女性の体は非常にデリケートで少しの変化に敏感に反応するものです。特に生理や妊娠など婦人科に関わるものについては特に敏感なものです。生理による症状と妊娠初期の症状など似たような症状もあり、個人によって症状も様々です。
それゆえ不安になることが多いのも事実です。妊娠初期症状にも頭痛や吐き気などのように体調で判断するものとおりものなど分泌物で体の変化を判断するものとあります。
妊娠については、妊娠検査薬で分かるものですがそれ以前にいつもと少し違うなと思ったら気をつけたいものです。妊娠初期症状としてはどんな症状があるものなのでしょうか。
生理予定日後の一週間くらいからいつもと違うなと思う症状がでるのですが生理予定日前から変化のある場合もあります。
通常は生理予定日になっても生理が来ないことで妊娠を疑うことが多いのですが、生理予定日前から吐き気が出てしまったり、逆に生理不順だと思っていたら妊娠だったというくらい変化が少ない場合もあるくらい妊娠を自覚できる症状には個人差があるようです。
もともと、生理前の症状は風邪の症状と似通っているのですが妊娠初期症状もこれに似ているので分かりにくいこともあります。あくまでも目安なのであまり気にしすぎず、もしかしてと思ったらきちんと検査を行いましょう。
様々な症状があるのですが、実際によく聞かれる症状や判断できやすい症状がいくつかあります。そのひとつがおりものです。ですが、妊娠初期症状では吐き気などの体が感覚で感じる症状以外で目で見て判断できるもののひとつと言えます。
いわば、おりものはガード役でばい菌などが入らないようにすると共に一定のうるおいを保つためのものです。排卵期には粘つきが出てきますし、排卵期をすぎるとさらさらになるのが特徴です。
自分自身の普段のおりものの量や時期など普段から把握しておくことが気づくことにつながるものです。
排卵日から計算して心あたりがあったり、おりものが通常より多く生理が予定日になっても来ないなどの場合は検査したほうがよいでしょう。
その他、おりものの匂いや色などの変化が見られるようです。どちらにしても、いつもと違うと感じたら妊娠という意味だけでなく他の婦人科の病気などの早期発見にもつながりますので検査をすることをおすすめします。
中には、今まで好きだった香水の香りを受け付けなくなってしまうこともあるそうです。他には食べ物の嗜好の変化や妊娠性鼻炎と呼ばれる唾液や鼻水が増えるという症状もあります。
あまり神経過敏になってしまうとストレスを引き起こしてしまいますので生理が来るか来ないかをひとつの目安としてこれらの症状を自覚したら、産婦人科での受診か妊娠検査薬で調べるとよいでしょう。
起きていられないほどの眠気が出る場合もあり、これを眠りつわりと言います。眠りつわりが出る場合は気をつけてできるだけ休むようにしましょう。
他にはめまいや頭痛や下半身の痛みなどがあります。あくまでも人によって症状は異なりますがこれらの症状の場合は無理をして動いていると危ないので特に気をつけたいものです。
産婦人科では対処法の指導やめまいに対する鉄剤を処方するなどをしてくれますので早めに受診しをして相談しましょう。
妊娠初期症状は個人差があることはもちろんのこと他の症状と似通っていることが多いので判断に困ることもあるようです。怖いのは自己の勝手な判断で風邪薬や頭痛薬などを飲んでしまったり、他の子宮の病気が潜んでいることを気づけなかったりすることです。
体はそれなりにサインを出しているものです。
それに気づくには普段から自分の生理周期を基礎体温を付けるなどしてきちんと把握することやおりものの状態などを把握しておくこと、下腹部の痛みや腰痛などがあるかどうかと自分の症状を知っておくことが重要です。