仕事が忙しくてどんよりした気持ちが続いてしまう時、恋人からの連絡が来ない時、友達に裏切られたり、大事に思っていた人が離れていってしまったり。
時に思い描いていないような悲しみにあって心が苦しくて息も出来ないと感じてしまっている人もいるかもしれません。こうしなければならない、といった固定概念に窮屈を感じている人もいるでしょう。
そんな時自分で自分の心を解放(開放)出来て幸せに導いてあげることが出来たのなら幸せですよね。自分で自分の幸せに向かってあるいていける5つの方法についてご紹介します。
苦しい事や悲しい事でいっぱいになってどうしようもない時には無理にどうにかしようとするのではなく、「これが私に必要だったもの」とそのままその出来事や自分でやってしまった失敗なども受け入れてみることにしましょう。
「え?そんな事していいの?」と思われた人はもしかしたら小さい頃から「失敗してはいけない」「いい子にしていないと悪いことが起こる」「世間の言うことを守れないやつは悪い奴だ」と言われてきていたのかもしれません。
いつの間にかそういった「○○しなければならない」といった概念通りに出来なかった自分を自分で責め続けてきた事があなたの心を苦しめてきた原因です。
だからこれ以上自分を責めるのはやめてみましょう。すると本当は悲しかった、寂しかった、甘えたかった、許されたかったという子供の時に感じていた素直な気持ちが溢れてくることでしょう。
大人になった今あなたを大事に出来るのはあなた自身です。過去に縛られず許す事で自分自身を解放に向かう努力をしてみましょう。
どうしようもなく心が苦しい時、何がそんなに苦しいのか聞いてみましょう。理由がはっきりしている人は自分で解決できるかどうか考え、自分ではどうしようもならないのなら周りの人に助けを求めましょう。
紙に書いて理由を整理するとおのずと心も整理されて行きます。また、誰かに傷つけられたり、会社の同僚と合わないといった場合で苦しくなっている人は過去にそういった事を両親や家族からされていなかったかを思い出してみましょう。
「え?家族が関係あるの?」と思ってしまう人もいますが小さい頃両親に言いたかった事やして欲しかった事を言わずにいると同じような事を言いたくなって似たような出来事を引き寄せるという鏡の法則というものがあります。
自分のルーツである両親や幼い頃の自分と向き合って行くとそういった自分の本当の声が聞けるようになるでしょう。苦しい心を解放する一つの方法です。
「自分はだめだ」と苦しい心を抱えていると思いがちになってしまいます。そんな時は「私は心から素晴らしい人間だ」と口に出して言ってみましょう。
この方法は自分を責めてネガティブ思考に陥りやすい人におすすめしたい方法です。「私は心がいつも清々しくて幸せだ」と言ってみるのもいいでしょう。
口に出して言ってみると何かしらの反応が出るようになります。例えば「だんだんそう思えるようになってきた」だったり「全然そう思えない!」だったり、「その言葉を口にするとイライラする」といったものです。
どれがいいとか悪いとかではなく、その反応に対して自分がなんでそう考えるのか、という事を突き詰めていくと、どうしようもなく苦しい心の在りどころにたどり着けるでしょう。
なんでこんなに心が苦しいのか分からない人にとってはどうしたらいいのかがわからなくて不安にもなりますよね。それでも幸せの方向に向かいたい、幸せになりたいと一歩足をすすめているのなら是非この方法を試して自分と向き合ってみてくださいね。
心が苦しい事にいっぱいいっぱいになってしまって何も考えられない、といった人は空を見上げてみましょう。人はエネルギーと自然に囲まれて生きています。空を5秒間見上げるだけでも人間が本来持っているエネルギーが回復されて行きます。
心が苦しい事に囚われすぎてくると元気や覇気といった「気=エネルギー」が減少し始めます。人はエネルギーがなくなってくると身体に異変が起き、病気になります。
「病は気から」と言われているのはそのためです。けれど頭がいっぱいになっていると何かを考えるのも嫌な時ってありますよね。そういう時は風に流される雲と空を見て心を解放していきましょう。
次第に呼吸が楽に感じられる瞬間があればエネルギーが満たされている証拠です。少しずつでいいので自分を癒していってあげましょう。
朝の時間帯がおすすめです。あなたの心がゆる~っとして開放感に満たされあったかくなって来た時にそこに幸せがどんどんやってくるでしょう。
「理由はわかっているけど心の解放が分からない」と悩んでいる人はこの方法をおすすめします。上司や先輩からの嫌がらせに困っている、だとかいつもからかってくる人がいる、など。
もちろん対人関係だけではなく、事業が思ったように進まず何かに邪魔されているように感じる、といった出来事も同様です。
こういった出来事はあなた自身に「そっちの道じゃないですよ」「何かをし忘れてますよ」「環境や考え方を変えてください」という合図だったりします。
けれどそれが分かっていないと通行止めを無視して前に進んでしまうと壁や人とぶつかってしまうのです。
けれどそういった「嫌だな」「大変だな」というものにぶつかった時には「幸福のチケット」と言われるくらいですから、その大変の中に一つの光が入っているのだという事を信じましょう。
光があれば闇があるように、ぶつかったり、苦しかったりするその心はその反対にある「心が幸せになるもの」を見つけるために存在しているものだったかもしれないし、「善き人を見分ける」ために存在した嫌な人だったかもしれません。
出来事にいい、悪いはありませんが、きっとあなたが苦しむのには理由があり、必然的に起こっています。苦しい心を解放に向かわせ、幸せの道はいつもその苦しい闇の先にあることを心のどこかに覚えておくとよいでしょう。