよね。

なので、関係を切ってしまうのもなんだかなということにもなるのです。今回は、自分の話ばかりする会話泥棒女の心理に迫りたいと思います。彼女たちの心理を理解できれば、もうすこし暖かい目で見守ることもできるかもしれません。

自分の話ばかりする女をタイプごとに分けてみる

自分の話ばかりする女は、以下のようにタイプ分けできます。

  • せっかち。
  • 本人が場を盛り上げていると勘違い。
  • 一定量の言葉を吐き出す場が他にない。
  • 話を聞くトレーニングを受けていない。
  • 自己承認欲求が強すぎる。

自分の話ばかりする女は、上の属性の一つだけを持っている場合もあれば、複数を持っている場合もあります。

せっかち

人の話を聞いていられないのは、「せっかち」な性格ということも原因があります。的を得ない話をする人がいると、「それはつまりこういうことだよね」「私ならこうするけど」などと、口をはさんでしまって、人の話まで仕切ってしまうタイプの人です。

本人は場を盛り上げたと勘違い

会話には流れがあります。ずっとどっかんどっかんと盛り上がるのはまれで、フリは静かに始まり完結した時点で話の盛り上がりをみせるというパターンだってありますよね。

しかし、他人の話を盗って自分の話ばかりする女は、最初からフルスロットルのテンションでないと場が盛り上がっていないと思い込んでいる可能性があります。

一定量の言葉を吐き出す場が他にない

女性は、その日の自分の身の回りの出来事や感じたことを、一定の量以上、言葉として吐き出さなければストレスがたまる生き物です。

例えば、夫が仕事から帰って疲れているところに、妻が近所のことや子供のことなど今日あったこと(そして特に結論もオチもない話)をつらつらと話して夫に嫌がられるありがちなひとこま。日中、妻は育児にかかりきりで一定量言葉を吐き出せるような大人と話をしていないと特にそうなりがちです。

妻だって夫が仕事で疲れているのはわかっています。でも言葉を放出しなければならないのです。なので、妻は夫が帰ってくるのを待ち構えています。

つまり、自分の話ばかりする女は、一定量の言葉を吐き出すべき相手が他にいない可能性があります。たまたま、あなたと話をする時間を、言葉を吐き出す時間にあてているのかもしれませんね。あなたは先の例の夫役をやらされているのです。

恐怖の悪循環

しかし、いくら本人がいい人だっとしても、自分の話しかしない女に対して自然と人は距離をとるようになります。つまり、言葉を放出すべき人材の不足が慢性的に発生するのです。

彼女たちは、常に自分の話をできる場面を探し求めざるを得なくなり、自分の話をできる場面をゲットしたら、もちろん自分の話だけをするので、また人が離れていきます。ますます自分の話をする場面を自分で減らすという悪循環に陥るのです。

話を聞くトレーニングを受けていない

自分の話ばかりする女にイラっとするということは、あなたは「自分は人の話を聞けている」と自負しているのかもしれません。では、なぜあなたは人の話を聞くことができるようになったのでしょうか。

私たちは、話を聞くというトレーニングを学校で受けるわけではありません。あなたが人の話を聞けるのは、あなたの話を聞いてくれる人がちゃんといたからではないでしょうか。

もし、自分の話ばかりする女が、自分の話ばかりする人しか周りにいないという環境で育っていたとしたら、彼女たちのことばかり責めることもできないはずです。教えてもらっていないことを、自発的に気づいて直すということは、誰にとっても、かなり難しいことです。

ましてや彼女たちは「人の話を聞かない」のですから、「人の話を聞こうね」という話自体も聞かないでしょう。さらに更生が難しいわけです。

自己承認欲求が強すぎる

彼女たちは、人一倍「自分が好かれたい」「自分を知ってほしい」という気持ちが強いのです。今の自分を認めてほしいという気持ちで必死ゆえに、「この人、自分の話ばかりだな」と周りから冷ややかに見られていることに気が付きません。

ところで、自分の話ばかりするという行為は、相手の話を聞きたくないという意志の表れでもあります。相手の話を聞きたくないということは、「相手の考え方を受け入れたくない」ということです。彼女たちは、「自分は変わりたくない」と切に願っています。

先の自己承認欲求と合わせると、自分は全然相手に合わせる気はないけど、そんな自分を相手は認めるべきだ。

つまり、自分は変わらずに周りが変わるべきだという考えを持っているということになるわけです。結局、そんな考え方を本人が改めない限り、自分の話ばかりするという行為も改めることができないということになりますよね。

会話泥棒される方の心理

では、なぜ自分の話ばかりする女にイラっとするのでしょうか。それは、あなたも「自分の話を聞いてほしい」と思っているからではないでしょうか。誰だって他人に自分のことを大切に扱ってほしいのです。

あなたが自分の話ばかりする女にイラっとするのは、あなたの話を彼女が聞こうとしないことで、彼女があなたのことをないがしろにしていると感じるからです。

ここまで、自分の話ばかりする女の心理をいくつか見てきました。自分の話ばかりして、他人の話を聞くことができないということは、「自分は人の話を聞くことができない人間ですよ」と自らふれまわっているようなものです。

自己承認欲求の高い本人が、自分で自分の評判をおとしめているのです。なので、そんな彼女たちとは、「ああ、この人は悪循環に陥っているな」と冷静に眺めるというつきあいかたがベストだと思われます。

泥棒されるがままであり続ける必要はない

確かに会話泥棒されることはあまり気のいいものではありません。しかし、大人であるあなたなら、余裕のある時は話を聞き、余裕がないなら適当に話題を変え、席を立つなりして相手の話から逃れるなどの対処の仕方を知っているはずです。

相手が泥棒だとわかっているのなら、ドアや窓を開けっ放しにして泥棒されるがままでいる必要もありません。

自分の話ばかりする女がどのパターンに該当するのか見定めたら、泥棒せざるを得ない心理を理解して、あなたのおうちは防犯対策をしっかりしたうえで、穏やかに見守るという方法がベストだと思われます。

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